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スレッドNo.132

オオルリ幼鳥

たびたび幼鳥で申し訳ありません。
これはオオルリの幼鳥で良いでしょうか?尚且つ♀幼鳥なのではないかと思っています。
お手数をお掛けします。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月15日 20:49)

別の画像です。同じ個体です。

引用して返信編集・削除(未編集)

太郎の父様

 いつも勉強になる投稿をありがとうございます!
 この個体、難問ですね。2枚が同じ向きの画像なので判断が難しいですが、嘴の大きさ、頭部と体の比率、足の長さ、尾羽の長さなど、全体のプロポーションはオオルリで違和感ないですね。尾羽が茶色に見えること、足嘴が上下とも根元まで黒いこと、足が黒っぽいこともオオルリっぽいです。ただ、下面が汚白色なのはともかく、頭部や翼の小中雨覆の辺りが暗灰色に見えるのは、少し違和感があります。暗い水場?で、色がどの程度正確に出ているかが分かりませんので判断が難しいところですが、私も種はオオルリでよいのではないかと思います。オオルリだとすると、おっしゃる通り性別はメスです。ご存じの通り、オオルリのオスは幼羽の時から翼や尾が青いです(ご存じない方は「オオルリ 雛」でぐぐれば画像が出てきます)。

 問題は齢です。上記のぐぐった画像をご覧いただければわかる通り、オオルリの幼羽はキビタキの幼羽同様、バフ色のボツボツ斑がたくさんあります。画像を拡大すると、この個体の頭部には幼綿羽の名残りのようなポワポワした羽があるようにも見えますが、幼綿羽が残っている場合は、はっきりしたボツボツ斑がある幼羽が残っており、口角は肉厚なヒダ状で黄色く、脚は淡色であることが多いはずです。頭部の羽毛にぼんやりとボツボツ状の淡色斑があるようにも見えるのですが、幼羽が残る典型的な羽衣とはかなり異なります。断定はできませんが、幼綿羽のように見えるポワポワとぼんやりしたボツボツ斑は、摩耗してかなり古くなった体羽がそのように見えるだけなのかもしれません。一方、翼の大雨覆と思われる羽の先端に白色斑がありますが、これは幼羽の大雨覆だと思われます。仮に、この個体が昨年生まれ(第一回夏羽)であるとすれば、大雨覆に幼羽が残っていることが普通です(下記ページがわかりやすいです)。

http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/top_cont/1304ooruri/ooruri.htm

 最後に悩みどころです。大雨覆の白斑が明瞭で大きいことにも少し引っかかるのですが、それは置いておくとして、問題は中雨覆です。中雨覆の先端にも白色斑があるように見えますが、第一回夏羽では中雨覆に幼羽が残ることはあまりないかもしれません。翼上面がもう少し見えないと何とも言えませんが、典型的なメス第一回夏羽とは少し異なるようにも思います。

 ということで、頭部のボツボツ斑が不明瞭で、嘴が口角まで黒くて質感もシャープなこと、足が黒っぽいことなどから「典型的な幼羽個体ではない」です。大雨覆が淡色斑のある幼羽と考えられることから、昨年生まれの「第一回夏羽である可能性」があります。ただし、中雨覆にも幼羽が残っているかもしれないので「典型的な第一回夏羽とも言いにくい」です。したがって「オオルリのメスで、第一回夏羽である可能性が高いのではないか」というのが私の考えです。長くなったうえに歯切れの悪い書き込みですみません。参考にしていただければ幸いです。

追記:ちなみに、今年生まれで幼羽から換羽した第一回冬羽であれば、頭部を含めて体羽がもっときれいなはずですから、この個体は該当しないように思います。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月17日 11:33)

ヨタカ様  
詳細なご解説をありがとうございました。
オオルリの♀については「茶色」というイメージを持っているのですが、この個体は「グレー」という印象でした。しかし、大きさや体系、嘴や頭の形等でオオルリだろうなとは感じました。
となるとキビタキやルリビタキ等ヒタキの幼鳥はグレーに見えるので、これはオオルリの幼鳥ではないかと思いました。でも♂なら多少青色の羽が混じっていても良いのではと考え♀の幼鳥としました。確かにヨタカさんのおっしゃるとおりに今年生まれた幼鳥なら黄色い嘴のヒダがあって普通ですがこれにはありませんからそれはなしですね。ということで昨年生まれのオオルリ雌の幼鳥・・納得してしまいました。暗い森の中で撮影条件が悪くブレやすいので鮮明な画像もありませんし後ろ姿でもあれば良かったのですが、それも撮影できませんでした。足は見えませんが横の姿が1枚だけあったので追加しますが、尾羽は確かに茶色っぽいですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

太郎の父様

 新しい画像をありがとうございます。三列風切も幼羽のようですが、羽の淡色部は濃色部より摩耗が速いので、ここまで羽縁がはっきりしていると1年経った羽には思えません。だとすると、この個体は、頭部などの体羽に摩耗した幼羽が残る「今年生まれの幼鳥」の可能性の方が高そうです。勇み足でした、前言撤回します。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月18日 08:37)

ヨタカ様
今年生まれと昨年生まれの比較表ありがとうございます。
黄色い嘴は今春早く生まれた子供なら黒くなっていても不思議はないということですね。
幼鳥は難しいです。お手数お掛けしてしまい申し訳ないです。

引用して返信編集・削除(未編集)

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