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スレッドNo.33

今月のテーマ【2025年8月】


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引用して返信編集・削除(編集済: 2025年08月07日 20:29)

普段から、養護教諭は児童生徒を見えている一面だけでなく、心と体の両面いや多角面から捉え、ケアする能力があります。児童生徒のみならず、それぞれ担任教諭の動きをよく観察し、適時、適切なアドバイスもしています。それが管理職となったとしても、教員それぞれの特徴を捉え、尊重しながら指導することができると考えます。さらに、養護教諭は常に学校の安全を考え、破損個所の修繕や、熱中症の予防、感染症の流行等、防御対策を講じています。それが管理職に最も必要不可欠な危機的管理の能力です。そして、傷病の児童生徒が発生した場合、その保護者に迎えの要請や救急搬送をすることを伝え、保護者との連絡を取り、なおかつその必要性を冷静に説明したりしています。そのような保護者との会話を通し、PTAと繋がりを構築する能力は、管理職に必要な能力です。保護者も養護教諭に信頼を寄せ、子の成長について相談したり、子育ての悩みを打ち明けたりもします。保護者の立場になって考えることができる養護教諭は管理職に適していると言えます。さらに、養護教諭は学校医をはじめ、対外的な専門機関とのやり取りをしているため、調整力や交渉力もあります。関係機関と適切に連携し、コーディネートする力は管理職の重要な能力でもあります。
あなたが養護教諭として、学校全体を包括的かつ俯瞰的に捉え、組織的に動かそうとしているのが校長に伝わったのではないでしょうか。学校全体を把握する立場にあることが学校経営をする上では重要な力であり、つまりそれは管理職に必要なマネジメント能力があるということで、校長も打診の声をかけたのだと思います。
しかし、あなたが悩まれた背景には、管理職を打診される年齢だと自身の体調管理やワークライフバランス、子育てや親の介護等の両立を考えざるを得ない状況があったからだと思います。校長から打診されたらすぐに管理職という訳ではありませんので、必要な研修を受けながら、自分には荷が重いと感じれば、無理のない範囲で考え直すのもありだと思います。
平成12年1月:学校教育法施行規則の一部改正により、幅広く人材確保ができるように校長及び教頭の資格要件が緩和され、養護教諭の管理職登用の道が開け(1)、現在、各都道府県において徐々に登用が増えている状況(2)にあります。道が開けたのは、先輩養護教諭が実践を積んでくださったおかげであり、新境地が開いたのだから、チャレンジしても良いのではないでしょうか。後輩がさらに歩きやすくなるように、あとに続く道をあなたが作るという意味でもチャレンジすることは価値あることだと思います。

(1)学校保健の課題とその対応 -養護教諭の職務等に関する調査結果から- 公益財団法人 日本学校保健会 令和3年3月30日発行 2頁
(2)
校長・副校長・教頭の登用率の推移(各年4月1日現在)文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/052/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/01/05/1365631_02_2.pdf

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チャレンジしない理由はないと思います。校長に推薦され、しかも面接や論文指導もしてくださるとのこと。こんなチャンスはめったにあるものではないです。しかし、あなたにとっては管理職試験など考えたこともなかったようですし、身近なところに前例がなかったこともあり、とっさに断ってしまった。でも、その後よく熟慮し、チャレンジしたい気持ちを思い起こしましたね。校長から打診されるということは、まずあなたの仕事が高く評価され、その上管理職としての素質もありと判断されたのでしょう。職業人冥利とは思いませんか。

重要なのは管理職になってからの仕事ぶりだと思います。組織の中の一駒として働くのと管理職として働くのとは全く違った手腕が要求されます。私が勤務していた高校の教務主任の先生を思い出します。校長の締め付けがひどく大変な中、彼は部下の話を聞き、校長に掛け合ったりし、全面私たちの味方、とても頼もしかった。また素晴らしい授業をし、生徒たちからも人気があった。しかし彼が管理職になったとたん、裏を返すように部下の締め付けにかかったのです。まるで別人です。

あなたが管理職になってもこんなことはないと思いますが、部下が働きやすく楽しい学校にするための努力を惜しまない管理職になってほしいと思います。

ちなみに私の友人で「管理職は私が輝ける仕事だとは思えません」と言い切る人(現役中学校養護教諭)がいます。彼女は純粋に日本の養護教諭の本質を研究追求し、発展向上を願っているのです。別の方向で輝ける養護教諭になることを期待しています。

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養護教諭出身の管理職が増えると、現役養護教諭の意見が吸い上げられやすく、働きやすくなると思いますので賛成です。
しかし、小学校や中学校の養護教諭の管理職は増えましたが、高校はまだまだ少ない状態です。ぜひ、一人でも増えて
欲しいです。でも、管理職になったが降格した人も多くいると聞きます。気苦労が多いかと思いますので、体を壊さない
程度に頑張って欲しいです。

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慎重に考えるべき点としては、養護教諭として25年培ってきた専門性と、子どもたちとの直接的な関わりは非常に貴重です。管理職になると事務作業や会議が増え、子どもたちと接する時間が大幅に減ってしまうことがあります。
また、新たな挑戦は体力的・精神的負担も大きく、管理職特有の人間関係の調整や責任の重さにストレスを感じる可能性もあります。養護教諭としての専門的なやりがいを失うリスクもあることも考えられます。「今のまま子どもたちのために力を尽くしたい」という選択も立派な判断で、このまま養護教諭として頑張ることもありだと思います。

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チャンスです!ぜひチャレンジした方が良いと思います。意地悪で管理職をすすめてくる管理職はいないと思います。あなたを見込んでのことだと思います。私の市には養護教諭から校長になった人はいません。

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