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互選結果発表

12月度みんなのネット俳句会・互選結果発表
12月句会のトップは10点を集めたダイアナさんの「冬うらら」の句でした。次いであんのんさんの「除夜の鐘」の句で、1点差の9点でした。以下、ABCヒロさんの「寒紅」の句が7点、弥生さんの「十二月」の句が6点と続きました。
10点句 42 診察は旅の話しや冬うらら (ダイアナ)
 9点句  5 除夜の鐘こころざし秘す十八歳 (あんのん)
 7点句 52 寒紅を引きて女は強くなる (ABCヒロ)
 6点句 19 広告に溢れるおもちゃ十二月 (弥生)
個人別総合では、ダイアナさんが16点でトップでした。

12月度みんなのネット俳句会・互選結果発表             特選2点、並選1点で計算。
1 早咲きの山茶花一輪短冊に (みにょん) 2 ◎えっちゃ、
2 よろよろと歩む姿は狂ひ花 
3 畝間では白き肌魅せおでん酒 (和談) 1 ヨヨ、
4 亜米利加は未だ銃社会開戦日 (ABCヒロ) 2 ◎ちとせ、
5 除夜の鐘こころざし秘す十八歳 (あんのん) 9 ダイア、◎尾花、◎ラガー、◎森野、ふうり、アイビ、
6 片手ずつ手袋外し手を繋ぐ (玉虫) 4 茶々、にゃん、かをり、コビト、
7 冬日射す水飲み台に小鳥の像 
8 初雪や音なく過る鳥の影 (馬渡谷) 2 えっちゃ、アイビ、
9 人は人吾は吾だと冬将軍 (コビトカバ) 2 ラガー、えっちゃ、
10 ほどほどの二年連用日記買ふ (ナチーサン) 4 ◎ヨシ、◎みにょ、
11 雪催ひしいんと生きる村の知恵 (かをり) 2 ダイア、森野、
12 枯草を束ねて結ぶ通学路 (尾花) 2 ナチー、森野、
13 未来とは後のことぞ日記買ふ 
14 大阿蘇の枯れて尾花の風となる (森野) 4 ナチー、馬渡谷、◎にゃん、
15 炬燵中先に籠るや熊よりも (ヨヨ) 1 和談、
16 県境を超えれば一面冬紅葉 (ふうりん) 1 ヨヨ、
17 炬燵猫寄せる寒気に薄目開け (茶々) 1 えっちゃ、
18 蜜柑食べ掌談義始まりぬ (ヨシ) 2 玉虫、かをり、
19 広告に溢れるおもちゃ十二月 (弥生) 6 ちとせ、馬渡谷、◎ABC、◎コビト、
20 掃いたあと掃いたあとへと落葉かな (アイビー) 5 ちとせ、和談、弥生、ABC、みにょ、
21 冬の朝烏らは鳴き芥を出す 
22 一日を炬燵を出ては戻る猫 (にゃんこ) 1 茶々、
23 ポトフ煮る厨の外は虎落笛 (ダイアナ) 2 尾花、ふうり、
24 電線に音符の響く寒雀 (茶々) 1 ヨヨ、
25 暮れ際のポインセチアの並ぶ店 (みにょん) 1 弥生、
26 しがみつき耐えて残る葉落葉風 
27 寒いよーJapanの家は地獄かな (ラガーシャツ) 1 ふうり、
28 パリパリと音する夜道聖夜ミサ 
29 先生の前いきなりの大くさめ (ABCヒロ) 3 尾花、玉虫、にゃん、
30 白駒の根上がりに苔雪化粧 
31 埋火やあいまいに生くこれよりは (あんのん) 5 ナチー、玉虫、森野、かをり、ヨシ、
32 年の瀬や歌姫昭和の歌を吐く (ナチーサン) 1 和談、
33 陸奥の湯宿初雪にして根雪 (馬渡谷) 1 てつを、
34 当主にて終ふ湯やどの冬構 (かをり) 3 ◎馬渡谷、アイビ、
35 早朝のバス凩と共に待つ (コビトカバ) 1 ダイア、
36 枕木も朽ちて廃線冬ざるる (森野) 5 ◎ダイア、ヨヨ、ABC、アイビ、
37 葉ぼたんや日時計我の腹時計 (尾花) 1 弥生、
38 最後には玉子で〆るおでんかな (ふうりん) 3 弥生、ラガー、ABC、
39 小春日やまたひとり来て畦談義 (てつを) 3 あんの、コビト、みにょ、
40 群と呼ぶ数には満たず鴨の池 (弥生) 2 あんの、にゃん、
41 池鏡もみじ葉映す東山 
42 診察は旅の話しや冬うらら (ダイアナ)  10 ちとせ、ナチー、◎てつを、◎弥生、ラガー、にゃん、ヨシ、アイビ、
43 コンビニのおでんと言へど侮れず (アイビー) 1 てつを、
44 真夜中に猫の入り来る蒲団かな 
45 雪降ればちちははの声雪積もり  
46 突つつけば海鼠のつそり復元す (アイビー) 4 ちとせ、尾花、玉虫、馬渡谷、
47 貫けずとても虚子には初昔 (ラガーシャツ) 2 ◎かをり、
48 大根の皮は剥かぬと諭されて (玉虫) 1 えっちゃ、
49 苔庭の日暮れ寂しき冬紅葉 (みにょん) 2 ダイア、和談、
50 初冬の夜道へ誘う電飾衣 
51 補助具付け杖つく人や冬日燦 (ちとせ) 2 馬渡谷、アイビ、
52 寒紅を引きて女は強くなる (ABCヒロ) 7 てつを、◎あんの、ラガー、コビト、ヨシ、アイビ、
53 暗闇を燃やす晦日の熱気かな (コビトカバ) 1 みにょ、
54 長生きのめでたきことと言ふ冬日 
55 綿虫や逢うて語るも易からず (かをり) 4 ◎玉虫、あんの、コビト、
56 襖絵の虎の眼や山月忌 (馬渡谷) 2 ◎ナチー、
57 日当たりて鴨一列に堰の上 (てつを) 4 ヨヨ、茶々、かをり、ふうり、
58 屑籠に師走の芥放り込む (ナチーサン) 1 尾花、
59 佇めば風吹き抜ける松手入 (ヨヨ) 3 ◎和談、森野、
60 冬晴の天守見惚るる竜吐水 
61 百均で探すあれこれ年用意 (弥生) 1 ABC、
62 枯蔦や異人屋敷の跡と聞く 
63 電飾の街や二人のクリスマス 
64 着物着て外つ国人も紅葉狩 (ふうりん) 3 茶々、ヨシ、みにょ、
65 寒烏逢引きですか見つめ合ふ 
66 豆炭の埋れて赤き火鉢かな 
67 父の癖思ひだして冬至柚湯 (えっちゃんあら) 1 アイビ、
68 足音に日々の疲れや年詰まる (ヨシ) 2 ◎ふうり、
69 吾子の名の縫い取りありぬ吾の手套 (ダイアナ) 4 てつを、◎茶々、あんの、

