‘24 冬の特別編
お久しぶりです!駄文で申し訳ありませんが、今回も超個人的な感想を述べさせていただきます。
・フリー
オチは最初から薄々読めていたのですが、最近不発が続いていたホラー枠の中ではまだ上手くまとまっていた方に思います ですがところどころ間延びしていた感じと、やはりCMの挟みどころが不満点として残ってしまいましたね…
・第1回田中家父親オーディション
短編&お手軽コメディ枠ということで嫌な予感はしていたのですが、ストーリーは今までの「トランジスタ技術の圧縮」や「虹」よりきちんと組み立てられていたし、どことなく「クイズ天国・クイズ地獄」のような雰囲気もあって嫌いにはなれない感じでした 個人的に短編枠はあまり好きにはなれないのですが、「電話をしてるふり」のような佳作もあるので、短編ゆえにあまり力が入れられていない作品が嫌いなのかもしれないです あと田中さんの演技は普段のキャラも相まって好きでした
・Citylives
初報を見た時からかなり挑戦的で問題作を送り込んできたなあと思いました 似た作品だと「行列のできる刑事」が思い浮かびますが、あちらは間延び感あるのに対してこの作品は奇抜すぎる設定を上手く活かした時間の使い方だったように思います 近年の作品でこういった挑戦的なものは貴重なのでほぼ文句は無いのですが、強いていうのであれば前編POV形式でいてほしかったこととラストが弱いことくらいですね
・ああ祖国よ
かなり久々の星新一原作は、近年見始めた自分にとっては初めて感じる雰囲気でした これといった大きな盛り上がりがあるわけでもなく淡々と進む感じではありましたが、それでも視聴後の満足感は高かったです 風刺的要素を絡めつつ次々と笑えるポイントを挟んでくるテンポの良さが好印象でした
今回の順位としては
1位:Citylives
2位:ああ祖国よ
3位:フリー
4位:第1回田中家父親オーディション
全体的には期待よりも若干下回った結果にはなってしまいましたが、それでも4作ともかなり高水準でまとまっていたように感じます 特に「Citylives」と「ああ祖国よ」は20年代前半の中でもかなり上位に位置するのではないかと感じます 明確な不満点としては、オチがほとんど無限ループのようなものなっていたことですね…
また今回は、珍しくテラーの口から35周年という言葉が出てきたことが割と衝撃的なでした 色々と残念だった30周年を取り返してくれるのか、期待したいです 流石に25周年ほどとは言いませんが、貴重な回の再放送やソフト化、またサントラ企画の続報も期待したいですね
たこやきさん、お久しぶりです(^^)
>全編POV形式でいてほしかった
これは私も同感でしたね。POVの方が不自然になっちゃうためにあえてドラマ的な作りに切り替えた気持ちもよくわかるんですけど、あそこで見る側の気持ちが一旦途切れちゃうのも事実ですから。
>35周年
さすがに25周年の時の10分の1でもあれば御の字といった所ですが、せめてコロナの余波(?)で白紙になったサントラ企画だけでもどうにかしてほしいですね。あれは未だにショックを引きずっているもので…(^^;)