田んぼの中の一軒家にて落語会あり。料理好き着物好きさんが、百姓屋を借りてランチのお店をしている。床の間のよこの押入れをとっぱらった一角の高座に鎮座する座布団が、落語家さんを待っている(笑)。去年この落語家さんの手ぬぐいを買ったマダムが、今日は長襦袢の衿に縫いつけて、半衿にしている気遣いが粋♪
かたくななお人にあられ秋扇 柏野木樵
我らがお茶人から稽古の残りの、手づくり生菓子をいただく。「鬼灯」と「秋草に虫」。鬼灯の中には、小さ目のプチトマトが入っていて愉快。柄は、茎わかめの佃煮を細く切ったものというから、なおさら愉快。お茶人宅は、店頭に茎わかめを見つけると買い占めて、薄味に大量の佃煮をつくる。そのほんの一切れを細切りにして柄に見立てるなんて、とても素敵♪
この茎わかめの佃煮、お吟さんの大好物で、猛暑の最高のお茶うけとして、大切にいただいている。
峡中に入る秋雲の一片と 上田五千石
我が生身魂さま、毎日毎日10枚縫っていた雑巾をついに縫わなくなりました。97歳だからしかたないですね。床に敷いてある布団から自力で立ち上がり歩いてくれるだけでも有難いです。写真は、一か月ほど前に母がほどいた浴衣の袖と、一枚だけ縫った雑巾。奇跡が起こって縫ってくれるんじゃないかと、まだミシンの上に拡げております。
新涼の身にそふ灯影ありにけり 久保田万太郎
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