*投句者は森野、えっちゃんあら、ラガーシャツ、ABCヒロ、弥生、コビトカバ、馬渡谷、ヨヨ、ちとせ、和談、玉虫、あんのん、ナチーサン、ふうりん、尾花、アイビー、ヨシ、てつを、にゃんこ、みにょん、茶々、ダイアナ、かをりの23名。

*間違い、その他不都合な点をご連絡下さい。

編集・削除(編集済: 2025年12月14日 13:15)

1万人目の訪問者は誰?

タイトルの紫色のゾーンの左の方に白抜きの数字があります。この数字は掲示板開設以来の総アクセス数を示しています。今現在、9865になっています。始めたのが6月28日でしたから、今日で140日目になります。そうすると1日平均、74.5人の方が当掲示板を訪問した計算になります。アイビーは管理人という立場上、日に数回開きますが、それにしても74.5人とは驚きます。扱うアイテムが俳句という地味なもので、流行りのトレンドとは無縁なのに、有難いことです。改めて皆さんに感謝申し上げます。このペースで行きますと10000人目の訪問者は明後日の16日になりそうです。記念品は何もありませんが、10000人目の訪問者の方は、何かコメントをいただければ幸いです。

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ナチーサンさんが掲示板を訪問したのが15日の19時17分、この時のカウンターが9993。玉虫さんが20時52分に訪問した時のカウンターが10001。約1時間半の間に記念すべき1万回目のビジターがあったことになります。誰だったんでしょうね。

引用して返信編集・削除(未編集)

ありゃ
こんなことが!
10001!

