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スレッドNo.141

劇場版ベルサイユのばら

サクランボ様・皆様、すっかりご無沙汰して申し訳ありません🙏
ご無沙汰もご無沙汰、もう1年を軽く超えてしまいましたが、皆様、いかが
お過ごしでしょうか?寒波に、インフルエンザやコロナ、ついでに物価高
日本も毎日大変ですよね。

あまがえる様、ご無沙汰してるうちにお引越しって💦
ようやく慣れた頃にお引っ越しなんて〜( ; ; )荷造り、手続き、大変ですよね。
劇場版の音楽…私、ほとんど耳に残らず、今風の音楽に置いてけぼりをくった
感じです😂
普段からこういった音楽を聴かないので全くわからない、音楽に関しては感想
も無…(°_°)
オタクの常としてもちろんCDは買うのですが、お引っ越しが落ち着かれ
ましたらどうぞ映画版の音楽についての手ほどきをお願い致します🙇

スミレ様、こちらこそいつもありがとうございます。お体の不調心配です。
早く良くなられる事祈ってますね!またたくさんお話したいです♪

さて、新作映画ベルサイユのばらの上映開始!のんびりかまえてたらもう、
皆様ご覧になって、ひゃあああ出遅れてしまいました(^^;;;)
先日、遅ればせながらようやく見てきました〜!

まずは、新作の発表からなかなか実際の上映について情報が見当たらず、このまま
立ち消えかなあと思ってましたから、今回、映画の完成・上映、そして観ることが
できたことはとても嬉しくてありがたいことと制作関係者の皆様には本当に感謝です。

感想につきましてですが。
えーっと、大雑把に前半はアントワネット様、後半はオスカル様が中心だったのか
な、と思いました。
最初はアントワネット様お輿入れお祝いムードそのままに、現代の手法(たぶん)ふんだんに
活用して花や花吹雪舞い散り、ドローンを使ったかのような上空から見た
花嫁行列、煌びやかな本物さながらの宮殿外観に内部、衣装、などなど、どれを
とっても目がちかちかするほどの華やかさ⭐️
細やかな模様やたくさんの色使いはさすが令和、技術の進歩ですよね。
後半はバスティーユ襲撃での大砲や鉄砲を使った戦闘シーンは映画館ならではの音響
とド迫力で、映画館に見に来てよかったなあと思いました。

原作に忠実?ということらしいのでアニばらとは比較せずに、単にベルサイユ
のばらの「映画」を観た感想と致しまして。
うーん…良くも悪くも、サラーっと、あまり込み入ったことには立ち入らず、
時間の関係上、原作からピックアップしたエピソードを追って行ったみたい
な印象を受けました。
いろとりどりの具材で見た目綺麗だけど出汁が入ってない茶碗蒸しみたいなー
(変な和の例えですみません💦)
膨大な物語の中からエピソードの取捨選択は必須でそれはわかるのですが、それぞれ
が点と点ばかりでは、そこに至る伏線もないと唐突過ぎて見てる方は繋がらない
感じ。(内容知ってますから唐突でもわかりはしますけども)
たぶんその線の部分を歌で表現、というのが今回の手法だったのかもしれませんが、
これがまた💦
歌はよく聴こうと意識しないと歌詞が聞き取れないし、しかもたまに歌がセリフに被ったり
してたし〜
伏線が少ないからポーンポーンポーンと跳ねまくりながら話が進んでいきました💦
しかも前半後半でアントワネット様からオスカル様に焦点がシフトチェンジ
しちゃってるから、どちらも中途半端…
後半出番なし(…)のフェルゼンの、生涯を賭けた命懸けのアントワネット様に対する
愛が単なる若かりし頃の恋物語…にしか見えず…
最後の最後まで命の危険を顧みずアントワネット様(のみならず国王も子供たちも)
の救出に奔走したのがフェルゼンの見せどころではないのっ!?
逆に、前半でオスカル様とアンドレの絆のエピソードが少ないから後半アンドレの
苦悩もジェローデルさんの潔さも半減…
後半であれほどオスカル様とアンドレの濃厚な(ひえぇぇl!)ラブシーンを取り入れ
るならもっと伏線がないと、あれあれ、まあまあ、みたいな(カーッ🔥
ここに至る伏線の1つや2つ(ジェロさんとアンドレの確執、ショコラの件、バラ園
でオスカル様に迫るジェロさん、からのオスカル様アンドレを意識、とか)
歌ったり踊ったり、万華鏡のようなお花?幾何学模様?時計の歯車みたいなのの中
でバラの渡しっこしたりしてる時間があれば入れられたのではー?と思いますが🤔

