災害ボランティア後援会に参加して
1昨日の災害ボランティア後援会に参加してきました。災害ボランティアという言葉は時に耳にしていましたがどのような作業をされるのか殆ど知りませんでした。展示されていた道具などを見てこれは本当に大変な作業をされているのだなと実感しました。チェーンソー、重量物を持ち上げるジャッキ、ワイヤー等、そして現場での重機作業(写真)等普段の生活には縁のないものばかりで目を見張りました。現場での作業の対象は住宅などの建物処理に限定されるそうで、流木等の処理、崖崩れの処理等は自治体が担当するとのことです。今回のボランティア団体は総勢22~23名で全国に散らばっており災害が起きると駆け付けるそうです。
予算委員会で野党が国の対応を批判していました。総理は即座に対応して現場へ駆け付けていると言っていましたが大型重機を何台も持ち込んで来ても狭くて残骸に溢れている道路では使い物にならず数日滞在して結局引きあげざるを得なかったという実態の説明を受けて災害処理がなかなか進まない理由の一つであることを知りました。政府は金さえ出せば良いという感覚であるとも言っていました。
災害ボランティアに限らず一般ボランティアを含めてこういう方々がいないと実際の処理は進まず災害時におけるボランティア活動がいかに重要であるか改めて認識しました。原則手弁当のボランティア活動は特に災害時には何らかの手当が有っても良いのではないでしょうか。行動中に機械が壊れることがあり修理費は自分持ちとのことです。
如何に迅速に実態を把握し適切な対応をするかが最大のポイントであり新政府の災害庁に期待したいとのことでした。