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9993人、後7人。いよいよ秒読みに入りました。

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自句自解

 3 秋塩はバランス良しと塩談義 0
動物が岩塩を舐めている動画をよく目にする。わが国は主に海水から塩を得ている。ある雑誌に四季により塩の質が異なり味も微妙
に違っているそうだ。気候が温暖なほど柔らかな味わいとのこと。初めて知った。目の前の塩が何時のものか気になるが
きっと舐めてみても解るまい。
 
29 滑らかに初冬の湖を滑る石 1
最近の俳句に一読読めない漢字が目立つ。こちらの不勉強もあるが普通の辞書を調べても解らないものもある。地名など固有名詞はルビで解決できるが、それでも難解なものはほとほと困る。選句では適当にパスしているが何か気が咎める。「俳句は、奥深いものを解りやすい言葉で表現する」と先達の言葉にあったがその通りと思う。この句は平明な言葉で表現したが内容が乏しいか。「をりとりてはらりとおもきすすきかな」の蛇笏の句を指針に句作しているつもりだが。

48 晩秋の湯船に透ける手術跡   1
手術は定年の2年前と愛知万博の年の2度行っている。いずれも心臓バイパス手術のもので2度とも開腹している。胸の中央と腕、足のふくらはぎに痕がある。胸以外は血管の継ぎ足しに使ったものだ。「医師からは、動脈を使ったのでこの病気で死ぬことはまず無いとのお墨付きの痕である。普段は気にならないが何故かその夜はしみじみと眺めてしまった。跡は痕か。

65 立冬の駒音コトリ竜王戦    1
今年の将棋の竜王戦、聡太竜王の連勝でカド番となった。各地を巡り最終までもつれれば7つの地域を巡ることになる。地元の宣伝も兼ねてか、名所や特産品の紹介、お昼やおやつまで紹介されファンへのサービスも念入りだ。伝統にのっとった格式の高い所作など若い棋士が堂々と勤めている。二日がかりの戦いでの緊張、長考の連続。ネット観戦のこちらも疲れる。

75 月蝕の影戻しゐる月明かり   2
今年の仲秋の名月は昨年と違いゆっくり鑑賞できた。心配したが月蝕もしっかり見ることができた。俳句仲間からスマホでの通報がしばしば。後で送られてきた岐阜城と月蝕のツーショットは合成かと思われるほどの見事な写真だった。ただ句作となると難しい。類句が多いのではないか。月食が季語でないのでその分工夫がいる。季語の斡旋での苦労が多かったのではないか。いずれにしても紹介するほどの句が得られなかったことは確かである。

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 手術の後看護婦から「障害手帳」の話があったそうです。私は「手帳を受けたら走れなくなる」と拒否したそうです。その後数年走りましたが犬山のハーフマラソンで足切り(途中の関門での時間制限)に合いショック、以来ウオーキングに切り替えました。家内から「あの時手帳を受けていたら」と今も愚痴られています。最初の手術から早や26年生かされています。感謝です。

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なんかとても調子に乗ってごめんなさい🙏。メッセージします🙇⤵️作句された俳句を選句するのはレストランでメニューを見てどれにしようかと迷って分厚いステーキかな、海の見えるレストランなら刺身定食か😂エビフライかなたか。選句の後は自句自解等は食事後の里芋の煮付けは甘辛とか友達の若い頃に手術されたとか会話してるようでネット俳句がとても楽しいです。お世話されてる管理人さんや18名の皆さんに感謝です。ありがとうございます。

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48 大手術だったのですね。手術を乗り越えたからこそ、何事にも前向きなナチーサンさんの現在があるのでしょうか。
3  にわかには信じられない話ですね。塩分の摂りすぎは高血圧を引き起こす原因とは聞きますが。

