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ありがとうございます。

ありがとうございます。

うちの場合、若手と言っても3校目の人が中心です。
皆さん、10年研(とは言わなくなった?)のお年頃です。
今年再任用で来られた先生が、先日挙げた人とは別の教員について、新採用だった頃に学年主任として苦労させられた話を聞かせてくれました。
彼は、その頃から全然変わっていないようで、彼が来た当初は私も驚かされましたが、この3年間で(似たような人ばかりが来て)慣れてしまいました。
みんな、この時期になるとクラスが動物園になっています。
こういう若手が増えると、指導力のない中堅も化けの皮が剥がれます。
今までは、こういう人が目立たないように人が配置されていたのだな、と思います。

ふと思い出しましたが、5クラスのうち、一番しっかりしている教員が、昨年度1週間ほどお休みしました。
力のない教員3人+リリーフの副担任+トンチンカンな学年主任に囲まれて、地獄でした。
これから、きっと職人技は伝承されることなく、担任全員が素人という時代が来るのかもしれません。
案外、外国の教師はそうなのかも。
ママ友が、あちらの国では先生は尊敬されてないと言ってました。

組合活動は、すっかり小さくなってしまいましたね。
私も、一度私立に出た時に抜けたので、その後は入っていません。
実は、私立では入っていたのですが、公立に帰って来てからは誰にも誘われず、こちらも探さなかったのでそのままです。

若い人には、組合の必要性は感じられないでしょう。
むしろ組合員は、自分たちに無理な仕事を押し付ける敵なのではないでしょうか。
組合員の中には、部活大好き人間も多いですし。
本当に考えてほしい事柄も、組合員が率先して「仕方がない」と言い出すのも日常です。
組合を通さなくても、SNSを見た学生たちが勝手に進路変更というストライキをしてくれます。
要求書なるものはありませんが、そんなもんは考えろ、志願者を増やすために、というところでしょうか。

組合がまだ強かった時代、世間の人は教員の仕事の大変さは知りませんでした。
公立学校の先生は、税金を食い物にする連中でした。
今は生徒も保護者も、教員の仕事がブラックだと知っています。

やはり私は10%は要りませんね。
それを元手に、フルタイムの実習教諭を一人雇ってほしいです。
頼まなければ仕事ができないパートさんではなく、自分の判断で仕事ができる人がほしいです。

あぁ、こうやって日曜日の夜に文章を考えているってことは、相当仕事に行きたくないってことのようです。
授業あるのに。
学校に来れなくなっている生徒の対応もあるのに。

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ネル先生。

現場が年々歳々たいへんになっていることは容易に想像できます。しかし学校を離れて10年。具体的なことはずいぶんわからなくなって、ただじりじりとして遠くから心配しているだけです。

特にそれぞれの学校で教員不足が現実となり、指導力に欠ける教員が目立つようになるということ――、私が現場にいる頃は教員不足の噂さえなかったのに、それでも能力に首を傾げる教員はいましたから、採用試験の倍率がガタ落ちの現在、その比率が増加するのも仕方ないことでしょう。

 現実問題として、わずか数人で運営する学年団ですから一人でも能力に欠ける先生がいるとその穴埋めが大変です。それが2人~3人となるとかなり苦しくなります。
「中途半端にやられるくらいならいっそ何もしないでほしい、いなくなって欲しい」
とさえ思うこともあるかもしれませんが、実際はいなくなればとんでもなく困ることも目に見えています。おそらくたいていは猫の手よりは役立つのですから。

 ただ、思い出せば私の初任の、どんなに低く見積もっても最初の5年間くらいは、本当に使い物にならない困った教師でしたから、10年程度の長い目で見てやることも必要かなとも思います、
 教職は職人芸です。
 大工さんや調理師がそうであるように、十人に一人くらいは成るべくして成った――放っておいてもいくらでも腕を上げることのできる才能ある人ですが、十人に一人くらいはなかなか難しく、手取り足取りいつまでも面倒を見なくてはならない人がいるのも事実です。後の8人は似たようなもので、かなりダメに見えても時間が何とかしてくれます。
 大変ですがそういうものだと思って、同僚が思うに任せないことも最初から織り込んで対処していきましょう。人間社会は、どの部分を切り取っても全員がよくなるということはありえず、ダメな人のダメな部分を、できる人が補って成り立っているのです。


 仕事が多すぎることについては、これは何とかしなくてはいけません。
 人を増やせという時期もありましたが、今、財務省が勇断をふるって定数を1・2倍くらいにしたところで、応募しれくれる人がいません。よほど大型の不況が来て10年くらい続かないかぎり状況は変化しないでしょう。
 しかしどうやったら仕事が減らせるのか――。

 私は現在、教育現場の生の声を、ツイッターやYahooのニュース・コメントで拾うようにしています。かなり偏った声であることは承知しています。承知してはいるのですが、それにしても20年前なら絶対に書き込まれたはずの次のような声が、全く聞こえてこないことに驚きます。それは、
「一緒に国会に請願に行こう!」
「署名に協力してくれ」
「デモに参加を!」
「議員を招いて話を聞こう」
・・・・・

 その代わりあるのは、「部活顧問拒否、校務分掌拒否など、校長とどう戦うかといった局地戦の手引き」「仲間ウチでしか響きあうことのない、まったく現実性のない改革案の提出」「BDK(部活大好き教師)批判、遅くまで学校に残って仕事をする新卒裏切者批判などの同士討ち」ばかりです。
しかもその批判・不満は不倶戴天の敵・文科省が用意してくれた「#教師のバトン」というプラットフォーム上で行われているのです。

中央教育審議会はいよいよ教員の働き方改革の具体案を検討し始めましたが、現場の教師はただ指をくわえて成り行きを見ているしかありません。みじめですよね。
――なぜそんなことになったのか、だれに責任があるのか。
 いうまでもなく昭和~平成前期に教育現場最前線にいながら、臨時教育審議会や教育再生会議に有効な対抗策を打てず、唯々諾々と組合を潰した私たちが悪いのです。
 この件については、来週からしばらく考えていこうかと思っています。

>10%は要らないな。
使う時間も十分ないと思いますが、もらえるならもらっておきましょう。先延ばしにすれば20%になるというものでもありませんし、もらわなければ仕事が減るというものでもありませんから。

>それか、沈みゆく船の中で、我関せずで給料もらって過ごすか。
 それがよろしいと思います。我関せずなどとおっしゃっても仕事はきちんとやってくれそうですから。

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末期症状かな?

