今日は午前中の仕事の終わりかけに会社から土曜の仕事の手配があり、バックにTVの音がするのでなに見てんのと聞くとWBCの日本とアメリカの決勝戦だと言う。それでお客に仕事が終わったらTVでWBCが見られるかと聞くと見られるというので点けてもらったら七回裏で日本がアメリカに3対1と勝っていて、あと三振6個で日本の優勝じゃんと見ていたら八回にダルビッシュが出て来てホームランを打たれ1点差に詰め寄られ、心臓ばくばくで、何とか打ち取り、9回表のクローザーが何と大谷という豪華さでさっきまでバッターで活躍していたからユニフォームが「泥だらけのクローザー」というのは初めてで、ゲッツーであとひとりが、エンゼルスの同僚で大リーグを代表する430億円選手のトラウトで、嘘だろうという顔合わせで9回表2アウト3ボール2ストライクのあと一球で優勝が決まる、こんなシナリオは漫画でも映画でも嘘くさいに決まっている、そういうシーンが目の前のTVで起こっているという。もうこれはストレートしかありえないと見守る最後の一球がまさしく160キロ越えの剛速球(スライダーでした)、空振り三振、うわあでお客と手を取り合って喜んだが、行きつけの喫茶店は無人で電気も点いていない。阿佐ヶ谷のアーケードの商店街もいつもは昼時に並ぶお好み焼き屋や鯛焼屋が誰も並んでいないし、閑散としている。こんなことは初めてで喫茶店の主に携帯の伝言メモを残して善福寺川の桜を見に行ったら既に桜は満開を過ぎて葉桜になっているものもあり、明日から雨が続くから花散らしの雨になるなあとひととおり花見客を避けながら写真を撮っていたら、喫茶店の主から電話があり、WBCの決勝を見ていたんだと。道理で商店街もがらがらだったはずだ。みんなWBCの決勝戦を町中で見ていたというわけだ。(*^▽^*)ゞ。
WBCにはこれまで全く興味がなかったが、これだけのメンバーが勢ぞろいすることはまずあるまいという顔ぶれだったので、準決勝と決勝戦は実に劇的で見事な戦いだったと思う。大谷もすごいが、みんな凄いねえ。二十歳代のピッチャーが臆することなく大リーガーに向かってゆくのは大したものである。
横綱大関抜きでも新入幕の北青鵬と金峰山が頑張り、小兵の翠富士が真っ向勝負で前へ前へと立会い変化をせずに出てゆく体幹の強さは、上位が星の潰し合いをしているのでこのまま突っ走ったら面白いと思う。十両も朝乃山と逸ノ城という超弩級の関取や落合という逸材が控えているので幕下の川副といい、来場所以降は新旧世代交代の下克上が始まるでしょう。名選手必ずしも名監督ならずと言うが白鵬は親方になっても名伯楽で、彼の育てる力士がこれからの相撲界を刷新してゆく気がする。
侍ジャパンも9回裏大谷の2ベースから村上の劇的逆転サヨナラ勝ちで一気にこの勢いでアメリカに勝ってほしいものだ。
きっこさん、猫髭さん、皆さんこんばんは。折角この世に生まれてきた以上一世紀は生きてみたいですね(笑)。そのあとは山桜に姿を借りて更に何世紀か(^^)。春の夢物語?
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