時間的に2組の恋人同士を扱うには複雑な経緯があるので、どちらかに絞った方が
よかったのにな、と思いました。
(でもきっとどちらだけかにはしたくなかったんですよねっ!そこはわからないでも
ないんですが)
オスカル様が平民側につく重要な人物ロザリーは通りすがりの町娘、馬車襲撃
とピエールぼうやのコラボ(笑)事件で、助けに来たのがフェルゼンかと思いきや
この時点ではオスカル様見ず知らずで初登場の、え?ベルナール??しかも
ここでアンドレ暴民からの攻撃で目を負傷、という1つのシーンでどれだけの
エピソードを盛り込むの?という荒技にビックリ仰天
(ちなみにアンドレ「これがお前の目でなくてよかった…」のセリフを言って
欲しかったです〜)
いやはや、時間制限のある映画となると登場人物の皆さまもお忙しいことで🤣
それから、サラーッとオスカル様がドレス着たり、無理心中するほど思い詰めてた
ように見えなかったけど毒入りワイン事件に、ジェロさん求婚するも断られてあっさり
退場で原作通りに話は進み、いよいよ出動ー
なんですけど、サクランボ様のレポートにあるように全く出動前の緊張感なしの最後
の親子揃っての晩餐
話してる内容とはちぐはぐの雰囲気で、なんだか「明日から出張行ってきまーす」
位な感じに見えましたよ😅
それにしても、映画のジャルジェ将軍はよく喋るし、褒めて伸ばすタイプに
教育方針、変えたのかしらー
サクランボ様のレポート通り、皆さん、原作ではそれは胸に収めて本人には直接
言ってないよね?ってことを声に出して喋りまくってましたね

出動後、ついにアンドレ落命、アンドレが息を引き取って亡骸に縋りついて泣く
オスカル様、というのは今まで見たことがなかったので、ここではさすがに
ホロリ( ; ; )劇場内はしくしく、涙を拭いてると思われる方々多数。
クララ様、鳩、飛んでましたね🕊️私も、あ、鳩だ、と思いました。
原作では鳩無関係なので…ここだけちょっとアニばら?

それで翌日、原作通り、いないアンドレに向かって話しかけて号泣するオスカル様
なのですが…映画では2人の深い絆を兵士たちが知ってるようには見えず、
アランや兵士達の対応?が、なんだか取ってつけたような感じで、何というか
ものすごい違和感を感じました。
オスカル様が撃たれる瞬間はさすがに映画といえど、「あー!やめてぇぇ!」
って思いましたよ〜しかも原作通り何発も!音響が良いせいで音も生々しく
マンガと違って血が吹き出す感じもリアルで、それまでサラーッと見てた
のが一気に心臓にきました( ; ; )
天国のシーンがあると聞いてたので、まさか宝塚ばりにアンドレがガラスの馬車
で迎えにきたりしないよね?💦と心配でしたがコミックス8巻の表紙をちょっと
膨らまして動きがついてる程度でよかった(^ ^;)
と、思ったらここで終わっちゃってエンドロール🙌
そうですかー、もうお時間、ここで終わりなんですね。美術館やフランス革命の本でよく
見る絵画とその後の説明文(右と左に分かれてて見にくかったです)
はー終わったんだなと思ったらまたカラフルな元のアニメの絵とナレーションが
入ってきたので、え?っとなりました。余韻がスパッと切られた感じ

