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スレッドNo.653

サンコウチョウ

ツキノワグマにに出会ったり、アナグマに出会ったり、難儀しましたがサンコウチョウを撮影できました。盛んに囀っている姿をしっかりと目撃できました。

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♀もいました。

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♀の方は、短尾タイプの♂に見えませんか?
私が見た短尾の♂は、羽の色なども♀に似ていたので、若鳥の可能性が高いかもしれません。
短尾♂が♀と一緒に雛への給餌行動をしているシーンに遭遇した経験から、このタイプは繁殖力がありそうです。

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この個体は一瞬1~2秒しか見ていられなかったので何とも言えません。目の前の枝に僅かの時間止まったのを数枚連射したものです。しかも後ろ姿も確認できていないので背中の羽色もわかりません。短尾タイプの♂とは昨年生まれた若♂ということですか?それとも生涯短い尾のままでいる♂ということですか?

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 説明不足で申し訳ありません。「短尾タイプの♂」という言葉を使ったのは、昨年生まれた♂の若鳥か、あるいはずっと短い尾の♂なのか、私のきわめて少ない経験では断定が出来なかったからです。冬鳥のルリビタキの♂若が♀そっくりで迷った場合など、とりあえず「雌タイプ」と呼ばれることに倣わせていただきました。
 ただ、私がだいぶ以前に見たサンコウチョウの育雛光景では、短尾♂と♀が給餌しており、両者の体色の違いは明らかでした。じつのところ、その時に1羽づつ見ていたときは「♀」と思っていましたが、尾の短い2羽を同時に見たことで、アイリングや羽などに外見上の相違がある可能性を知ったわけです。
 鳥見の際に逢った人の中には、このタイプを識別されている方もいるようでした。今季に地元で逢った方の撮られた写真は、私の判断では短尾の♂に見えたりもしました。この短尾♂は意外に個体数も居るように感じてきています。
 皆さんの体験やご意見も、お教え願えればと思います。

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繁殖期6月15日の♂TYPEと考えます。

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太郎の父様 キミドリ様

 サンコウチョウのオスは難しいですね.お二人のやりとりに横入りしてすみません.

 研究対象がリュウキュウサンコウチョウなのですが,下記のような研究があります(おそらくサンコウチョウでも同じではないかと思っています).残念ながら,この研究結果はまだ発表されていません.真相はまだ藪の中みたいです.

https://www.bird-research.jp/1_event/aid/plan/BR-aid2013006.pdf

 今回の♀タイプの個体は,肩口と尾の両側から見えている赤茶色から,翼上面と尾羽上面にかなり赤茶色味がありそうなことと,顔と胸の黒味がやや弱いことは♀的ですね.一方,長尾♂ほど太くないけれど明瞭なアイリングと嘴のコバルト色が強いことは♂的かもしれません.キミドリさんが観察された繁殖中の短尾♂の背や胸の色,アイリングの太さと色,嘴の色はどんな感じだったのでしょうか.

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レインボー様

 画像をありがとうございます.リュウキュウサンコウチョウの研究でいう,黒短雄の個体ですね.

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レインボー様
 早速の画像送信ありがとうございます。
 こうした短尾♂の背や尾の黒紫タイプ(大井氏分類の黒短雄)は、ネットなどでは見ていましたが、実際に姿を確認した記憶はありません。いつか目視したいものです。
 

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ヨタカ様 太郎の父様

 さすが、正面からの写真で背面の色まで推測されていますね。ただ、私が目視・撮影した給餌中のカップルの「短尾タイプの雄」の背や尾は、ヨタカ様が「♀的」とされている赤茶色でした(大井氏分類の茶短雄)。この色こそ、現地で雌雄の識別に戸惑った点でもあります。
 それでは恐れ知らずにも、どこで雄と識別したかというと、太く鮮やかなコバルトブルーのアイリングに青味の強い嘴でした。
 私が遭遇した「短尾♂」の画像をアップしてみます。下手な説明を書くよりも良さそうだったので、当時の写真を探しておきました。識別の参考にしていただければ幸いに存じます。

