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やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

赤とんぼと未確認飛行物体  松宮 定家

休日出勤を終えた僕は
銭湯へとまっしぐら

全身の力を抜き
露天の壺風呂から空を仰ぐ
夕焼けの景色の美しさが
日々の疲れを洗い流してゆく

しばらく眺めていると、視界に入ってくる 赤とんぼの群れ
とんぼの群れ見るなんては久しぶりで、しばし童心に帰る僕
ふとそこに、群れの後方を飛行する物体が…
サイズはとんぼと同じだが、
形は楕円形で、
色は黒くて、
不規則に回転しながら、群れに続いて飛んでいる…

あのような飛び方をする昆虫を、僕は知らない
UFO? まさに「誰そ彼」

テレビの特集や映画なんかで見るUFOってみんな遥か彼方を飛んでいて
それでも見えるくらいに大きくて、光を放っているというのに

地球に来るにはこれくらいの科学力が必要で
その科学力を得るにはこれくらいの脳が必要で
その脳を持っていれば当然人間と対話できるサイズで
でも、それはそもそも人間本位のステレオタイプ

小指くらいの宇宙船があって
その爪くらいの宇宙人がいて
手に届くくらい低空を飛んでいたって
おかしくはない

そんなことを考えているうちに、
未確認飛行物体は飛び去っていく
ああ、素っ裸じゃなければ追っていって
正体を突き止めてやるのになぁ


帳が下りた後の水面は、小さな宇宙のように広がっていて
僕の瞳はとんぼの瞳に少しだけ近づいた。

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島 秀生様  まるまる

「私のことだね お母さん」に評をありがとうございました。
楽しみに楽しみに待っておりまして、いただいた評を読み始めたら
最初と最後でお伝えしたいことが成立していない···
どんどん悲しくなってきたところで4~10連でなんと秀作をいただけました。
「思い込みをまたやってしまった!という思い」と「嬉しさ」とで
今までで一番複雑な気持ちです。
このところ吉田茂元首相の名前がメデイアにたくさん出てきました。
米国に無条件降伏をして戦後は米国の決めた「コース」を進まなければならなかった
日本人、子育ても一律に同じ「コース」を良しとした「お母さん達」という図式が
頭に浮かび、この詩ができあがりました。でも戦後と今の教育をどうしてもつなげるなら、
もっともっと歴史の理解、そして納得していただける思考回路の説明が必要ですね、
難しそうです。ご指摘いただいた「コース」のこと、年代のこと、一度は理解していただけるかどうかと、
立ち止まった部分でした。次は頷いていただけるものを目指します!
中盤を「書けてる」と評していただき、ありがとうございました。

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赤い花 暗沢

 アカバナ アキバナ 
 ショウジョウバナ

赤い花二輪 街路樹の傍に
控えてた
陳腐なイメージこそが恐ろしい
地獄とか 

 シニンノハナ シンダモンバナ
 ジゴクノハナ カエンバナ

この赤裸々なまで鮮やかな赤は
内側へと収斂する鮮やかな赤は
毒婦の爪か 艶紅か

 キツネノユリ ヘビノトウ
 シビレノハナ ドクシュバナ

微細極まる一条ごとは
扼する指の如くであり
朝靄の帳を介しつ誘う
此岸より 彼岸へと

 アキノハナ アメフラシ
 ユウダチグサ ケムリグサ

点々と靄に灯り連なる
赤のイメージは手招く
向こう側から 嫣然と
彼岸より

 メクサレバナ ムシトリバナ
 オヤシネコシネ オヤコロシ

あまねきとこしえなる赤を摘め
忘れ草へと帰すことのない
それら曼珠沙へと手を伸ばせ
犀利たる赤へと愛撫せよ

花の赤は肉を切り 裂けた肉は血を滴らす
爛壊せよ
腐した肉よ 余すところのなきよう
花へと託せ
赤へ

舌先を撫でるは 赤い花
花の赤はつめたく 苦い


 曼珠沙華 抱くほどとれど 母恋し(※)


引き留めたのは、古い一句
いつの日にか、目に留めた。
もう母は身罷ってしまっているのだが。

そうだ!身罷っていたのだ。私の場合は
次はもう無いかもしれない。

 ホトケバナ(※2)

※(中村汀女『汀女句集』より ※2他、詩中のカタカナ表記の名詞は「イメージ」除き、全てこの句中の季語である花の別称となります。)

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島様 評への御礼  cofumi

島様、濡れたサドルへの評をありがとうございます。
いつも本当に丁寧に作品を読んで頂き、また適切な指摘も頂き、とても勉強になります。
本当にありがとうございます。
ストーリーとしては、彼氏が帰ってくる時間に雨が降って来たので、彼女が傘を持って、彼の自転車が置いてある場所まで行ったけれど、2時間経過しても来る気配がない。
もう少し、もう少しって自分に言い聞かせながら待ってみようという気持ち。
もしかすると、他の女性の家で雨宿りしているのかもしれないけれど。
と…そんな内容を詩にしてみました。
自分の書くスタイルというものをまだ模索しています。
島様が懸念している事が、私の詩の中で起こっているのですね。
今一度また見直します。本当にありがとうございました。
今後も宜しくお願いします!

