適応障害から双極性障害(家族からすると躁状態はない)の診断となり、年単位の休職後、リハビリ出勤を経てやっと復職となりましたが復職決定後すぐに体調を崩して休職延長、部署をかえてまたリハビリ出勤していますが、1ヶ月のうち2日だけ頭痛等で休んだ以外は勤務できました。主治医からも復職に向けて上司と相談しましょうと言われ、上司と受診して復職許可をもらうつもりが、2日休んだことを理由に復職はまだ認められないと言われ、1日も休むことなく2ヶ月働かないと復職は無理と言われました。主治医は、メンタルの不調じゃない風邪等の身体症状で休むのは仕方ないとの見解でしたが、その時は何も言ってもらえず、そのまま復職は叶いませんでした。一度復職許可がでたのに復職できなかったため、次の復職の審査は厳しくなるとは言われましたが、これでは風邪や感染症にもかからず全て出勤しなければふくしょくできないことになりプレッシャーがすごいです。そもそも主治医が許可を出していて、職場がまだだめということは正しいのでしょうか?このままでは休んだらまた2ヶ月やりなおし、で、休職の期限がきて辞めさせられるのではないかな不安でなりません。風邪など体調くずさなければ問題ないですが、だれでも気をつけていても病気することはあると思うのです。
せっかく体調も良く、仕事も楽しくできるようになった矢先のことでがっかりしています。
このような場合は仕方ないのでしょうか。また、主治医が味方してくれないならどこに相談したら良いのでしょうか。公務員です。
No.349まい2024年6月7日 22:41
こんにちは、投稿ありがとうございます。
同じような相談は外来でも非常に多いです。危機的状況ですね。
前回長期間休職して、復職が上手くかなかったようですので、
職場も慎重になるのも解りますが、
復職の際に2か月間は 何があっても休んではいけないという
ルールは確かに厳しすぎるかもしれません。
健康管理も完璧にしろということでしょうか?
無理だと解っていて、それを押し付けて来るということは、
もしかしたら、貴方に退職願いを書かせたいのかもしれませんね。
因みに病気や精神疾患を理由に解雇することは、法律では禁止されておりますから、
雇用契約に特別な記載がないと、会社から解雇通達は出来ません。
しかしながら、休職期間や給与保証が切れても在籍させて、
経済的に追い込み、貴方に退職願を書かせるのは、法的には問題ないんです。
職場は貴方をどうしたいんでしょう??
適応障害というのは、精神的なストレス、環境の変化などから、
うつ状態 不安状態となり、社会生活に支障をきたす病態です。
まあ、職場で失敗して叱られたり、失恋したりした時に落ち込みますよね?
その状態で精神科を受診すれば、そのような診断になりますが、
厳密には病気ではありません。
双極性障害=躁うつ病は、重篤な躁状態を呈するⅠ型と
躁状態が目立たないⅡ型に分類されますが、
Ⅱ型の場合は、性格ベースに発達障害、ADHD、アダルトチルドレンなどを
持っている場合が多く、内服していても、ストレス、気圧 気温で容易に不安定になりますよ。
貴方にはそのような傾向はありませんか?あるのであれば、
病気ではなく、性格からくる波であると認識できると良いですね。
適応障害の治療は考え方を変える事、環境を変えることですので、
そこをいじらずに長期に休職をしても、良くなることはありません。
というか、長期に休むと、体力も落ち、怠けたい本能もありますので、
ストレス耐性も弱くなり、復職時に悪化することが多いです。
私が適応障害で休職させる場合は長くても3~6か月くらい、
休職中は出来るだけ家に居ないで遊びに行くこと、
復職1か月前からは自主的に出社リハビリをすること、
それ以上長期間休むのであれば、配置換え 退職、転職も視野に入れて
休むように勧めております。
貴方の場合は、すでに長期休職しておりますので、難しいですが、
復職したいのであれば、とりあえず、今は会社のルールに従ってみてはどうでしょう?