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御礼

11月句会は19名の投句をいただき無事終了しました。皆様のご協力に厚く感謝申し上げます。また何時ものように活発な意見交換、感想、自句自解等お願いたします。今回好成績を収められた方々のコメントをいただきたいと思います。
またABCヒロさんは、嚶鳴庵句会の日程について連絡事項があると思いますのでよろしくお願いします。

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悦ちゃんあらですさん、どんどん書き込んでくださいませ。
リアル句会でないのですが、お互い読みっぱなしはつまらないのです。
せめて選句したお気持ちなど書かれると、とてもうれしいです。

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俳句の後の皆さんのメッセージを楽しくワクワクして読んでます😄

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小さい「っ」と大きい「つ」

 ABCヒロのおせっかいです。
 タイトルの小さい「っ」と大きい「つ」について述べます。
 旧かな遣いでは、小さい「っ」は使いません。54番の句の下5が気になりました。「ゐし」とありますので旧かな遣いの方と
 思われます。下5を表記するには、「なつてゐし」とすべきです。
 
 参考までに新かな遣いでは、「なっていし」とすべきです。

 かな使いの問題は、本当に難しいです。どちらを使うかは個人の自由と判断でいいと思いますが、一句の中に両方が混在するのは
 感心しません。句の完成度を少しでも上げようとするなら、きちんとかな遣いはマスターしておきたいポイントだと思います。

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俳句の表記は、まず①口語体か文語体か ②新仮名遣いか旧仮名遣いか の選択をしなくてはなりません。
この結果①口語体で新仮名遣い ②口語体で旧仮名遣い ③文語体で新仮名遣い ④文語体で旧仮名遣い の4通りの組み合わせが考えられます。ABCヒロさんの言われる通り、一句の中に新仮名と旧仮名が混在している句をよく見かけますが、やはり具合が悪いと私も思います。「つ」と「っ」のケースは仰る通り文語では「っ」は使いませんが、上級者の俳句でも多々見かけるのです。
それと季語を座五に体言止めで使う場合、例えば「松手入れ」などの場合、送り仮名の「れ」を送らないで「松手入」とします。これも最近乱れているように感じます。上級者でも例外ではありません。

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迫っております。その2

  吟行会のお知らせ
 誰でも参加できます。参加費は無料ですが、事前に申し込みをお願いします。
 
 開催場所  東海市富田公民館 駐車場あります。
 日時    11月17日(木) 午後13時30分より15時30分頃まで
 吟行地   七社之社、富田公民館隣の神社です(雨天決行)
 集合時間  午後12時45分、富田公民館駐車場に集合。地元の方に案内をお願いしてありますので、指示に従い神社に移動、     
       由緒などを聞きながら吟行、その後、公民館にもどり、句会をしたいと思います。
 持ち物   筆記用具、歳時記、国語辞典、電子辞書など

 問い合わせ先、東海市富田公民館、電話番号、052-604-0888
 検温とマスク着用でご参加ください。
   みんなで、【神の留守】 この季語を楽しみませんか?  どんな句に出合えるか、ワクワクするなあ

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迫っております。その1

 管理人さん、お待たせしました。嚶鳴庵の俳句教室のお知らせです。

  開催場所    東海市しあわせ村 茶室嚶鳴庵
  開催日時    11月16日(水)  午後1時~3時頃まで
  参加費     550円 句会終了後にお菓子とお抹茶をいただきます。
  兼題      冬めく、冬眠、または当季雑詠、合計5句を12時50分までに提出。短冊については規定のものが
          ありますので、当日配られます。参加人数によりますが、席題が出される場合があります。
  持ち物     筆記用具、歳時記、電子辞書など
 
  問い合わせ先、茶室 嚶鳴庵 電話番号、052-601-0005まで

  【俳句好き、集まれ】の句会ですので、気軽に参加してください。

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結果発表

結果を発表します。今回のトップはヨシさんの秋耕の句とてつをさんの木の葉髪の句でともに6点でした。次いで胡桃さん、ABCヒロさん、森野さんが5点で続きました。
6点句 太陽も風も鋤き込み秋耕す (ヨシ)
6点句 木葉髪この世に悔いも諦めも (てつを)
5点句 落葉して眠るポプラとなってゐし (胡桃)
5点句 湯豆腐や老老介護てふ課題 (ABCヒロ)
5点句 染め尽くす紅葉天城を越えてなほ (森野)
個人別総合ではてつをさんが20点で、ヨシさんと胡桃さんが17点で続きました。
お気づきの点をご連絡下さい。

