皆さん、こんにちは♪
明日3日と明後日4日の深夜から明け方まで、三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」が極大を迎えるので、車中泊で観測しようと思っています。そこで「しぶんぎ座流星群」を勝手に新年の季語にしてしまいました(笑)
今年の歳旦三つ物も出そろって来ましたね。
杜人さん、全体的にバランス良くまとまっているのですが、発句の冒頭が「笑顔なき」というのは、あまり好ましくありませんね。「緊張」を表現したのだと思いますが、歳旦三つ物の発句は「おめでたく詠むこと」が大前提なので、嘘でも「おめでたさ」を演出しましょう。
句念庵さん、形式としては一点の傷もなく完璧に詠めているのですが、発句も脇も多くの家庭が行なっている一般的な内容で、句念庵さんならではの発見や報告がありません。それこそ「宗像大社の渋滞」とか「今年の散歩の目標」とか、句念庵さんならでは事柄を1つでも詠み込むと、詠み手の顔が見えて来る作品になります。
猫髭さん、第三は最高に素晴らしいのですが、発句が「おせち」、脇が「雑煮」というのは、即き過ぎにも程があります(笑)発句が「おせち」、脇が「夫婦箸」でも即き過ぎなのですから、発句で「おせち」を詠んだら、脇は飲食から離した上で、そっと寄り添わせましょう。
撫子さん、それです!抜群に良くなりましたね♪
真知貝さん、とても良くなりましたが、ラスカルさんへのアドバイスにも書きましたが、第三は「上五で切る」という決まりなので、ここは「公魚や」と切りましょう。そして「公魚」と言えば「湖上」は蛇足なので、「つぎつぎ跳ねて」「ぴよんぴよん跳ねて」などのように、もっと動きが見えて来る表現にしてみましょう。
兎波さん、「初詣孫と相合傘」は、句またがりの字余りです。脇はきちんと七七のリズムで詠まないと、全体の流れが生まれません。句またがりでも「相合傘で/ゆく初詣」というように、リズムを整えましょう。
皆さん、こんにちは。
願望の句です。
>第3が五七五ではなく七七になって〜
きっこさん、ご指導ありがとうございます。
年一度の事で、心掛け悪く勝手にルールを変更してしまいました。(^_^)
きっこさんみなさんこんにちは。
きっこさん、それぞれの歳旦三つ物へのアドバイスとても勉強になりました。
私は二句目を推敲してみました。
年に一度のこのお正月らしい遊びの場が楽しみです。
歳旦三つ物
お降りや箱かばひつつ宅急便
初詣孫と相合傘
春の山うさぎはかめに差をつけて
兎波
きっこさん、みなさん、おはようございます。
きっこさん、
歳旦三つ物のご指導ありがとうございます。嬉しいかぎりです。
第三句を詠み直しました。
杖朝の年の初めやおぼおぼし
いのち惜しみて酌む屠蘇の酔
公魚の湖上に跳ねて雲もなし
真知貝
きっこさん、皆さん、こんばんは♪
さっき新年になったと思ったら、もう二日になりました〜。
きっこさん、歳旦三つ物へのご指導ありがとうございます!とても勉強になりました。また来年も挑戦してみたいと思います(^^)
あ、鬼に笑われてしまいますね(笑)
歳旦三つ物
初空やゆるり思春期はじまつて
姉さんの真似する初化粧
風光るダンクシュートの鮮やかに
撫子
昨日の今日の初昔ですが、きっこさん、句座のみなさん、明けましておめでとうございます。
何年ぶりになるか歳旦三つ物を読むのは。「歳旦三つ物には、ちょっと難しいルールがいくつかあります」という縛りがあるので、有季定型切字の三原則はこの道二十年で体に染みているとはいえ、一年に一度となるといちいち「きっこ俳話集」第十一話 歳旦三つ物と首っ引きで格闘するので頭がミチミチして暮れからずうっと忘年の酒びたりで格闘しているうちに朝からニューイヤー駅伝見ながら(抜きつ抜かれつで面白かった~)丸餅を雑煮で五個、磯辺巻を二個食って、当然酒も飲んでるから、腹はくちくなり瞼は重くなりで、韓国ドラマの「還魂」第二部の第七話の配信を見終わったら寝落ちで、うわああ、みんな上手いなあと見ていた歳旦三つ物がことごとく何らの瑕疵ありできっこさんから指導!を受けており、清水の舞台から飛び降りるつもりで(実際はシッコしてきただけですが)、十年ぶりくらいに詠んだ歳旦三つ物をば(前置き長し)。