休職期限が過ぎても、貴方から退職願を書かない限り、病気を理由に退職には出来ないと思います。
後は今の主治医に「これ以上休職させると症状は悪化する」という旨の
診断書を書いてもらっても良いかもしれませんね。
あまり職場と話にならないのであれば、水面下での転職活動もありだとは思いますが・・・
あまり良い答えにたどり着けず、申し訳ありません。
よろしければ、是非相談にいらして下さい。
No.351dr2024年6月9日 14:13
こんにちは。
ちょっと愚痴になってしまいますが、よろしくお願いします。
以前に竹川先生が、発達障害で良かったと思えることが、治療のゴールのひとつであるとおっしゃっていましたが、今の私は全然そんな風に思うことなんて出来ないです。この障害のおかげでどれだけのことを犠牲にしてきたことやら‥‥。
養老孟司先生は、自分に与えられたものをどのように受け止め、それをどう生かすかはあなた次第であり、又あなたに与えられ課題であるというようなことをおっしゃっていました。
この世の中で生きていくのにコミュニケーションが苦手な発達障害は致命傷、就ける仕事も限られ、仕事に就けたとしても本当に苦労の連続で、様々なことに翻弄され、その対処に精一杯、疲労困憊。普通の人が楽しめることも楽しめない。だったら自分なりの楽しみを見つければよいのだけど、そんな物はどこにもない。竹川先生のおっしゃる自己満足の世界も何ひとつ持つことが出来ないで、ただただもがいているだけ。
それでも人は生きていかなきゃいけない。そのためにはお金がいる、けど仕事ない。
やっぱり、普通(定型発達)に生まれたかったです。
普通が何かもわからないくせに普通に生まれたかったなぁと思ってしまいます。
私は変わっていると開き直って堂々と生きていけばいいのだと自分に言い聞かせているけれど、やっぱりつらいなぁと最近強く思います。
最近、特に何もかもが上手くいかないトラブル続きで、歳を重ねればこの障害をうまくかわすことができるなんて思っていた私は浅はかで歳とともにひどくなっていくような気がしています。
なにもやる気がしなくなりました。
もう、こんな状態がずっと続いています。
No.347匿名2024年5月31日 19:43
こんにちは、投稿ありがとうございます。
「発達障害は幸せなのか?不幸なのか?」というのは、
本当に難しい問題です。
私が一番患者さんから聞かれることで、永遠の課題でもあります。
人間は社会性の動物であるゆえ、
友達は多い方がいい、皆と仲良く出来た方がいい、自己管理は出来た方がいい、
普通に学校を卒業して、普通の会社に勤め、普通に結婚して、
休日はプライベートで趣味や友人と楽しく充実させる。
それが良い人生、普通の人生と私たちは学んできましたので、
そう思うのも無理はないですが、
この価値観を定着させたのは定型発達=多数派の人
ですので、発達障害=少数派の人は当てはめなくて良いですよ。
というか、普通の人生って、つまらなくないですか?
空気を読んで、周りに気を遣い、好きでもない人と仲良くしないといけない。
普通の仕事で普通のやり方、普通の恋愛や結婚、
皆が好むことに合わせて、相槌を打ち、一緒に動かないといけない。
SNSでリア充マウントは取れると思いますが、
そんな疲れる人生に意味はあるのでしょうか?
発達障害の人は、少数派と開きおなり、
「私は変わっています」「皆と合わせられません」「普通が解りません」「仕事の仕方も皆と違います」
「自己管理が苦手です」「空気読めません」「変わった趣味があります」「面倒くさい人間です」
「感情が上手くコントロール出来ません」「トラブルメーカーです」
と周りに豪語し、自分勝手にマイペースに生きた方が楽しくないですか?
確かにこれらと言うと最初はビックリされ、我儘 甘え、人間的にダメと
否定する人も居ると思います。
生きていく為には、どうしてもお金がかかりますので、
そこは何とか用意しないといけません。
余程の資産家ではない限り、最低限の社会性は必要と思います。
でも発達障害の人は、非常に真面目で素直、嘘がつけない 思ったことを言う
偏った知識がある、突飛な行動をとる、物怖じしない、行動力がある
など人間としては、非常に魅力があるところもありますので、
そこに気が付いた人は、貴方と一緒に居るという選択を取るでしょう。
そういう人は少数かもしれませんが、そのような
理解者に一人でも出会えれば、十分生きていけますよ。
その理解者が自分でも構いません。
世の中を変えてきた、天才、偉人の伝記を読んでみて下さい。
ヒューマンドラマや映画の主人公、面白いアニメの主人公など見れば
魅力的な人間=発達障害の傾向のある人
という答えに行きつけると思いますよ。
生まれつき脳の構造が違うのに合わせようと必死になり、
時に否定され 蔑まれ、怒られ、しにたいと思ったこともあったでしょう?
散々苦労しても、今こうして生きている自分を褒める事は出来ませんか?
もう周りに合わせるのは止めて、自分を否定せず、開き直ること、
そして、自分の生きている意味、自己満足を追求し、
自分のことを好きになれると良いですね。
No.348dr2024年6月7日 14:16