こんにちは。
期末テストが始まり、少しだけ早く帰れました。
少しだけ、こちらに書き込む意欲が出ました。

教員不足が叫ばれている昨今ですが、今、ひしひしとそれを実感しています。
我が校に転勤してくる若手が、ことごとく力がない人なんです。
最初は、中堅から上の世代が忙し過ぎて、先輩から十分な教育を受けられていないのかと思っていました。
でも、どうやらそもそも力のない人しか採用できていないようだということが分かってきました。

1学年5クラスの学校です。
うちの学年は、担任のうち若手が2人。アスペルガータイプの40代が1人。
アスペルガータイプの人が「私は生徒に考えさせます」と放置し、それに若手が追随するので、仕方なく残りの2人で学年全体の躾をやっている感じです。大変です。私じゃない方の人がかなり優秀なので辛うじて保っている気がします。

新教育課程がスタートし、馬鹿正直に細かく評価しています。
恐ろしく業務量が増えました。コロナが明けて日常が戻ってくると、以前との業務量の違いが明確化でき、その違いに愕然とします。以前だって忙しかったのに。
忙し過ぎて、横のつながりが切れています。
生徒会部主導の行事のためにロングホームルームが入るはずなのに、時間割に入っていないことを教務部に指摘したら、「知ってるけど、生徒会部が言わないから入れてない。」
私も生徒会部長に言えばよかったのだけど、忙しいし、生徒会部長とは普段から話さないので、わざわざ言いませんでした。その場に学年主任もいたし、言うならこの人が言うよね、とも思いました。
おかげで、生徒会部はてんやわんやですが、うちのクラスにはあまり関係ないので、横目で見ています。(関係あったら強く言うと思う。)

極限まで自分の業務に関わることだけに集中しても、事務作業の量は恐ろしいし、生徒や保護者の話は(業務に必要なので)丁寧に聞くため、帰りは遅くなります。
(部活はほとんどやってません。)
今日は久しぶりに早く帰れて、カーステレオでクローズアップ現代を聞きました。職場のコミュニケーションについてやっていました。真逆だな、と思いました。ほんの数年前までは、横のつながりがすごくて、一つの目標に向かって能動的に走れる集団だったのに。
今、一番かわいそうなのは、誰にも愚痴れない校長なのだろうと思います。

10%は要らないな。
でも、文科省が手をつけられるところには限りがあります。政治的な決断が必要なのでしょう。悠長に議論するつもりのようですが、長引かせれば、ガンは全身に転移するでしょうね。
そうしたら、私は辞めても良いかな。それか、沈みゆく船の中で、我関せずで給料もらって過ごすか。
子どもたちは、とりあえず公立から脱出させました。力のない教員問題の波は、公立より少し遅れて来そうです。その前に卒業してもらいましょう。

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お久しぶりです。

ご無沙汰しています。
年末年始にご挨拶しそびれました。
このタイミングで、掲示板は見ていらっしゃらないかもしれませんね。

T先生のブログなど、教育者としての視点で書かれており、自分が(文才がなく)言葉にできない分、楽しみにしています。

不思議なタイミングですが、ご挨拶に伺いました。

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ネル先生のことはずっと、いつでも気にしています。
ご挨拶、ありがとうございました。

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お知らせ:BBSのお引越し

teacupの掲示板がサービス終了になりますので、新しい掲示板をこちらに設置しました。
なお、teacupの「ああ言えばこう言う啓示板」については8月1日まで閲覧できますので、過去の記事を参照(保存)したい方は、下のURLからどうぞ。
https://8809.teacup.com/supert/bbs
今後もお付き合い、よろしくお願いいたします。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年04月16日 10:25)

まだ慣れないこともあって使い勝手が悪く、ネルさんの書き込みのあったことに気づきませんでした。
今後ともよろしく願いします。

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掲示板の引越し、おめでとうございます。
新たな書き込みがあるという通知で以前の掲示板を覗いて、久しぶりに1月のコメントを読みました。
ちょうど先週、教頭にブチ切れたところでした。
もう少し早く読み返せば良かった。
T先生とは、これからも繋がらせてください。

今年は2年生の担任です。
新しく担任することになった生徒が学校への不信感をかなり抱いているという引き継ぎは受けていましたが、電話で保護者と連携したところ、学校の中でも「教頭」と「生徒指導主任」の言動に対する不信感であることが分かりました。
去年、かなり学校に対して厳しく言って来られたご家庭のようですが、この2人に対する不信感が根底にあるのなら、理解ができます。(とは言いませんでしたが。)
電話で2人に対する不信感の話をしていただけたということは、今度の担任は信頼できるかもと思ってもらえたのかなと思いました。
これからも、何とか信頼してもらえるよう、できる範囲で頑張ろうと思います。

この件以外に、児相案件が勃発したり、その他いろいろで、年度初めから大変です。
一軒ずつ電話で保護者の話を丁寧に聞いていたら、すぐに夜中になってしまいます。
子どもたちが大きくなって、夜は塾がお世話してくれてるので助かってます。

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