きっこさん、ハジメ2018さん、皆さんこんばんは。今日は津市の空は何やら妖しい雲行き。まさか大地震の前触れでは?これはいずれわかることながらびっくりしました(^^)。
>大阪・箕面の滝
これがあの「滝の上に人現れて落ちにけり」じゃなかった、
滝の上に水現はれて落ちにけり 後藤夜半 昭和四年(オリジナル表記)
の名句が詠まれた滝ですか、初めて見ましたが立派な滝ではありませんか。この句が大阪・箕面の滝を詠んだものだと言うのは坂口昌弘氏の「平成の好敵手」第二回「岸本尚毅VS小川軽舟」の孫引きですが、「 軽舟は、夜半の句については『現代俳句最前線』の中で、箕面の滝をいくら眺めても句の景色は見えてこず、「落ちにけり」と言えるものではないと言い、実際の滝を見た写生句ではないと実景で確認している。」とあったので呆れたことがあります。歳時記の「一月」を見ると、
一月の川一月の谷の中 飯田龍太
の句が必ずと言っていいほど例句として挙げられていますが、あの川は、
雪解川名山けづる響かな 前田普羅
といった山を削るような渓谷を流れる川ではなく家の前の飛び越せるような小川を見て出来たと龍太が屈んでその田水を引いたような流れの前の写真を見た記憶があるのですが、句の姿がシンプルなので、軽舟のように、この小川をいくら眺めても句の景色は見えてこず、「一月の川」と言えるものではないと言い、写生句ではないと実景で確認したと書くかというと、騙されたとは感じても腹は立たないどころか、よくここからあれだけシンプルで美しい句を詠めたものだと感心するしかない。俳句は「客観という実」に軸足を置いた「主観という虚」であり、それがリアリティや美しさをもたらすのは各位の「多作多捨」「多読多憶」の修練次第ということになる。
ところで、「滝の上に」の「上」は「うへ」と字余りで読むのか「へ」と上五に収めて読むのかという話題があるが、
滝の上人あらはれて去りにけり 原城 昭和2年
という句が「ホトトギス雑詠選集」にあるので、滝の上は「うへ」と訓じるのが正しいとわたくしは思います。
写真は冬季限定トンカツ屋の牡蠣フライ定食。醤油をかけてレモンを絞りタルタルソースでいただく。エビフライも自宅で冬は半額セールのエビフライの揚げるだけのやつを買って来て、タルタルだけだと甘すぎるので醤油か塩で軽く下味を付けてからタルタルを少々付けて食べる。エビフライは大好物で炊き立ての白米に合うのである。
おでんの季節だが、「孤独のグルメ」で見た富山のおでんの蟹面(蟹の甲羅の身から味噌から内子まで混ぜて練りこんだもの)が強烈に旨そうで、これは東京では入手困難なので、年の瀬大均市で大根一本丸ごと88円と安いので買って来て、奈良の大根炊きを思い出して厚めに大根を切って串でぷつぷつ挿しまくって中まで火が通る奈良おでんのやり方で半額で冷凍しておいた手羽先をどかんとぶち込み、シンプルに大根と手羽先の炊いたんにした。これは出汁が旨味の元だから、昆布、干し椎茸、煮干、鰹節、酒、醤油と塩で火を通しては冷まして味を入れ、また火を通して冷ますことを繰り返して完成。大根一本食べてしもうた。この出汁で饂飩で締める。しかし、千秋楽を見てがっかり。茨城出身の高安はいざという時に限って弱い。困ったもんだ。
きっこさん、兎波さん、皆さんこんばんは。今日は伊勢路から尾張路へ鉄道で移動です。藤井聡太五冠の郷、瀬戸市訪問。瀬戸焼きというより今や将棋の街になった観が(笑)。桑名で揖斐川木曽川という大河を渡る鉄橋が圧巻です。
猫髭さん、写真でお言葉ありがとうございます。これを励みにさらに精進します。
きっこさん、猫髭さん、皆さん、こんにちは♪
猫髭さん、ハイヒール図書館ゆるゆるのんびり楽しみにしております。大事な猫の手も目もどうぞお疲れの出ませんように。ありがとうございます。
きっこさんは、いつ降臨されるか分からないこのドキドキ感がオタクにはたまらないのです(笑)ゆるゆるのんびりお待ちしております♡
写真はパパとお出掛け中の次女から届いた、大阪・箕面の滝です。紅葉の天ぷらを食べつつラムネを飲んだそうです。ええなあ。
