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スレッドNo.1245

䞖界䞀呚旅行

同じ倧きさの立方䜓を個暪に䞊べたものを考える。
このずき、぀の立方䜓が繋がっおいれば各頂点は合わさっおいるのでそこに䞀぀の頂点があるものず考えるず
䞊郚には個の、たた䞋郚にも個の頂点を持ち
䞊郚の各頂点を巊䞊郚の奥から時蚈回りに頂点1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
同じく頂点1の真䞋を頂点11ずしお、時蚈回りに底郚の頂点を12,13,14,15,16,17,18,19,20
の番号を぀けおおく。
このずき、
[A]出発点を指定しお蟺(合わさった所は䞀぀の蟺ずする。)を蟿っお
  すべおの頂点を䞀床ず぀蚪れられるコヌスが䜕通り可胜かを調べお欲しい。
(1)出発点を頂点1ず指定した堎合。
(2)出発点を頂点2ず指定した堎合。
(3)出発点を頂点3ず指定した堎合。
次に
[B]党郚の頂点を䞀床ず぀蚪れお、出発点に最埌戻っおこられるコヌスは䜕凊を出発点にしおおけば、
  最も倚く存圚できるか
  たたそれは䜕通りか

匕甚しお返信線集・削陀(線集枈: 2023幎07月03日 07:37)

GAI様、こんにちは。

䞀筆曞きだず思いたすが、Wikipedia䞀筆曞きの「䞀筆曞き可胜かどうかの刀定法」によるず、
匕甚開始
ある連結グラフが䞀筆曞き可胜な堎合の必芁十分条件は、以䞋の条件のいずれか䞀方が成り立぀こずであるオむラヌ路参照。

・ すべおの頂点の次数頂点に぀ながっおいる蟺の数が偶数 →運筆が起点に戻る堎合閉路
・ 次数が奇数である頂点の数が2で、残りの頂点の次数は党お偶数 →運筆が起点に戻らない堎合閉路でない路
匕甚終了
ずありたす。これを満足しおたすか
管理人さんの図で芋るず、頂点,11,20,10,5,6,15,16は蟺が本で奇数で8です。
たた、頂点2,3,4,12,13,14,9,8,7,19,18,17で蟺が4本で偶数で12です。

偶数の堎合「入り→出」の繰り返しで、通過点ですが、奇数は「出→入り→出」か「入り→出→入り」しかありえないので、出発点か終点です。だから、奇数は2぀しかありえないのです。

勘違いでしたらすみたせん。

匕甚しお返信線集・削陀(線集枈: 2023幎07月04日 12:58)

{A]
(1)頂点1を出発点ずする䞀぀の経路
1->10->9->2->12->11->20->19->18->8->3->13->14->17->7->4->5->6->16->15
で各頂点を䞀床ず぀蚪れおいる。
別にすべおの蟺を通れずは芁求されおいない。

[B]
で頂点1を出発点ずした堎合の䞀䟋
1->2->9->19->18->8->3->4->7->17->16->6->5->15->14->13->12->11->20->10->1
勿論䞀筆で描けたすが、通垞の䞀筆曞きの問題ずは趣旚を異にしたす。

匕甚しお返信線集・削陀(未線集)

[B]は、すべおの蟺を1回だけ通っおないので、䞀筆曞きずは蚀えたせんね。

勿論䞀筆で描けたすが、通垞の䞀筆曞きの問題ずは趣旚を異にしたす。

そうなるしかありたせんね。私の勘違いでした、すみたせん。

匕甚しお返信線集・削陀(線集枈: 2023幎07月04日 19:30)


[B]の方が比范的簡単そうなので、そちらだけやりたした。
あっおいるかどうかは自信がありたせん。


n個の立方䜓を暪に䞊べたものを考える。
巊端の立方䜓の巊偎の4個の頂点を順番にA,B,C,Dずし、そのすぐ右偎の4個の頂点をそれぞれa,b,c,dずする。
巊からi番目の立方䜓の右偎の4個の頂点(=i+1番目の立方䜓の巊偎の4個の頂点)をたずめおi段目ず称する。

党郚の頂点を通り出発点に最埌に戻るコヌスの数は、すべおの頂点を通るルヌプの数の2倍(どちら呚りかの区別)になるので、
どこを出発点にしおもコヌスの数は倉わらない。その数を a[n] 通りずする。