11月度みんなのネット俳句 会互選結果一覧   ◎は特選 特選2点、並選1点で計算    R4・11・13
 1 提灯ブルマー今は流行らず運動会 
 2 日和誉め犬を話題に小六月 (撫子) 3 玉虫・アイビー・胡桃・
 3 秋塩はバランス良しと塩談義 
 4 小屋に積む牛の飼料や今年藁 
 5 小春日や北斎訪ね来し小布施 (森野) 1 撫子・
 6 テレビより視線は手元蜜柑むく (あい) 2 束束子・ABCヒロ・
 7 ゆるがせに出来ぬひと言冬の月 (胡桃) 3 ◎森野・あい・
 8 ありたけの日差しを集め冬野菜 (てつを) 3 ちとせ・あい・胡桃・
 9 革ジャンの握るハンドル寒烏丸 (悦ちゃんあら) 1 胡桃・
10 ぬくめ酒百薬の長とまた1本 (和談) 1 淑子・
11 七輪に秋刀魚焼く子と皿持つ子 (玉虫) 4 森野・ナチ―サン・アイビー・ふうりん・
12 冬隣檻の中には鳥獣 
13 箒草日に恥じらふて朱に染まり (淑子) 1 ナチ―サン・
14 掌に包む鶉の震へをり
15 知恵の輪のなかなか解けず神迎 
16 夫婦でも趣味は別々夜の長し (蓉子) 1 束束子・
17 ミサイルの消失したる文化の日 (アイビー) 1 あい・
18 どこまでも青染みわたる秋の空 
19 おいと呼び下手にみかん投げにけり (岩座神) 1 玉虫・
20 間引き菜や姨捨噺ふと過(よぎ)り (和談) 2 ◎淑子・
21 あの頃の冬と違ふと姉言へり (玉虫) 2 ◎悦ちゃんあら・
22 古道行く右へ廻れば狐火や 
23 温め酒一献受くる割烹着 (胡桃) 3 ABCヒロ・◎和談・
24 甘辛く夫の好きな芋を煮る 
25 蒲の穂をつまんで崩し拗ねてゐし (撫子) 3 ヨシ・◎岩座神
26 温泉(ゆ)の街の客走らせる初時雨 (てつを) 4 島桜子・蓉子・アイビー・あい・
27 牡蠣フライどこがどこやらわからずに (ABCヒロ)
28 猿を見ぬ今年は柿も小ぶりにて (ふうりん) 3 蓉子・ヨシ・あい・
29 滑らかに初冬の湖を滑る石 (ナチ―サン) 1 てつを・
30 柊に花の有るとは知らざりき (あい) 1 悦ちゃんあら・
31 伊吹山遙かにのぞむ丘小春 (森野) 1 ABCヒロ・
32 なんやかや暮れる勤労感謝の日 (かをり)  3 ABCヒロ・悦ちゃんあら・アイビー・
33 山道に楚々と咲きをるお茶の花 (ちとせ) 2 淑子・ヨシ・
34 焼藷にアイス乗せて美味と言ふ 
35 恍惚と蟷螂雌に喰はれゆく 
36 爪切りて爪のさみしき山茶花
37 天高しリュックに二つ塩むすび (ヨシ)  4 玉虫・◎胡桃・岩座神
38 大根引くひねくれものも混ざりゐて (てつを) 4 ABCヒロ・◎アイビー・ヨシ・
39 色鳥に仲間外れの黒きもの 
40 花芒泡立ち草とコラボする (淑子) 1 和談・
41 太陽も風も鋤き込み秋耕す (ヨシ)  6 撫子・ナチ―サン・淑子・◎玉虫・胡桃・
42 人間界もしたい放題泡立草 
43 じゃんけんは覚えたばかり七五三 (ABCヒロ) 3 撫子・悦ちゃんあら・ふうりん・
44 からからと風向計や天高し (玉虫) 2 束束子・ふうりん・
45 徐に出す虫眼鏡冬薔薇 (岩座神) 2 蓉子・玉虫・
46 団栗を拾ひ童に返りけり
47 小春日や特等席の縁に猫 (森野) 4 束束子・◎島桜子・てつを・