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三浦様 ありがとうございます。

三浦 志郎様

『思春期の娘』に評をいただきありがとうございます。
確かに「覚」よりも「憶」の漢字の方がしっくりくると思いました。修正します。
この詩、娘本人には見せてなくて(いつもは読んでもらうのですが)あまりにそのままで恥ずかして見せられないです。もっと私がおばあちゃんになった頃に見せようと思います。よくママ友さんと話す中で「子どもは思春期、私は更年期」という言葉で笑ったりするのですが、まさに今、そのような感じです(笑)。

アフターアワーズの「女性の中で独特の自我や世界観」というお言葉、娘どころか私自身が今だに持て余すことがあり、詩を書く時も、その感覚に助けられたり、超えたいと足掻いたりします。
ありがとうございました。もっと勉強します。

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詩の評、お礼です。  じじいじじい

三浦様

お世話様です。
詩の評ありがとうございます。

短い詩で下向きと楽しみ、表現の流れ、なかなか難しいです。そのあたりも含めてまだまだ勉強不足です。

これからも宜しくお願いします。

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秋の予感 - 失ってしまった情熱のために  U.

空気の妖精達は
太陽の下の歓喜をカラリと投げ捨て
今、白い衣(きぬ)を身に纏い
修道女の顔をして
私の周りで跪く
小さく肩を落とした太陽が、落ちていく
夕日は戦い疲れた兵士の心
そして
遣って来るのは賛美歌の声
遠く流れる風に
海の声が聞こえる
海を見たくとも
海は余りに遠過ぎました

夢の中で
あなたは
あんなに楽しそうに
迎えてくれた
夢から覚めれば
瞳の奥の小窓をピタリと閉じて
ちろちろ燃えていたローソクも消えて
凍りついた水銀灯の下で
小さな肩を両手で抱きしめ
冷たくなってしまうのですね
24時の鐘が鳴った
道は闇に吸い込まれていく
ほら、白い息の塊がコトンと落ちた

これから私は
何のために生きれば良いのでしょう
空白の時間の中で、自分を見るのすら嫌になり
それでも、自分の意思とは関わりなく、陽は昇り陽は沈む
迷宮の中で蹲っている時も
それでも、宇宙は動いていて、自分の存在も生も関係なく
自然の法則の確固たる中で、私は何なのか

今、困惑に魅入られて
内に籠る血の渦を持て余しながら
立ち尽くす

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島様 詩の評のお礼  エイジ

島様 詩の評をありがとうございます。

今回も抜けた作品を出してしまったのですが、自分では全然気づいてませんでした。特にラスト、着地点はこれで良かったのか、練るべきでした。

次回は作品をもっと練って提出したいと思います。そこからまた出直してきます。

いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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島様 詩の評のお礼  エイジ

三浦様 詩の評をありがとうございます。

「ごちそうさまでした―っ」の部分は最後まで違和感を感じていたのですが、そういう風に書き換えればいいのですね。今回も学びになりました。

JAZZで言えば、「Black Coffee」という名曲がありますが、今回は単にコーヒーというお題で書けるかなと、うんうん唸って形にしたものです。僕もコーヒーは砂糖がないと飲めません。

いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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島様、評のお礼  朝霧綾め

このたびは「瞳、耳、声」に評をくださりありがとうございます。
この詩は最初に瞳、耳を思いついて、あとから声をつけたしました。三つを並列して書くのが難しかったです。特に声はあとから思いついたので自信がありませんでしたが、わかっていただけたようでほっとしました。

「童謡」とはおっしゃる通りみんなが知っている歌のことです。子どもの頃に聞いたりうたったりした歌は、きっと誰にでもあるはずだと思います。「赤とんぼ」や「夕焼け小焼け」を浮かべながら書きました。

完璧にお互いを知ることはできないけれど、共通点はきっとあるはずだ、ということを書きたかった詩でした。丁寧に読み解いてくださりありがとうございます。
二回続いての名作、とても嬉しいです。慢心せず頑張りたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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