KANさん
KANさん、こんにちは。
ゲルギエフ盤が良かったようで、私も安心しました(^^♪
あ、それから、廃棄はしてません。中古CDを買い取る所で、売りました。
アムステルダム・コンセルトヘボウに行かれたそうで、羨ましい(^^♪
私も、アチラの演奏会にちょっとだけ行ったことがありますが、
クラシックの本場での演奏会は、雰囲気が良いですね(^^♪
そこで、この際なので、私もとっておきの自慢話?を一つ。
ここ以外にこんなこと書く場所が無いので、FUKUさん、すみませんが書かせて頂きますm(__)m
私、昔、ニュートンの生家に一人旅をしたことがあります。
ニュートンの伝記などにある町グランサムから、10㎞くらい離れた小さな村にあります。
(伝記では、グランサム、とありますが、私が現地の人に聞いた発音では、グランタン、と聞こえました。
何度か聞き返したのですが、やはり、グランタン、です。耳が悪いのかなぁ)
あ、そうだ、グランサム?グランタン?の駅前に、アイザック・ニュートン・ショッピング・センター
というスーパーが、ありました。
私、これを見た瞬間に、あ、来たー!と思いました。
これ見ただけで、帰ってもいいくらい笑
さて、生家に着きました。村までバスで30分くらいです。
そうそう、バス乗り場が確か13番くらいまであり、どれに乗っていいかわからず、
そこに立っていた男性に訊きましたが、この男性、俳優のロジャー・ムーアそっくりでした。
余計な話ですが(;^_^A
さて、ニュートンの生家で。
そこには、来た人が記帳するノートがありました。
んでもって、私も日本国、以下名前、と漢字で書きました笑。
そうしたら、管理人さんが、そのノートのある部分を開き、更に、ある人物の写真を持ってきて
この人が、わかるか?というのです。
私は、もちろん即座にわかりました。あの車椅子の天才、ホーキング博士です。
そのホーキング博士もここに来た、そして、その当時は、まだサインが出来た、と言うのです。
ヒェー!俺って、ホーキング博士と同じノートにサインしたんだ!
と、舞い上がってしまい、ちょっとした失敗をしました。それは、ホーキング博士のサインを
写真に撮るのを忘れたのです(;'∀')
あ、リンゴの木もありましたよ。その木に繋がれている幸せな犬がいました笑
2時間ほど、そこで過ごしてニュートンに浸り?帰ろうと思ったら、たった一人で来た東洋人が珍しかったのか、管理人さんが、ニュートンが洗礼を受けた教会がある、そこを見ていかないか?と誘ってくれました。
私は二つ返事でOK。
村の中、1㎞ほど離れた教会まで連れて行ってくれ、教会の隣に住んでいる
教会の管理人兼オルガニストの家に案内してくれました。
今度は、その人の家に上がらせてもらい、紅茶と手作りビスケットをご馳走になりました。
その教会の管理人さんの、お名前は、なんとアイザックさんです。下の苗字は忘れました(;^_^A
奥様と二人暮らしのようでした。
そして、娘さんが、二人いて、一人は、なんとカナダの大学で数学を教えているそうです。
ヒェー、まだ若いのに、こちらも天才じゃないか!
もう一人は、ロンドンでミュージシャンをしているそうです。
あ、そうそう、グランサムを、グランタン、と言ったのは、この管理人さんです。
私は、グランサムと記憶していたので、2,3回聞き返したのですが、グランタン、と聞こえました。
その後、隣の教会に行き、いろいろ説明を聞きましたが省略。
あ、ニュートンが洗礼を受けたときの聖水を入れる容器?も当時のままです。
そして、オルガンを弾いてくれました。聴衆は、私、たった一人です。
そうそう、オルガンに空気を送るのは、今は電気だが、昔は、子供たちが、ふいご?を動かしたそうです。
誰の曲が好きか?と訊かれたので、バッハと言ったら、バック、と訂正されました笑
ということで、バック、の曲を何曲か演奏してもらいました。
私一人だけの演奏会、しかもニュートンが洗礼を受けた教会で。
こんな贅沢はあるでしょうか?
最高のひと時でした。
長文失礼しました。
泉さん
楽しいお話をありがとうございます。私は星も見ますのでニュートンは神様の法則を教えてくれた預言者のような存在です。使っている望遠鏡もニュートン発明のニュートン式反射望遠鏡です。
ニュートンゆかりの教会でのオルガンの生演奏も多分私が聞くことはない思いますが、そのような経験を持っておきたいと憧れています。
最近はスマホにヘッドホーンで音楽を聴く人が多く、ビートルズファンの人が最近のソフトをヘッドホーンで聴いてこんな音が入っていたのかと驚いたと言っていました。こうなると高級オーディオの存在意義がわからないというのですが、私は曲を聴くか音楽を聴くかの違いと感じました。私は耳だけでなく全身で空気の振動を感じたいようです。そのためにも生の音楽を聴いた経験を基準に持っておきたいです。
オーディオと文化の関係
泉さんのニュートンの生家の訪問と教会のオルガンを一人で聴いた体験談は、とても私には好ましいお話でした。投稿ありがとうございました。オルガンによるバッハの曲の演奏は、感動的でしたね。泉さん一人だけの演奏会、しかもニュートンが洗礼を受けた教会でのオルガンの演奏会の映像が目に浮かびます。
また、KANさんの、アムステルダム・コンセルトヘボウでの演奏会の体験、ありがとうございます。ヨーロッパの演奏会の思い出は、きっとKANさんオーディオに良き影響を与えてくれていると思います。投稿ありがとうございます。
このお二人の逸話を聴いて、私は、お二人はヨーロッパ訪問で、民衆の中にある音楽文化というか身近な生の音楽体験をされたのではないかと思います。クラシック音楽は、ヨーロッパでは、特権階級の趣味ではなく、生活の中で楽しむ音楽文化が根付いている基盤が、ヨーロッパにはあるようです。手軽に音楽を聴ける場所が存在する文化があるのがヨーロッパだと思います。この感覚がオーディオで音楽を聴く時に、とても役に立ち、音楽の垣根をとりはらい、自然に感動へ導いてくれます。
文化を知らないと、高い解像力にこだわり、装置だけにこだわるようになってしまい、だんだんと音だけを聴くようになります。また、音楽ソースも録音の良いものばかりで、演奏の素晴しいものを聴かなくなります。すると、何か大切なものが失われていくようです。そしてオーディオから遠ざかってしまうようです。これに似た環境が、まさに今の私の2組のタンノイの使用の状態に似ていると思ってきました。これをどうとらえて改善していくのかを考えていく良ききっかけになりました。以上は、お二人の投稿に関する、私の感じたままの感想になります。これからもよろしくお願い致します。
泉さんの”自慢話”楽しませて頂きました。
「一人だけの演奏会、しかもニュートンが洗礼を受けた教会で」なんという贅沢でしょう。バッハ(ではなく英語発音でバック)の音楽が天井に響く様子が想像できます。本当に至福の時ですね。また、楽しいお話をお願いします。私の自慢話は...。今後のためにとっておきましょう。
泉さん、今後も宜しくお願いします。