以䞋ではAを出発点ずするコヌスを考える。

1呚しおAに戻る䞀぀前の点はBかDかaのどれかであり、察称性からラスト前がBのコヌス数ずラスト前がDのコヌス数は等しい。
このラスト前がBのコヌス数(=ラスト前がDのコヌス数)を b[n] 通りずする。

n=0の堎合、すなわち単なる四角圢ABCDを考えるず、ラスト前がBのコヌスは
A→D→C→B→A
の1通りなので、 b[0]=1 であり、 a[0]=2 である。

n≧1の堎合、0段目の4点を通る順番は以䞋の(1.1)から(3.4)たでのいずれかになる。

(1.1) A→a→
→b→B→C→D→A
(1.2) A→B→b→
→c→C→D→A
(1.3) A→B→C→c→
→d→D→A
(1.4) A→B→C→D→d→
→a→A
(1.5) A→a→
→d→D→C→B→A
(1.6) A→D→d→
→c→C→B→A
(1.7) A→D→C→c→
→b→B→A
(1.8) A→D→C→B→b→
→a→A

(2.1) A→a→
→b→B→C→c→
→d→D→A
(2.2) A→B→b→
→c→C→D→d→
→a→A
(2.3) A→a→
→d→D→C→c→
→b→B→A
(2.4) A→D→d→
→c→C→B→b→
→a→A

(3.1) A→a→
→c→C→B→b→
→d→D→A
(3.2) A→B→b→
→d→D→C→c→
→a→A
(3.3) A→a→
→c→C→D→d→
→b→B→A
(3.4) A→D→d→
→b→B→C→c→
→a→A


〇(1.1)(1.8)の堎合
(1.1)を䟋に考えるず、郚分列a→
→bの箇所はn-1個の立方䜓でAを出発しラスト前がBになるコヌス数に等しいので b[n-1] 通りずなる。
(1.2)(1.8)も同様に b[n-1] 通りである。


〇(2.1)(2.4)の堎合
(2.1)を䟋に考える。
郚分列a→
→bの最高到達段をi段目、郚分列c→
→dの最高到達段をj段目ずする。
コヌスは党䜓ずしおすべおの点を通るので、i,jの少なくずも䞀方はnずなる。
i=j=nの堎合、二぀の郚分列はどちらも、右ぞ盎進しn段目でひず぀隣ぞ移動し巊ぞ盎進しお戻るコヌスしかないので、1通りである。
i<j=nの堎合、郚分列a→
→bは右ぞ盎進しi段目でひず぀隣ぞ移動し巊ぞ盎進しお戻るこずになり、
郚分列c→
→dはi+1段目たで右ぞ盎進しi+1段目以降のすべおの点を通った埌i+1段目から1段目たで巊ぞ盎進するこずになる。
よっおこの堎合は、n-i-1個の立方䜓でAを出発しラスト前がBになるコヌス数に等しいので b[n-i-1] 通りずなる。
j<i=nの堎合も同様に b[n-i-1] 通りずなる。
以䞊の3぀の堎合の数を合わせるず(2.1)のコヌス数は、
1+2*Σ[i=1..n-1]b[n-i-1]
= 1+2*Σ[k=0..n-2]b[k]
通りずなる。
(2.2)(2.4)も同様に 1+2*Σ[k=0..n-2]b[k] 通りである。


〇(3.1)(3.4)の堎合
結論ずしお、この堎合のコヌスは存圚しない。その理由を以䞋に瀺す。
(3.1)を䟋に考える。
郚分列a→
→cの最高到達段をi段目、郚分列b→
→dの最高到達段をj段目ずする。
コヌスは党䜓ずしおすべおの点を通るので、i,jの少なくずも䞀方はnずなる。
i=j=nの堎合、n段目たでは盎進で行き来するしかないが、n段目での二぀の郚分列のコヌスの䞡立ができないためこれはありえない。
i<j=nの堎合、郚分列a→
→cはi段目たでのどこかの段でその段内の少なくずも3点を通るこずになるが、
そうするず郚分列b→
→dがその段を埀埩で通過するための少なくずも2点が確保できないためありえない。
j<i=nの堎合も同様である。
以䞊より、(3.1)のコヌスは存圚しないこずがわかる。
(3.2)(3.4)も同様である。


ここたでのこずからn≧1のずき次の二぀の匏が埗られる。
a[n] = 8*b[n-1] + 4*(1+2*Σ[k=0..n-2]b[k])  匏①
b[n] = 3*b[n-1] + 1*(1+2*Σ[k=0..n-2]b[k])  匏②

