アニばらとの出会い・・
サクランボ様、皆様、こんにちは。
あまがえる様、私も音楽や歌にはほとんど乗れませんでした。確かに、あれが今時の映画音楽であり、今時なりの工夫をされているんだとは思いますが・・。
みすと様、ストーリーの飛び飛び感、分かります。省略は仕方ないけれど、もっとうまい省略の仕方はなかったのかなー、と思ってます😅
サクランボ様、突然掲示板に現れてしまい、不思議に感じられたかと思います🙇♀️以下、自分語りのようで少し恐縮ですが、ここに至るまでの経緯です。
まず、原作については、今から約15年前、20代前半の時に初めて読みました。読んだきっかけは、それまで自分に全く馴染みのなかった古典的少女漫画を読んでみよう!という単なる思いつきです😅読んでみたところ、それまでに読んだ漫画の中でも上位に来るくらい面白かったです。ただ、原作の中で一番印象に残ったのはオスカルではなく、華々しく登場したアントワネットやフェルゼンが革命勃発後に悲劇的な最期を迎えるという、そうした歴史の非情さの部分でした。
その後だいぶ時間は経過するのですが、一昨年フランスへ旅行することになり、同行者(夫)にフランスの歴史の入門として原作漫画を勧めたのがきっかけで、再びベルばらに興味を持ちました。
再度興味を持ち始めた頃は、原作ファンがベルばらのどこに魅力を感じているのか、あるいは(今注目の?)ジェンダーの視点からオスカルがどういう風に捉えられているのか、そういうことを把握したいと思い、原作ファンのSSや感想文を色々読んでみました。その結果、「ジェンダーの観点では、オスカルは異性愛女性である」以外は今ひとつ腑に落ちる答えが得られませんでした。。
一方、ネットを巡っている過程でアニばらに関する情報を目にして、あるアニばら考察サイトにたどりつきました。そのサイトには、アニばらがかつて原作ファンから激しい非難を受けていたこと、アニばらにはアニばらの視点があり、その視点からするとアニばらの人物は説得力のある行動をしている、というようなことが書かれていました。この時点でアニばら未視聴でしたが、私的にはこのサイトの内容は何となく納得できました。そしてその後、ようやくアニばらを見て、完全にはまりました。(一方、原作に関しては、アニばらを見た後に読み返したら様々な違和感が出てきてしまい、「大ファンではないがそれなりに好きな人」から「特にファンでもない人」に変わってしまいました、すみません。)
なお、掲示板に書き込むのはだいぶ遅くなってしまいましたが、チェリーブロッサム様の観察日記や旧掲示板の過去ログにも一通り目を通しております。また、監督交代などのアニばら基礎情報?も概ね把握していると思っています。
余談ですが、アニばらにはまった後にイタリアのファンとも交流を持ち始めました。(彼の国のアニばら熱、凄いものがあります。熱すぎて問題を起こす人もいるみたいですが・・💧あとはイタリアのファンの間では出崎監督は凄いリスペクトされてます)
サクランボ様のおっしゃる第1話、私も大好きです!アニばらの方向性を決定づけたのがこの話なのですよね。「女でありながら男として生きる」オスカルの内面の悩み、これが25話や28話へと繋がっています。監督が交代してもこの1話の路線がしっかり継承されたのは凄いことだと思います。
ところで皆様、新作映画のパンフレットは買われましたでしょうか?
パンフレットの中に、「原作者が言いたかったこと、描きたかったこと」についての記載があります。
この点についても触れたいのですが、長くなってしまったのでまた次回に書きたいと思います。