余韻といえば、映画では哀愁や切なさ、胸の内に秘めた苦しさ、そういったものは
ほとんど感じられませんでした。
あんまり他の映画見ないからわからないんですけど、いまどきの映画やアニメ
ってこんな感じなのでしょうか?
それに、前半であれだけアントワネット様の華やかで煌びやかな宮廷生活を
繰り広げ、最後、オスカル様は「高貴なお方はこのようにしか、なんとかかんとか」
と高貴さを主張するなら、華やかさは失せ王妃の地位は奪われ牢獄に入れられても
罵声を浴びながらも気高さは失うまいと、気丈に誇り高く断頭台へ向かうシーンは
入れるべきだったのでは…。華やかだった頃との対比もベルサイユのばらの重要な
ところだと思っていたんですが…

アニばら(テレビ版)と、原作忠実という劇場版、別のものと捉えてますので比較
しないでおこうと思ってたのですが一つだけ、先ほどの「高貴なこのお方うんぬん」
原作にはない、劇場版とテレビ版それぞれが取り上げたアントワネット様と
オスカル様の決別シーン。
ここに昭和と令和の決定的な違いを感じました。

アニばら「合言葉はサヨナラ」の最後のシーン、オスカル様とアントワネット様
道が違ってしまったお二人の最後の別れ。
進言するオスカル様、それはできないと答えるアントワネット様
お互いを想う心は変わらないけれどもこうまで立場が違ってしまった以上
決別せざるを得ない
しかも、この後命の保障はなく、また例え命があってももう会えないであろうと
それぞれ分かっている
大好きなオスカル…大事なアントワネットさま…なのに…
口に出せない思いが涙になって溢れて…それを散らす2人の間を吹き抜ける風
言葉はなく、風の音だけの哀愁漂う静かな間
アントワネット様が大好きなオスカル様に万感の想い込めてかける最後の言葉
オー・ルボワール
最後とは分かっていても「また会いましょう」と
二入とも心がちぎれそうなほど辛く苦しい…それでもお互いの意志を尊重し
(ここも重要で、王室から見れば反逆者になり得るオスカル様を咎めず黙って
見送るアントワネット様)
それぞれの信じる道を突き進もうと決別する哀しいまでの美しさ
この名シーンに流れる音楽の旋律の美しさもやはりアニばらの素晴らしさ

対して劇場版ではアントワネット様が「近衞に戻りなさい!」と命令口調
もちろん劇場版アントワネット様も戦闘に行けば命の保障がないオスカル様
を心配しての事だと思うし自分の元に帰ってきてほしかったんだとは思い
ます。でも、何か違う…
オスカル様はオスカル様で「高貴なお方はああいう風にしか生きられないのだ」
(だったかな)と、アントワネット様には言っても無駄なんだ、と諦めた
ような様子
これではまるでケンカ別れのようですし、こちらはたしかにアデューです
別れの哀しさ切なさは感じられません…原作にないのにわざわざ入れたシーン、
だと思いますけど…なんだか、ね…
せっかく作ってくれた映画なのであんまり否定はしたくないのですが、残念な
シーンでした。

わあああ、ご無沙汰してた挙句、お邪魔したらしたでものすごい大長文
サクランボ様、いつもごめんなさいっ‼️
私も一回しか見てないので…思い違いや、間違って話してる点もあるかと
思います。ご指摘頂けたら幸いです。

Jackieさま、初めまして。みすとと申しますが、このように長々とお邪魔
してて💦お恥ずかしい限りですが、よろしければお付き合いくださいませ。

それでは、本当に長々と失礼しました。
寒波がきてて寒い毎日、時期的に風邪やインフルエンザ、コロナなどにも
お気をつけてお過ごしくださいね。

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