春は名のみの・・・
昨日はお天気も良く、気温が上がりそうだったのでタンポポ調査に出かけました。
自宅周りでは、あまり見かけないので海岸に近い土佐市新居、宇佐方面に出かけたものの、全くの空振りでした。
海岸近くから県境の山々が見えたのですが、山の頂には白い雪をかぶっていて、例年になく季節の進行が遅いと感じられました。
「春は名のみの・・・」や「 緑なす繁蔞は萌えず 若草もしくによしなし・・・」といったフレーズが浮かんできました。
タンポポの本格的な開花はまだ先になりそうです。
土佐市新居の新居小学校付近は、キバナシロタンポポが集団で生育することが全国で初めて確認された場所です。
そこが現在どのような状況か気になって確認してきました。かつて、学校の畑とその入り口としてよく管理されていたタンポポの生育地は、草ぼうぼうで、タンポポが生えるような環境ではありませんでした。生育地が消えないか、ちょっと心配です。
８日：～室戸市国道55号沿線、今回もタンポポ見ず。（ドライブ目的が「サバらしい日々」だからタンポポ無くてもＯＫ）
１１日：中土佐町の久礼川・上ノ加江川周辺タンポポ見ず。帰りは土佐市～浦ノ内湾へ。
戸波浦集会所過ぎた辺りにタンポポ十数株発見も、花無し・タネ（黄土色、昨年末から開花続いていたセイヨウタンポポ？）のみ。浦ノ内中学校近くでやっとシロバナ数株開花を見つけ１サンプル採集。
今咲いているのはアブラナ・タネツケバナ・ホトケノザ・オオイヌノフグリくらいで、コショウノキはまだ蕾。開花期は昨年より半月位遅れている気がします。