くひつみや慈姑(くわゐ)黒豆栗きんとん
雑煮嗅ぎ出すAir cleaner
うらゝけしふたりむすめのわらふらむ
きっこさん、みなさんこんばんは。
昨晩は紅白の終わる直前に抜け出し、近くの古刹に除夜詣でに出かけました。途中宗像大社の渋滞に巻き込まれ、
にっちもさっちもいかなくなり、闇の裏道から抜け出しやっと参詣。帰り着いたら午前2時。
少し仮眠して6時に起床。今度は毎年恒例の近くの山に「初日の出」を拝みに出かけました。
快晴で見事な初日の出を見ることはできました(^^)。帰宅してお節や御雑煮を頂き、年賀状を拝見していると
もうお昼。ちょっとだけ仮眠して夕方は日課の恒例の散歩に。今月の目標は140kmです。
去年は1、500kmで終りました。家に着いたらもう日没でした。
てな具合で日程の込んだ元旦となり、ここに出遅れてしまいました。
皆さん、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
歳旦三つ物
護符替へて年神様を迎へけり
お神酒に添へて上げる若水
春風や行手遮る雲もなし
句念庵
きっこさん、皆さんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
歳旦三つ物
笑顔なき記念撮影獅子頭
子等走りくる御降りの中
入社式髪こてこてに固め来て
杜人
皆さんの歳旦三つ物、楽しませていただきました!
茂雄さん、全体の流れに一体感があるところはとても良いのですが、発句が「電話」、第3が「ボイスメール」なので、イメージに広がりがなく小さな枠の中で完結しているのです。第3は、もっと飛躍させましょう。
かをりさん、とてもかをりさんらしいほのぼのとした三つ物ですね。一点だけ、第3は「上五で切る」という決まりなので、「永き日や」と切るか、五音の季語で名詞切れにしましょう。
撫子さん、発句の「思春期」から、脇の七七の句またがりへの流れは素晴らしいのですが、第三の「ぎうぎう詰めの重箱に」が、春の季語を使っていても、どうしても新年のおせちをイメージさせてしまうところに「季戻り感」があってもったいないです。第3は、もっと飛躍させましょう。
ラスカルさん、まったく肩の力を感じさせない自然体のよろしさがラスカルさんの魅力ですね。全体の流れは「さすが」ですが、かをりさんの句にも言ったように、第3は「上五で切る」という決まりなので、「カプチーノ」と「待つ」が繋がらないように推敲してみてくださいね。
ハジメ2018さん、工夫して詠んだ努力は生きていますが、第3が五七五ではなく七七になってしまっています。「オートバイ荒れた春野を駆け抜けて」など、いくらでも推敲できますので、あと一息、かんばりましょう。
真知貝さん、発句と脇は秀逸ですね。でも、第3も「去年今年」という新年の季語を用いています。第3は「春の季語」を用いて、発句と脇の世界から大きく飛躍することが決まりです。第3を練り直してみましょう。
兎波さん、ここまで皆さんは第3で地雷を踏んでしまいましたが、兎波さんの第3はとても良く詠めています。それだけに発句と脇の「通販で高いブルゾンを買ってしまった」というシチュエーションの説明的な点が気になります。発句と脇は短歌ではないので、もう少し離しましょう。
灌木さん、灌木さんも発句と脇はとても良いのですが、第3に「春の季語」がありませんし、上五に「切れ」もありません。中七と下五は申しぶんないので、五音の春の季語を上五に置き、名詞切れにしましょう。
皆さん、それぞれがとても良く詠めているのですが、総じて第3でミスが出ています。「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、俳句や連句は「着地」が命です。途中がイマイチでも、着地がビシッと決まれば、それなりの作品に仕上がるのです。逆に、発句と脇が素晴らしくても、第3でミスをするとすべてが台無しになってしまいます。
歳旦三つ物の場合は、発句と脇で自分の作品が「ほぼ完成した」と思ってしまい、最後の第3を適当にまとめて失敗するケースが多くあります。これは通常の俳句の「下五」にも言えることです。皆さん、俳句も連句も「着地」にこそ最大の気配り、目配り、推敲を傾けましょう。