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スレッドNo.466

特選句の選評

てつをです。
小生の特選句の選評です。

〇一湾の夕陽に浮かぶ牡蠣の棚
  かなり以前になりますが、伊勢志摩方面を旅行し、レンタカ-であちこちの観光スポットを
 巡ったことがあります。その時に見た的矢湾の光景を思い出しました。まさに一幅の絵画を
 見ているようでさぞかし絶景であったことと想像され、作者の感動が伝わってきます。
  その時に次のような句を詠みました。
  ・冬の日を集め的矢の牡蠣筏

〇熱燗に行く末のことふと思ひ
  寒い冬の夜、冷え切った心身を熱燗で癒していたのでしょうか・・・。独りで酌んでいた時に
 ふとわが身のこと、家族のことなどその行く末が脳裏をよぎったものと想像されます。
  いくら考えても悩んでも如何ともし難いことと分かっていても、ふとした時に行く末のことを
 思ってしまいます。高齢の身にとってなお更にひしひしと伝わってきます。
  また、俳句として「熱燗」とくれば一般には「賑やかさ」を連想しますが、この句は敢えて「寂
 しさ」につなげたところが良かったと思います。

                                          以上

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的矢の牡蠣の不漁が伝えられています。水温が異常に高く牡蠣の生育に影響が出ているようです。秋刀魚の不漁といい、庶民の食を直撃しています。俳句のネタにも一工夫要る時代になってきたようです。

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