ハイヒール図書館の更新を休んでいますが、実は他の俳句掲示板の復元を頼まれてそちらに注力しています。ハイヒールつながりでわたくしやラスカルやきっこさんや遊起さんや龍吉さんがお世話になった「影庵」の庵主かげおさんが九月にお亡くなりになり遺句集を編む話があってかげおさんは桑原三郎主宰の「犀」と山﨑十生主宰の『紫』に所属していたので俳誌掲載句は残っているがインターネット掲示板の「影庵」を記録している者が誰もおらず、「ハイヒール句会」を句友たちと復元したわたくしに声がかかったのです。2007年(平成19年)から2017年(平成29年)の例句会をわたくしは保存していました。おまえは前世が豆腐屋かと云われるほどの豆男、ではなくて、わたくしは作品主義なので作者自身には興味がなくて作品だけが好きなので投句一覧は記録しているのですが披講一覧は記録していないことが多く、「影庵」の句会記録もそうでした。自分の投句記録と選句記録と感賞記録のみで「詠み人知らず」の俳句をこの句が好きという自分の選句基準で選ぶ楽しみが句会の醍醐味で、誰が詠んだかは二の次でした。「ハイヒール句会」は俳句を始めた当初からお世話になってイロハからきっこさんには教えてもらったので、他の句会とは別で終生「ハイヒール」所属ですので披講一覧ときっこ選も記録していましたので「ひよこ組」の協力で復元出来ますが、「ハイヒール」所属のままで俳句世間を放浪中に第二の師、第三の師と仰ぐ素晴らしい俳人に出会っても、きっこさんを第一の師として仰ぐ気持は変わらず、彼らも最初に良い指導者に会われたと認めてくれていました。でなければ彼らに「同人代表」を任せられることはなかったでしょう。しかし、鈴木茂雄さんが最初の俳句の水先案内人としてきっこさんへ導いてくれたように、馬場龍吉さんや井上かほりさんやかげおさんといった先輩として水先案内人となった俳人たちの御恩もわたくしの多幸とするところであり、かげおさんこと岡田一夫さんの遺句集を組むお手伝いをしたいと、過去の記録を一ヶ月かけて精査すると全句会ではありませんが、披講一覧をオマケとして記録してある過去ログが多数見つかり、IT技師としてバックアップが習性になっていたのが「作品主義」に勝ったのかと水先案内人への報恩の機会となったと喜んでいます。まあ、「死んで花実が咲くものか」と云われますが、かげおさんの過去ログを見ると、2008年(平成20年)に「影庵」でちいさな「かげお句集」をアップしており、
私は現在、入間市に本拠がある同人誌「犀」と山崎十生氏が主催する「紫」に所属しております。
「犀」は隔月刊ですが「紫」は毎月出ます。
発表した作品は過去のもので、句集にでも纏めない限りそのまま埋もれてゆくだけです。そんなこともあり、ネット上にアップし記録しておくことにしました。
と書かれており、「 発表した作品は過去のもので、句集にでも纏めない限りそのまま埋もれてゆくだけです。」という言葉が胸を打ち、スクリーンショットで保存していた作品を今読むと、ここにかげおさんの「自分が居たことを誰かに知ってほしい」という遺言のように思えてなりませんでした。
桑原三郎主宰と「犀」メンバーと一緒に吟行句会をしたとき、わたくしが二次会の料理を作ったのでかげおさんがお礼に「犀」の最新号をくださったのですが、編集長だったかげおさんの句を見てびっくり。大絶賛したのを憶えています。彼の代表作になると太鼓判を押し捲った秀句です。お亡くなりになったので名句か。どうも名句と生きている人に言うのは恥ずかしいから。
秋風や喪服の襟の眠り穴 岡田一夫
昨夜も徹夜で目がちばちばしていますが、奥様もかげおさんの遺句集を形見として望んでおり、いましばらく「ハイヒール図書館」の更新はお待ち下さい。何とか今日中に目鼻をつけて、十二月から「ハイヒール図書館」に注力します。
きっこさんは10月28日以降お顔を出しませんが、ツイッターを見る限り、中村愛ちゃんに「ハッピーバースデイ」を生放送で歌ってもらったり(わしらオヤジはお呼びでない)お母さんと誕生日に日帰り温泉に行って鰻重食ったり、蕎麦焼酎蕎麦湯割(黒馬のヴィンテージや爆弾華絞りはオンザロックですが、雲海の蕎麦湯割はわたくしの句会のお供です)や泡盛ロック五杯飲んでほろ酔い機嫌でメルマガの取材に競馬に奔走しているので(競馬だけに)、また体調崩されたのかと心配していましたが、杞憂でした。(*^▽^*)ゞ。
写真は山茶花。「山茶花は咲く花よりも散つてゐる 細見綾子」というがまさに「散るために咲く花」である。
杜人さんのサービスエリアの写真のパンフォーカス凄いね。構図も具沢山だが近景のSA、中継の紅葉、遠景の山と雲がヴァラエティに富んでお見事♪
きっこさん、猫髭さん、皆さんこんばんは。昨日新東名を通ってまた伊勢路に来ました。途中サービスエリアごとに写真を撮りつつ道中を楽しみました?
猫髭さん、小生も同県人として土浦に住んでいたこともあり高安に一度は優勝してほしいと願っています。明日も楽しみに観戦しますよ。