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スレッドNo.158

"DuoBasso" のスピーカーユニット選び

"DuoBasso"に搭載予定のスピーカーユニットのチェックを行いました。18inch(46cm)の口径で、サブウーファー専用に設計されたユニットです。

Diameter : 18inch(46cm)
Sensitivity : 98dB/1watt,1m
Power Handling : 700Watt continual
Peak to Peak Excursion : 2inch(50mm)

700Wの連続入力に耐え、最大振幅50mmの46cmユニットです。凄いスペックです。

密閉箱に入れ、SW1600Aの制御データーをSPD−P4(プロセッサ)にセットし、周波数特性と時間特性を補正して試聴しました。

???低音(10〜20Hz)が全然出ない???・・・

スピーカーのスペックからは想像できないつまらない音でした。サブウーファー用のスピーカーユニットの選択で最も重視すべきポイントが「音楽が踊ってくれるかどうか&音楽が楽しくなるかどうか」ですから、完全に失格です。

ローパスの周波数やタイムアライメントを適度に(測定せずに)操作したのですが、改善の様子はありません。がっかりです。

暫く時間を置き、気を取り直し、W1600Aと比較しながら調整をすることにしました、すると偶然と言って良いでしょう、今度は予想を上回る雄大な低音が出たのです(まだ超は付きません)。20〜30Hzの帯域はSW1600Aを越えたように思いました。大口径ウーファーで何度か経験していますが、音がとても素直で軽やかなのです。最初のチエックで感じた軽薄な押し付けがましい(聞こえ過ぎる)印象とは正反対な音になりました。メインスピーカーと完全に一体化し、サブウーファーの存在が消えたと言って過言ではありません。

口径が大きくなると、DSPによる強制駆動の加速度に耐えきれずにミッドバス帯域に分割振動を起こすユニットが多いのですが、このユニットは合格です。分割振動を起こさない大口径ユニットは、IM歪みの少ない(小口径比で)聴こえない超低音を出してくれます。

■ 1回目と2回目の音の差は、プロセッサー(SPD-P4)のタイムアライメント設定を変えたために生じたもので、一回目がプロセッサーの表示に従った正規のタイムアライメント、2回目が -1.9mの設定です。

今回使用した18inch のユニットは、SW1600に使っている12inch のユニットに比べ、音速に換算して1.9m分、時間に換算すると5.5msec分発音が遅れていることを表しています。(1.9m/344m=0.0055sec=5.5msec)

■ P1kitでは、メインとサブのスピーカーユニットの発音タイミングが同じであると仮定してタイムアライメントのオフセットを決めてあります。このケースのようにメインのウーファー(ALTEC505B(15inch))とサブウーファー(18inch)のように大きな口径差(振動板の質量差)があると補正が必要になることがあります。

しかし1.9mの差が出たのは始めてで、±30cm程度の誤差しか想定しなかったため初回はNGの判定をしてしまいました。ピュアオーディオ用のウーファーをサブウーファーに使用すれば距離の誤差はほぼ無視できます。しかしミッドバスの分割振動が問題になります。

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最近、スーパーウーハーの重要性をひしひしと感じております。このスーパーウーハー、期待大ですね。
今回開発したものの製品ラインアップの中でどのような
位置にあるのでしょうか?

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> 今回開発したものの製品ラインアップの中でどのような
> 位置にあるのでしょうか?
DuoBassoはスーパーウーファーシリーズの最上位フラグシップモデルです。位相調整をより高度化、より精密化、より自動化するための新しいアイデアによるアルゴリズムを搭載します。

D-Cube2のフラグシップモデルがほぼ仕上がり、HPにUPしましたが、実はDuoBassoのボックスのテストを兼ねています。私自身が惚れ込むことができるスーパーウーファーボックスでDuoBassoをお届したいと考え、やっと探し当てた職人さんによる丹精込めてた作りの最高級のでき映えのものです(困ったことに、箱の内側に部品を取りつけて傷を付けたくないと思ってしまいました)。

D-CubeのDSPでは演算能力が足りないため、DuoBassoでは新しいDSPボードを設計することになります。マン・マシンインターフェースが強化されるので、プログラムの変更と操作パネルだけ作ればデジタルプリアンプ、デジタルチャネルデバイダーが構成できるものです。

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> D-CubeのDSPでは演算能力が足りないため、DuoBassoでは新しいDSPボードを設計することになります。マン・マシンインターフェースが強化されるので、プログラムの変更と操作パネルだけ作ればデジタルプリアンプ、デジタルチャネルデバイダーが構成できるものです。

おお、待ってました、その言葉。
このスーパーウーハーとこのDSPにより
低音の増強と、チャンデハが可能と理解しました。
これは、楽しみですね。
また、詳細教えて下さいね。

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