 なお、学部時代からサンコウチョウを研究対象とされていたらしい大井氏が、2013・14年頃に宮古島での長期調査を実施されたのは、修士論文に関連したものと思われます。内容の詳細までは知りませんが、2015年には修士号取得者として研究成果を公開発表されているようでした。
 ご存じかとも思いますが、院を修了された2015年5月号の「BIRDER」誌に「サンコウチョウ雄で見られる尾羽と羽衣のバリエーション」というタイトルの論考を寄稿しています(まだ読んでません)。さらに、同年頃の鳥学会の大会で、サンコウチョウ関連の発表をされているようです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年08月04日 09:52)

給餌中のサンコウチョウ頭部で、左が雌、右が短尾雄です。
光の当たり具合や顔の向きが近いものを選び、トリミングした画像を並べてアイリングなどの比較をしてみました。
なお、雌(左)は背の上部の茶色が見え、短尾雄(右)は胸の上部の色が少し分かるかと思います。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年08月05日 16:24)

キミドリ様 みなさま

 貴重な情報と画像をありがとうございました! BIRDERの記事を読みました.大井さんは宮古島でのリュウキュウサンコウチョウを個体識別して経年変化を追跡した結果として,次のように書いています.以下,内容の抜粋です(基本的に表記はそのまま).
-------------------------------------------------------------
・幼鳥は雌や茶短雄と同じように背中が茶色で尾羽が短いが,アイリングが灰色で細い
・茶短雄は雌に比べてアイリングが太いが,黒短雄や黒長雄に比べると細い
・幼鳥は生まれた年の翌年に茶短雄に変化する
・茶短雄の個体が黒短雄に変化した例があった
・黒長雄は翌年にかけて外見に変化がない

ことが確認できた.これらにより,雄の羽衣は年齢で変化する可能性があることがわかった.しかし,黒長雄への変化はこれまでのところ確認できていないため,黒短雄と黒長雄が遺伝的に決った二型である可能性も含め,今後も観察を続ける必要がある.
-------------------------------------------------------------

 同誌に掲載されている雌の頭部は,私には幼鳥にしか見えない色で,嘴もアイリングもほとんど黒いです.キミドリさんの663の雌の顔よりさらに黒く見えます.茶短雄は662と似た感じです.私の中のサンコウチョウ雌のイメージが崩れました(困惑).繁殖番の確実雌の画像をいろいろ見比べてみたいですー

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ヨタカ様

 BIRDERに寄稿された大井氏の論考、抜粋を紹介いただき大変参考になりました。
 一般的に言って、南方に生息する同類種の中には黒みが強くなる場合がありそうです。BIRDERのサンコウチョウの雌の写真が、宮古島で撮られたリュウキュウサンコウチョウだった場合、関東で見られる雌の頭部よりも黒みが強くなるのかもしれませんね。
 「個体識別して経年変化を追跡」するのは生態を研究するうえでの理想ですが、国費による研究奨励金などの補助がないと不可能かと思います。おそらく、在学中からサンコウチョウ研究のスペシャリストと認められていたのかもしれません。2013年頃の「バードリサーチ」にも、これから大井氏が宮古島へサンコウチョウを調査に行くとの記事が掲載されていました。
 私も少ないサンコウチョウ体験から、次のように単純化した「雄の成長過程」を夢想していたことがあります。「幼鳥⇒若鳥(背茶・短尾)⇒成鳥(背黒・長尾)」
 今季に撮られたという「短尾雄」の中に、尾の中心部が少し伸びた感じの個体の写真を、現地やネット上で見ています。尾の伸び方にも個体により長短があったので、「繁殖期から尾が伸び始めている」ことを想像していました。
 上記のあたりにも留意されて、皆さんが観察されてはいかがかと思っております。

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