匏②よりb[n]の挞化匏
b[n] = 1 + 3*b[n-1] + 2*Σ[k=0..n-2]b[k]  匏②'
が埗られ、a[n]は匏①から
a[n] = 4 + 8*Σ[k=0..n-1]b[k]  匏①'
を䜿えば求たる。

GAIさんの問題[B]はn=4の堎合なので、蚈算するず a[4]=612 通りずなる。


どうでしょうか、GAIさんが求めた数ず同じになりたしたでしょうか

匕甚しお返信線集・削陀(未線集)

[A]
(1) 2918(通り)
(2) 2188(通り)
(3) 2116(通り)
であったのに察し
[B]
の元に戻れるコヌスに限定するず、どの頂点から出発しようが
元に戻れるコヌス数は䞀定で、りらひいさんが求められおいる612(通り)
ありたした。
[A]の堎合の様に出発点が異なれば圓然異なる結果が起こるだろうず蚈算をすすめおみるず、
勝手に決め぀けおいたこずが芋事に裏切られたした。
しかし埌から考えおみたら、閉じた経路はトポロゞヌ的にどれも同じものであるこずになるように思えお玍埗したした。
頭の䞭だけでこの612を芋぀けられたこずに驚きたした。

匕甚しお返信線集・削陀(未線集)

どうやらあっおいたようでよかったです。
n=4で成り立っおいるのならば挞化匏は正しい可胜性が高いですね。

ずここたで曞いた埌、ふず思い立っお調べおみたら、
OEISのA003699にハミルトン閉路の数(=コヌス数の半分)が茉っおいたした。
ここの項間挞化匏を芋るにもっずシンプルな考え方がありそうです。
最初から半分の数で怜玢しおおけばよかったのか  。



私の投皿で䞀か所間違えおいたので修正したす。

〇(2.1)(2.4)の堎合 の䞭
誀「j<i=nの堎合も同様に b[n-i-1] 通りずなる。」
→
正「j<i=nの堎合も同様に考えお b[n-j-1] 通りずなる。」

匕甚しお返信線集・削陀(未線集)

りらひいさんのず考え方が共通する郚分も倚いですが、こんなのでどうでしょう。


n 個の立方䜓を巊右䞀列に䞊べおある堎合で考えたす。

最も右偎にある立方䜓の右偎の面の頂点 4 ぀は、
・4 ぀を連続しお通るコ型
・2 ぀をたず通り、埌で残り 2 ぀を通る二型
のいずれかで通るこずになりたす。
コ型のパタヌン数を コ[n], 二型のパタヌン数を 二[n] ずしたす。

コ型に぀いお、右偎の面の 4 頂点を削陀しお経路を短絡するこずを考えたす。
GAI さんの図で䟋を挙げれば、  →4→5→6→16→15→14→

 を 

→4→14→

 に短絡するようなむメヌゞです。
立方䜓 n+1 個の堎合のコ型の経路党おを短絡するず、
立方䜓 n 個の堎合のコ型の経路党皮が 3 ぀ず぀および二型の経路党皮が 2 ぀ず぀できるので、
コ[n+1] = 3*コ[n] + 2*二[n]

二型に぀いお、同様に考えたす。
GAI さんの図で䟋を挙げれば、  →4→5→6→7→

→17→16→15→14→

 を 

→4→7→

→17→14→

 に短絡するようなむメヌゞです。
立方䜓 n+1 個の堎合の二型の経路党おを短絡するず、
立方䜓 n 個の堎合のコ型の経路党皮が 1 ぀ず぀および二型の経路党皮が 1 ぀ず぀できるので、
二[n+1] = コ[n] + 二[n]

䞡挞化匏から コ[n] を消去しお
二[n+2] = 4*二[n+1] - 二[n]

たた、コ[1] = 8, 二[1] = 4 なので、二[2] = 12, 二[3] = 44, 二[4] = 164, 二[5] = 612

よっお、求める総数は コ[4] + 二[4] = 二[5] = 612 通りです。

ハミルトン閉路数も、a[n] = (1/2)*コ[n] + (1/2)*二[n] = (1/2)*二[n+1] ず考えるず、
a[1] = 6, a[2] = 22, a[n+2] = 4*a[n+1] - a[n]
ずいう挞化匏が成り立぀こずが瀺されたす。
ここでは n を立方䜓数ずしお考えおいるので、A003699 ずは n の倀が 1 ぀ずれたす

匕甚しお返信線集・削陀(未線集)

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