おはようございます。
>音を黒光るとの見立てで冬落暉との赤と黒の対比、お見事。盗むのが上手になりました♪
猫髭さん、お褒めありがとうございます。
>短日や//プチッと光るスマホかな//
まあ、兎波さんたら「や・かな」俳句を詠んでいらっしゃる。(*^▽^*)ゞ。
短日の/プチッと光るスマホかな//
でしょう。きっこさんが指摘しなければならないところですが、ここのところお出でにならないので、僭越ながら野良猫からひとこと。波多野爽波の句に、
掛稲のすぐそこにある湯呑かな
という第二句集『湯呑』のタイトル句があるのですが、爽波の高弟たちは、「掛稲の」の「の」を「や」に近い「の」と言って、こんな「の」を詠んでみたいものだと憧憬を込めて語っていたのを思い出します。
「黒光りしたる焼藷屋の軍手 ラスカル」につないで「黒光るチェーンの音や冬落暉 ハジメ2018」の音を黒光るとの見立てで冬落暉との赤と黒の対比、お見事。盗むのが上手になりました♪
「俳人は盗人の始まり」と初めて鎌倉吟行に参加するときに「猫髭さんはお喋りだからみんなに盗まれるから気をつけて」ときっこさんに言われましたが、何のことかわかりませんでしたが、いやはや句会では盗まれまくりました。地元なので鎌倉は詳しいので、北鎌倉駅プラットホームのここに小津安二郎の『麦秋』で原節子と一柳寛が立って立ち話をした場所、漱石が小説『門』に書いた山門がここ、小津監督のお墓はここで墓には黒の御影石に「無」一字、溝口健二のお墓はあそこで、小林秀雄の墓やバレーボールの大松監督のバレーボールの死んでも名刺入れ付お墓は向かいの東慶寺で昔は駆け込み寺として有名で入って左手の喫茶店はいつもがらがらだから句会に打ってつけ、これから行く紫陽花寺の明月院など嘘っぱちで極楽寺の成就院が本物の紫陽花寺で、明月院などそれを真似して慌てて植えただけの真似し漫才田舎の乞食で紫陽花予定地と昔は括っていたのよ、その証拠に花の大きさと彩が全く違う、ここのは痩せこけた観光用の便所紫陽花よとマシンガンのように微に入り細を穿つガイド付きの歩く俳句ネタとしてぞろぞろ付いて来るので、以来、吟行の時は皆と離れて単独行動です。寄らば斬るど▼▼。
紅灯路(こうとうろ)とは正確には観泉寺今川紅灯路あるいは観泉寺竿灯会と言って、織田信長に桶狭間で敗れた今川義元の嫡子氏家の菩提寺で、何で臣下だった徳川家康に高家として仕えるようになったか知らないが、今川町と名前もそのままの広大な土地を有していて、まさかわたくしが住んでいる下井草の三畳の庵の近くに駿河の殿様の菩提寺があったのには驚いたが、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園のこの辺では家のそばの妙正寺の倍近い広さだが、お墓は由緒ある墓石は見事だが、正直庭園は桂離宮・金沢兼六園・六義園の三大池泉回遊式に比べるべくもないひどさで、便所(豪華)の裏の水溜りといった感じで妙正寺の方が花紅柳緑(かこうりゅうりょく)は美しいので近隣の住民はみな妙正寺公園で家族連れで賑わい、観泉寺はいつも閑散としているが、一年に一度だけ、十一月の立冬後に夜18:00から20:30まで開門し、ライトアップした冬紅葉を観賞し、池坊流生花を小学生が一年生から展示し琴の合奏会を小学生の女子たちが演奏する井草囃子が聴かれる土日だけは二千人近く近隣の家族連れが集まる交遊会があって、それが昨日今日に催される初冬の今川紅灯路の竿灯会というわけである。
ライトアップされた冬紅葉は造花のようで好きではないが、子どもたちの生花は「皆伝」も多くとても小学生の作品とは思えず感心した。お世辞にも琴の合奏は上手いとは言えないが必死さは伝わり拍手喝采で子どもたちがいてこその交遊会で、聞けば近隣住民の企画だそうでライトアップ費は区議が交渉して区の協力費で賛助し、寺側はお布施も使用料も一切とらない無料公開で、凄い金持寺で本堂も公開していたので、生臭くなくて、いつも通りがかりに綺麗なトイレしか使っていなかったのでそこだけは感心した。罰当たりな猫さん。
きっこさん、Suzume さん、皆さんこんばんは。
猫髭さんの「世界で一番幸福のハードルが低いのは俳句のお陰」という言葉に皆さん共感されていますね。小生も今日の夕焼けを見て幸福を味わっています。こんな素晴らしい光景をじっくりとほとんど独り占めできるとは何と幸せなことでしょうと(^^)。