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スレッドNo.67

四万十メッシュでヤマザトタンポポ見られず。

こんにちは。
ヤマザトタンポポに関心を持つあまり最近頭の中がヤマザトタンポポ一色になっている気がします。
今日はいの町の個体群と比較するために四万十のメッシュを探索してきました。
四万十メッシュでは2020年に複数の方がヤマザトとして記録なさっており、メッシュの位置と「車道沿い」という条件から探索範囲は相当に絞れますから、これも確実に観られるだろうと思っておりました。
ただ、そういう楽観的な姿勢は殊ヤマザトタンポポにおいては裏切られるもののようです。
メッシュ内のすべての車道を行ったつもりですが、とうとうヤマザトタンポポは見られませんでした。
周囲のメッシュでは2020年の調査でキバナシロタンポポが記録されており、これも期待しましたがシロバナタンポポばかりでした。
キバナシロタンポポが白花に混じって時たま黄色の花を付けるものだとすると、シロバナタンポポの盛りを過ぎたこの時期に探すのは悪手ですね。
この辺りのメッシュは既に今年の調査でサンプリングされていますが、それでもヤマザトは上がってきていないようです。

帰りに今年2月にキバナシロタンポポが採取されている七子峠にも寄ってみましたが、観たのはシロバナタンポポだけです。
ヤマザトタンポポは山陰では普通と聞きますが、高知ではなぜこんなにも少ないのか不思議です。
最後5月に檮原の個体群を捜しに行って今年はおしまいかなと思っております。

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昨日のHPの更新で整理番号3944191のヤマザトタンポポのサンプルがアップされていました。
四万十金上野のヤマザトタンポポは健在のようです。
探しているつもりでも見落とすものだと自覚できました・・・。

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AKR1948 様、こんばんは!
この法面に局在していたのですね。
次行く際にしっかりチェックしておきます。
金上野近傍の峯の上のメッシュは、このメッシュに掛かる車道自体がほぼ1本であるためまず見落としは無かったと思います。
周囲が何となく最近綺麗に整備された雰囲気がありました。

たんぽぽが精力的に記載された1930年代の当時からだいたい90年が経ち、当時の記録にまで遡ることがどんどん難しくなる一方ですが、ポジティブに考えると今が最後のチャンスなのかなと考えています。
戦後の拡大造林で一気に環境が変わり、それを経てなお残ったかつての環境を維持してくださっている農林業従事者も、もう10年もすればいよいよ現役ではいられなくなるはずです。
特にたんぽぽのように人の暮らしと関係の深い植物を観るのは今のうちだという思いが、今回のヤマザトタンポポ探しでより一層強くなりました。
同時に、山奥の廃村にもよく進出していたセイヨウタンポポの強かさに感心せずにはいられませんでした・・・。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年04月23日 22:17)

やまなこうへいさま すごい行動力ですね。
旧窪川町金上野のヤマザトタンポポの生育地は国道56号の法面です。一度しか行ったことがありませんが、N 33.18052 E 133.13981あたりです。
四万十市方面に向けてやや上り坂になった道路の法面にシロバナタンポポと混生していました。生コン工場が目印です。登りつめたあたりでは、道路から少し離れた草地にも生育していました。
ここも、いの町清水上分の生育地と同じく、分布はごく狭い範囲に限られており、自然分布とするには疑問を感じます。
梼原町は各所に分布し、愛媛県の生育地とも連続することから、自然分布と考えます。
タンポポは人の生活と密接に関連している植物ですので、意図的・非意図的に人の活動に伴って分布が拡大することが考えられます。
分布を考察する上では難しい植物ととらえています。

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