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スレッドNo.1167

ムクドリ?雛を保護しました。

電線の保守伐採の仕事をしています。昨日、雨の中、電柱に絡まった蔦を除去してトラックに積み込もうとしていると、まるめた蔦の中でぴいぴい声が聞こえ、確認してみると鳥の雛がいました。巣はおそらく気付かずに壊してしまったと思われ、他の個体も見つけられませんでした。このままでは生きられないと思い、家に連れて帰り、ホームセンターでいろいろ買い集めて寝ぐらを作ったり餌をあげたりしています。(剝きオーツ麦と卵黄粉です)

とりあえずは保護していますが、一人暮らしで日中は仕事で12時間くらいは家を空けるため、その間餌を与えることができません。

できれば専門知識と世話をする余裕がある方々に保護していただきたいのですが、どうすればいいか何か良いアドバイスはありますでしょうか。

町役場からの紹介で我妻環境森林事務所とかいうところに連絡したところ、野鳥は飼育してはいけない旨、元のところに置いておくのが基本との旨を言われました。状況的にそんな場合じゃありませんでしたし、飼育してはいけないのは知っているのでなんとかしてもらいたくて連絡したのですが、全く役に立たない返事で、彼らをあてにするのはやめました。

世話ができるなら巣立ちまで保護するのは全く構わないのですが、餌を長時間与えられないのが心配です。

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ぽて様

書き込みありがとうございます! すぐに返信できなくてすみません。まず傷病鳥の受け入れ先ですが、県内では下記の2か所です。週末なので、連絡が付きにくいかもしれません。

群馬県 林業試験場 野鳥病院
〒370-3503 北群馬郡榛東村新井2935
TEL 027-373-2300

桐生が岡動物園
〒376-0056 群馬県桐生市宮本町三丁目8番13号
電話:0277-22-4442

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次に保護の状況ですが、画像を拝見する限り、この状態で雛は落ちついていられると思います。この鳥はヒヨドリのように見えるので、餌は動物質がいいです。卵黄粉はよいと思いますが、剝きオーツ麦より、すり餌(動物質の餌の粉末)を水で溶いてあげる方が良いかもしれません。ミルワーム(すべすべした芋虫)というのも売っていますので、これはよく食べると思います。近所の野原で捕れるなら、バッタなどの幼虫やクモなどもよく食べると思います。ただし、給餌の間隔が12時間も空くと、餓死するかもしれません。やはり専門機関に移管するのがよいでしょう。

少し補足です。このサイズの雛の場合、「巣の外で現場に放置」したらおそらく半日以内に死亡するので、今回の状況では、ぽてさんの判断は正しかったと、私は思います。この状況下での雛の保護は、数日以内であれば違法ではありません。ただし、善意による保護でも、個人による10日程度以上の飼育は違法性を問われる可能性が高いので、注意が必要です。かつて、有名人によるスズメの雛の保護飼養が問題視されたことがありましたが、あの事例は法的にはアウトです。また、一般人が鳥の雛を正常に育て上げることはほぼ無理なので、専門機関にお願いしたいという点でも、ぽてさんのご判断は正解だと思います。

最後に、行政の言い分にも一理ある点はご理解ください。ヒヨドリもそうですが、まだよく飛べないうちに巣立つ鳥は少なくありません(この雛はまだ巣立っていませんが)。巣の外にいても親が面倒を見ていますので、それを誤解して「保護」すると誘拐になってしまいます。そういう事例が多いので、行政の担当者は「誘拐」事案と早合点した可能性があります。ご立腹はもっともですが、その点は少し割り引いて考えてあげてください。

では、ぽてさんの善意に感謝しつつ、この雛が生き残れることを祈っております。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年07月26日 20:21)

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