48 晩秋の湯船に透ける手術跡 (ナチ―サン) 1 撫子・
49 波を打つハロウイーンの仮装列 
50 母の目に光戻りぬ秋日和 (ふうりん) 4 ちとせ・◎ナチ―サン・アイビー・
51 大黒の走るを見たり初時雨 (かをり)  2 森野・蓉子・
52 柿たわわ待ち人何処過疎空き家 
53 幹に触れ銀杏落葉を振り仰ぐ 
54 落葉して眠るポプラとなってゐし (胡桃) 5 森野・てつを・◎かをり・ヨシ・
55 鵯鳴くや真澄の空を突き抜けて (ヨシ) 4 島桜子・ちとせ・◎てつを・
56 出番待つ畑の四隅の糠袋 
57 織田方の伏せし乱波か草虱 
58 天高し飛行を伸ばす番鳥 (淑子) 1 和談・
59 柿落葉かぞへて拾ふ馬鹿なやつ (岩座神) 1 悦ちゃんあら・
60 犬と祖父一つの毛布を使ひけり
61 瓢の笛吹いて運気を占へる (撫子) 2 島桜子・岩座神
62 木葉髪この世に悔いも諦めも (てつを) 6 島桜子・ナチ―サン・蓉子・◎あい・胡桃・
63 まだ家へ戻りたくなし鰯雲 (束束子) 3 ABCヒロ・撫子・ふうりん・
64 晩秋の訃報に還る友との日々 (和談) 1 ナチ―サン・
65 立冬の駒音コトリ竜王戦 (ナチ―サン) 1 和談・
66 珍しく意見が一致秋の夜 
67 滝しぶき浴び紅葉の中に立つ (玉虫) 1 淑子・
68 一筋の流れを揺らす枯尾花 (森野) 1 てつを・
69 秋薔薇赤きヒップも混じりをり 
70 素嬪の一日をままに木の実降る 
71 木の葉髪鏡の中の幾山河 (胡桃) 2 ◎蓉子・
72 赤い糸何処へ繋がる秋の星 (ヨシ) 3 ◎ABCヒロ・ふうりん・
73 わが子には多く望まず新松子 (ABCヒロ) 4 島桜子・◎撫子・ナチ―サン・
74 塗香浴ぶ一番札所阿波小春 (撫子) 3 かをり・玉虫・岩座神
75 月蝕の影戻しゐる月明かり (ナチ―サン) 2 和談・かをり・
76 鷹匠の鷹放たれて烏散る (あい) 4 ◎束束子・◎ヨシ・
77 冬菊や英霊二十八柱 (アイビー) 1 ちとせ・
78 足首の傷痕疼く夜寒かな 
79 焼藷を頬張る姪の藷談義 
80 牛飼いの笑窪をつつき冬用意 
81 二枚目の考の笑顔や落ち葉焚く (悦ちゃんあら) 2 蓉子・淑子・
82 山門へ十六段の散紅葉 (玉虫) 4 森野・かをり・胡桃・岩座神
83 石垣に固まって居る枯蟷螂 (ちとせ) 4 悦ちゃんあら・てつを・かをり・あい・
84 旅先に誓子の句碑や天高し 
85 はや紅葉出番は何時と山門で (淑子) 1 和談・
86 武士(もののふ)の魂の鎮もる枯野かな (てつを) 3 森野・和談・淑子・
87 湯豆腐や老老介護てふ課題 (ABCヒロ) 5 束束子・ちとせ・アイビー・ヨシ・ふうりん・
88 べっとりと南瓜スープのおちょぼ口  
89 潮騒や松色変へぬ御用邸 (アイビー) 3 ◎ちとせ・かをり・
90 降り頻る木の葉の中の女人堂 (胡桃) 4 束束子・撫子・かをり・岩座神
91 染め尽くす紅葉天城を越えてなほ (森野) 5 島桜子・ちとせ・◎ふうりん・岩座神
92 秋蝶の寄り添ふ翅や震へをり (あい 1 てつを・
93 黒に黄の墨彩画あり文化の日 (撫子) 2 森野・悦ちゃんあら・
94 何故の長き祈りぞ霧の宮 (岩座神) 1 玉虫・
95 やうやくに落ちつくコロナ林檎剥く 

