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スレッドNo.109

ウグイスの思い出

2015年7月、大雪山系に行きました。
6日旭岳の麓の宿に泊まりました。
7日の早朝、宿から旭岳に登り、ビンズイやノゴマに出会いました。
午後3時ごろ、宿から次の宿泊地である層雲峡(昇仙峡=誤り)に向かいました。
車(レンタカー・普通車)の後部座席から「カサカサ」音がしましたが、
トンボでも入ったのだろうと思いながら運転していました。
夕方、層雲峡の駐車場に車を止めて「カサカサ」の原因を調べました。
何とウグイスが車中に入っていたのです。
後部座席の床から助手席のドアに飛び上がり、近くの桜の小枝にしばらく居ました。
このウグイス、嘴が黄色でしかも頭が扁平でした。
今回の報告を読み、もしかしたら、このウグイスは換羽中だったのではないかと
改めて思いました。
(宿の受付に支払いに行っていた時、車の窓を開けたままにしていたので
ウグイスが車の中に入ったものと思われます)

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月09日 01:22)

車のドアに飛び移ったウグイスです。
頭部が扁平です。

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桜の木と思っていましたが、
画像をよく見ると桜ではないようです。
何の木かお分かりの方がいましたら、ご教示ください。
ウグイスはこの木にしばらく止まっていましたが、飛び去りました。

引用して返信編集・削除(未編集)

いちじん様

 このウグイス、頭部の羽がほとんど擦り切れていてこうなっているのだと思います。尾羽もかなり擦れているので、換羽直前か、頭部の羽が抜け始めた状態の、最もボロボロの羽衣のように見えます。ただ、この後の全身換羽で、きれいさっぱり元通りになるはずです。

 ウグイスの無賃乗車(ヒッチハイク?)のその後が心配ですが、移動距離が大したことなければ自力で戻れたと思います。旭岳の東西の移動は、鳥にとってはそこまで遠い距離ではないかもしれません。また、ウグイスは北海道では夏鳥なので、繁殖が終わっていれば、そこから秋の渡りをして、翌年元の場所へ戻ったかもしれません。いずれにしろ、いちじんさんもウグイスも、お互いビックリだったことでしょうね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月07日 15:38)

記事を書いてから、
車の中に入り込むような警戒心の無い鳥なので
また足も肌色なので
幼鳥が成鳥になる時のウグイスではないかと思っていましたが
ヨタカさんのお陰で
はっきり換羽中のウグイスということが分かりました。
ありがとうございました。

層雲峡を昇仙峡(山梨)と書いてしまいました。
訂正してお詫びいたします。
付記
9日 赤岳に行く途中で念願のギンザンマシコに
出会いました。

引用して返信編集・削除(未編集)

いちじん様

 「巣立って日が浅いと「足」の色が淡い」と書きましたが、うまく伝わっていないかもしれないので蛇足です、足だけに(親爺ギャグ、ごめんなさい)。
 ここでいう「足」とは「趾(あしゆび)」ではなく、主に「跗蹠(ふしょ)」をイメージしていました。わかりにくいので、勝手ながら、いちじんさんの画像に書き足しました。この個体の跗蹠は黒っぽいように思います。ついでに書くと、跗蹠が淡い色の時は口角と同じように少し肉質で跗蹠も太いように感じますが、黒っぽくなると引き締まった感じになります。老婆心(老爺心?)ながら、足の色の変化は種によって異なります。雛が鈍い色で成鳥が淡い色の鳥もいますので、誤解されませんように。

 警戒心が弱かったと思われる点については何とも言えません。もしこの鳥がスズメより明らかに小さかったら、ウグイスのメスだと思われます。メスならオスよりさらに潜行性が強いので、少し暗い車内を藪と勘違いしたのかもしれませんが、こればかりは本人(本鳥?)に聞かないと分からないですね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月07日 16:46)

ヨタカ様
詳しい足の説明をありがとうございました。
車での移動距離は約100㎞で運転していたのは1時間45分くらいでした。
旭岳温泉⇔層雲峡間(旭岳~黒岳)は地図上の直線距離にすると18㎞くらいです。
北海道のウグイスは冬季はどの辺りまで南下移動するのでしょうか?
東北地方でしょうか?
もしかしたら群馬辺りまで来るのでしょうか?

画像はギンザンマシコのメスです。
     

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 北海道の亜種ウグイス(群馬県と同亜種)がどの辺まで南下するのかは知りません。亜種ウグイスはそれほど大きく動かないようですが、北海道の隣のサハリンや国後・択捉で繁殖する亜種カラフトウグイスは、本州を飛び越えて沖縄で越冬するそうです。その亜種カラフトウグイスがらみで、20年ほど前に話題になった面白い話があります。お時間があればどうぞ ↓

https://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/workshop/workshop_uguisu.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jyio1952/33/2/33_2_148/_article/-char/ja/

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ヨタカさま
身近なウグイスがこれほど複雑なこと(亜種)と初めて知りました。
「リュウキュウウグイスについては、サハリンや南千島で繁殖する亜種カラフトウグイスが越冬のため沖縄に渡っているものをリュウキュウグイスとしていた可能性が高いそうです。」
とありますから、亜種によっては相当遠くまで移動することが分かりました。
旭岳のウグイス、どこまで南下したものか・・・
逆に、この辺で鳴いていたウグイスは夏季はどこまで北上しているのか・・・
分からないことが分かりました。
ヒヨドリも北海道では夏鳥とのこと。
ウグイスと同じような移動をしているように推測して良いものなのでしょうか?

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