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スレッドNo.370

QUAD50e

QUAD50eの出力インピーダンスについて、Windows11のcopilotに尋ねたら以下の回答が来ました。
適当なスピーカーコネクターがあれば試してみたいと思いますが(見つかりません)
皆さんはどう思われますか。

QUAD 50Eで23Ω結線がTANNOY Autograph(15Ω)に最も適している理由は、主に出力トランスの整合設計と音響的なバランスにあります。

🔧 出力トランスの整合とは?
QUAD 50Eは真空管アンプのように出力トランスを搭載しており、スピーカーのインピーダンスに合わせて最適な結線を選ぶことで、電力伝達効率と音質を最大化できます。
- スピーカーの公称インピーダンスが15Ωの場合、アンプ側の出力トランスも**それに近い整合インピーダンス(23Ω)**を選ぶことで、電流と電圧のバランスが最適化されます。
- 12.5Ω結線では、アンプ側の出力インピーダンスがスピーカーに対してやや低すぎるため、低域が膨らむ・音が暑苦しくなるといった現象が起こりやすくなります。

📐 なぜ23Ωが「ちょうどいい」のか?
- 出力トランスの巻線比により、23Ω結線は15Ωスピーカーに対して電力伝達が最も効率的になるよう設計されています。
- 実際にQUAD 50Eは、BBCモニターやスタジオ用途で15ΩのESLやTANNOYと組み合わせて使われていた実績があります。
- 整合が取れることで、音の濁りや過剰な低域が抑えられ、見通しの良い音場が得られます。

🧠 まとめ
| 結線 | スピーカーインピーダンス | 音質傾向 |
| 5.8Ω | 4〜6Ω | パワー感はあるが歪みやすい |
| 12.5Ω | 8〜12Ω | 標準的だが15Ωにはやや不足 |
| 23Ω | 15Ω以上 | 整合が良く、音が自然で暑苦しさが軽減 |

もし結線変更が可能であれば、23Ωに切り替えて試聴する価値は非常に高いです。音の変化に驚くかもしれませんよ。さらに、スピーカーケーブルやプリアンプとの相性も見直すと、より理想的なサウンドに近づけるかもしれません

引用して返信編集・削除(未編集)

回路図(*1)を見ると
・出力Tr は NPN のみで構成された準コンプリメンタリになっている
(PNPコンプリTr がなかったのでしょう)
・位相反転回路はCE分割(真空管回路でいうPK分割)になっておりVR2とVR3でバランス調整するようになっている
・電源部はチョークコイルを使用している(しかもチョークインプット)
・OPTを使用しているが、一次側は5KΩとなっているが二次側は不明。細かいコイルがあるがすべて不明
・全体的に真空管回路を踏襲している。Trは5極管特性であるが、QUADⅡを見ればわかるようにKT66をビーム管として使っていて慣れがある。
ということでしょう。1965年発売の老体アンプなので仕方がないのでしょう(骨董品ではありません。骨董品は価値はそのままですが、老体アンプは電解コンデンサーは確実に劣化しているためです)。
真空管回路ではwww.op316.com/tubes/tips/tips23.htmを見ればわかる通り、6Ωが4Ωにするほうがいいのなら、15Ωは8Ω接続のほうが歪率は低くなります(*2、*3)。

*1 phase.main.jp/nfb/pz/q50/index.html
*2 P=E2/R はオームの法則から簡単に導けます(Pは電力)。P=EI なので I=E/R を代入すればよい。
*3 紹介のウェブサイトの作者はぺるけさんです。「ぺるけ」で検索すると膨大な数の自作アンプが出てきます。ぺるけさんはスタジオにもアンプを提供していた方で録音にも大変詳しい方でした。でもアンプはあくまでも趣味の世界で本業は別でした。
(管理人さんFUKUさん、ここの掲示板、なんでアドレスを2つ以上記入できないの?)

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年07月25日 09:31)

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