投句者はABCヒロ、あい、蓉子、ふうりん、悦ちゃんあら、束束子、ちとせ、和談、淑子、胡桃、森野、撫子、玉虫、アイビー、てつを、ナチ―サン、かをり、ヨシ、岩座神の19人

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさんへ

いつもありがとうございます。
撫子ですが、本日お昼頃、7句選を掲示板に送りましたが▼がついてないので・・・。
もし確認出来ませんでしたら再び送りますのでお知らせ下さい。
よろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(未編集)

失礼しました。打ち忘れです。

引用して返信編集・削除(未編集)

ナチ―サンさんへ

11月句会が始まりましたが、腰痛とのこと心配しています。私にも経験がありますが、我慢強く養生するしか手がありません。早くよくなって、健吟されるよう念じております。

引用して返信編集・削除(未編集)

ナチーサン、お大事になさってください。
骨折から、どんどん落ち込み、老け込む方を多くみております。
実際私も1月にボードで骨折して落ち込みました。
病牀六尺までは行かぬとあれば、けっしてお気持ちを落とさずに、またよき句を楽しみにしております。
で、私は一句も作ってないです。またぎりぎりかなあ。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年11月07日 23:16)

 有難うございます。今のところこのハプニングを句材にする余裕はありませんが、頑張ります。皆さんもお気をつけてください。

引用して返信編集・削除(未編集)

脊椎の圧迫骨折とは容易ならざる事態です。お見舞い申し上げます。門外漢のこととてよく分からないのですが、相当長期の加療になるのでしょうか。養生専一に、としか申せませんがお大事になさって下さい。当面、句会はダメでもネット句会は何とかなるとのこと、せめてものことと存じます。

引用して返信編集・削除(未編集)

皆既月食について
 8日皆既月蝕が見られそうです。18時頃からだそうです。投句はそれ以降になります。悪しからず。(月蝕は無季ですよね。)

引用して返信編集・削除(未編集)

 先日のレントゲン検査の結果脊椎の圧迫骨折との診断でした。月曜日にコルセットの型取りです。しばらく不自由になります。句会等は欠席になりますがネット句会には影響ないかと。ご心配おかけし申し訳ありません。よろしくお願い致します。

引用して返信編集・削除(未編集)

選句終了

全員の選句が揃いましたので選句を締め切ります。結果発表まで暫時お待ちください。
投句者は▼ABCヒロ、▼あい、▼蓉子、▼ふうりん、▼悦ちゃんあら、▼束束子、▼ちとせ、▼和談、▼淑子、▼胡桃、▼森野、▼撫子、▼玉虫、▼アイビー、▼てつを、▼ナチ―サン、▼かをり、▼ヨシ、▼岩座神の皆さんの19人。ほかに選句のみ参加の▼島桜子さん。(▼のついている人は選句済み)

11月度みんなのネット俳句会清記一覧
 1 提灯ブルマー今は流行らず運動会 
 2 日和誉め犬を話題に小六月 
 3 秋塩はバランス良しと塩談義 
 4 小屋に積む牛の飼料や今年藁 
 5 小春日や北斎訪ね来し小布施 
 6 テレビより視線は手元蜜柑むく 
 7 ゆるがせに出来ぬひと言冬の月 
 8 ありたけの日差しを集め冬野菜 
 9 革ジャンの握るハンドル寒烏 
10 ぬくめ酒百薬の長とまた1本 
11 七輪に秋刀魚焼く子と皿持つ子
12 冬隣檻の中には鳥獣 
13 箒草日に恥じらふて朱に染まり 
14 掌に包む鶉の震へをり  
15 知恵の輪のなかなか解けず神迎  
16 夫婦でも趣味は別々夜の長し 
17 ミサイルの消失したる文化の日 
18 どこまでも青染みわたる秋の空 
19 おいと呼び下手にみかん投げにけり
20 間引き菜や姨捨噺ふと過(よぎ)り 
21 あの頃の冬と違ふと姉言へり 
22 古道行く右へ廻れば狐火や 
23 温め酒一献受くる割烹着 
24 甘辛く夫の好きな芋を煮る 
25 蒲の穂をつまんで崩し拗ねてゐし 
26 温泉(ゆ)の街の客走らせる初時雨 
27 牡蠣フライどこがどこやらわからずに 
28 猿を見ぬ今年は柿も小ぶりにて 
29 滑らかに初冬の湖を滑る石
30 柊に花の有るとは知らざりき
31 伊吹山遙かにのぞむ丘小春 
32 なんやかや暮れる勤労感謝の日  
33 山道に楚々と咲きをるお茶の花 
34 焼藷にアイス乗せて美味と言ふ 
35 恍惚と蟷螂雌に喰はれゆく 
36 爪切りて爪のさみしき山茶花 
37 天高しリュックに二つ塩むすび 
38 大根引くひねくれものも混ざりゐて 
39 色鳥に仲間外れの黒きもの 
40 花芒泡立ち草とコラボする 
41 太陽も風も鋤き込み秋耕す 
42 人間界もしたい放題泡立草 
43 じゃんけんは覚えたばかり七五三 
44 からからと風向計や天高し
45 徐に出す虫眼鏡冬薔薇 
46 団栗を拾ひ童に返りけり 
47 小春日や特等席の縁に猫 
48 晩秋の湯船に透ける手術跡 
49 波を打つハロウイーンの仮装列 
50 母の目に光戻りぬ秋日和 
51 大黒の走るを見たり初時雨 
52 柿たわわ待ち人何処過疎空き家 
53 幹に触れ銀杏落葉を振り仰ぐ 
54 落葉して眠るポプラとなってゐし 
55 鵯鳴くや真澄の空を突き抜けて 
56 出番待つ畑の四隅の糠袋 
57 織田方の伏せし乱波か草虱 
58 天高し飛行を伸ばす番鳥 
59 柿落葉かぞへて拾ふ馬鹿なやつ 
60 犬と祖父一つの毛布を使ひけり犬 
61 瓢の笛吹いて運気を占へる 
62 木葉髪この世に悔いも諦めも
63 まだ家へ戻りたくなし鰯雲 
64 晩秋の訃報に還る友との日々 
65 立冬の駒音コトリ竜王戦 
66 珍しく意見が一致秋の夜 
67 滝しぶき浴び紅葉の中に立つ
68 一筋の流れを揺らす枯尾花 
69 秋薔薇赤きヒップも混じりをり 
70 素嬪の一日をままに木の実降る 
71 木の葉髪鏡の中の幾山河 
72 赤い糸何処へ繋がる秋の星
73 わが子には多く望まず新松子 
74 塗香浴ぶ一番札所阿波小春 
75 月蝕の影戻しゐる月明かり 
76 鷹匠の鷹放たれて烏散る 
77 冬菊や英霊二十八柱 
78 足首の傷痕疼く夜寒かな 
79 焼藷を頬張る姪の藷談義 
80 牛飼いの笑窪をつつき冬用意 
81 二枚目の考の笑顔や落ち葉焚く 
82 山門へ十六段の散紅葉 
83 石垣に固まって居る枯蟷螂 
84 旅先に誓子の句碑や天高し 
85 はや紅葉出番は何時と山門で 
86 武士(もののふ)の魂の鎮もる枯野かな 
87 湯豆腐や老老介護てふ課題 
88 べっとりと南瓜スープのおちょぼ口  
89 潮騒や松色変へぬ御用邸
90 降り頻る木の葉の中の女人堂 
91 染め尽くす紅葉天城を越えてなほ 
92 秋蝶の寄り添ふ翅や震へをり 
93 黒に黄の墨彩画あり文化の日 
94 何故の長き祈りぞ霧の宮 
95 やうやくに落ちつくコロナ林檎剥く 

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