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鹿児島のトランジットで新酒かな

皆さん、こんばんは。

「虎」→「トランジット」で繋ぎました。

猫髭さん、ラム酒「ルリカケス」を「ブラウンラム」と書いたのは便宜上のことで、実際は長年使っているオーク樽の色が染み出した「淡い琥珀色」なのですが、それをあたし的に「ブラウン」と表現しただけです。
あたしもモヒートは大好きなので、ルリカケスでもモヒートを作って飲んでみたことがありますが、せっかくのルリカケスの香りがミントで消えてしまいました。
ルリカケスはクラッシュドアイスを詰め込んだ大振りのグラスに半分ほど注ぎ、ウィルキンソンの強炭酸で割った「濃いめのハイボール」が一押しです。
あたしは「ロック」ですが(笑)

島根の日本酒「七冠馬」は、あたしは一度だけ飲んだことがあります。
「七冠馬」とは、「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」というクラシックG1三冠の上、古馬のG1、春か秋の「天皇賞」と「宝塚記念」「ジャパンカップ」「有馬記念」を制した競走馬のことです。

明確な規定がないので「7種類のG1レースを制した馬」のことを「七冠馬」と呼ぶ人もいますが、あたしはクラシック三冠を達成していない「七冠馬」は認めません。
あたしが認める本当の「七冠馬」は、160年にも及ぶ日本の競馬史の中で、シンボリルドルフとディープインパクトの2頭だけです。

そもそもの話、1980年代に日本で初めて「七冠馬」を達成したシンボリルドルフを有した「シンボリ牧場」の和田家は、そのルーツが島根なのです。
そして、島根の簸上(ひかみ)清酒の娘と、和田家の跡取り息子とが結婚したことで、両家に太い絆が生まれました。
こうした流れから、シンボリルドルフの「七冠」を記念して、簸上清酒が「七冠馬」というお酒を造ったのですヒヒ~ン!

ちなみに現在は、歴代の名馬を可愛い女の子に置き換えた「ウマ娘(むすめ)プリティダービー」というゲーム&アニメが大ヒットしていて、その「ウマ娘」と日本酒「七冠馬」がコラボした「シンボリルドルフ限定醸造酒」が、今年3月のシンボリルドルフの誕生日に限定発売されましたが、一瞬で完売してしまいました。

競馬ファンのあたしとしては、一度は飲んでおきたいお酒だったので、島根に行った時に飲みましたが、今どきの日本酒とは違い、古き佳きスタンダードな日本酒だったので、美味しくいただくことができました。
ただし、ここまでウンチクを並べた果てに野暮なことは言いたく有馬記念‥‥じゃなくて、言いたくありませんが、お値段と味とのバランスを考えると、あたしは「銀嶺立山の二級酒なら同じ金額で2倍以上は飲めるな~」と思ってしまいました(笑)

それから最後に猫髭さん、深夜バスの乗り心地についての「月曜ドーデショーの罰ゲームのような」と書いていますが、正しくは「水曜どうでしょう」です。
あと「ここの飲み屋とここの蕎麦屋『とと』置いてある店を」と「と」を二度打ちしていますね。
今夜のあたしはシラフなので、どんな小さなミスも決して見逃しませんよ!(笑)

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月07日 21:55)

大虎が先に寝落ちの夜長かな

>ウイスキー以外の国産の洋酒

いや、これは完璧にきっこさんに脱帽です。「ウイスキー以外の国産の洋酒」というそこまでディープなお酒の探索はしていません。国産の洋酒はウイスキーやワイン以外は「二級酒会」のさすらいの変り種専門立ち飲み専門のひとがいていろいろ仕入れて来ますが、奄美大島までは出かけないので、例えばグラッパ (grappa) というイタリア特産の葡萄の搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作る無色透明な高アルコール度の酒があるのですが、山梨の白百合醸造『ロリアン 内田葡萄焼酒 甲州』というのが何と甲州種ぶどうの果皮を蒸留した国産グラッパで、焼酎の抽出方法で作ったのでカストリのようなものかとブラインドで誰もわからず最後に現れたわたくしが「焼酎だけど葡萄の香りがする」というところまで当てただけでグラッパが日本で出来ることすら知らなかったので驚きました。酒屋が作る焼酎は珍しいので大概買って来ていけるねえという評判が高し。

千代むすび酒造は境港市の水木しげるロードにあるので(街灯の形がゲゲゲの鬼太郎のお父さんの目玉♪)「道の駅」で「千代むすび」を買ってホテルで飲んでいい酒でしたが、「炎人(ENGINE)」と「因伯人(Impact)」は名前を見てバカかと笑い捨てました。炎人はまだしも因伯人でインパクトって読ませる神経って(笑)。でも、きっこさんの情報があったら買ってたかもね。

ついでに島根の酒は「七冠馬」をはじめ出雲名物割子そば(わりごそば)を食べながら呑みましたが何種類か飲んでみな美味しかったと記憶しています。なかでも居酒屋に置いてあった地酒「十旭日(じゅうじあさひ)」は気に入り、帰りの日は深夜バスで新宿まで長時間かけて帰るので(運賃めっちゃ安いから。乗り心地は「水曜どうでしょう」の罰ゲームのような地獄)時間が余ってひとり昼間から酔っ払い徘徊で、何と出雲駅の石鼎句碑(「磐石をぬく燈台や夏近し 原石鼎」大正三年)から歩いて五分ぐらいのアーケードの中に十旭日酒造があり、昨夜飲み屋で呑んだ酒が美味しかったのでと言ったら、若い女性が仲買人に渡すだけでどこに置かれているかは分からないというので、ここの飲み屋とここの蕎麦屋と、と置いてある店を教えたら喜んでくれて、なんとその女性が蔵元令嬢の寺田栄里子副杜氏と御主人の寺田杜氏で二人で酒を作っているというので、こんな商店街の真ん中でと驚いたが、ほんとに蔵があるんだ。試飲させてくれるというので吟醸酒とかフルーティなのは飲まないのでと言ったら「わたしたちもそうなんです。昔ながらの作り方で熟成したお酒を造りたいんです。是非意見を聞かせてください」と言われたら、エッ全部只で呑んでいいの~!望むところだと聞酒は口に含んでぐじゅぐじゅして捨てるのだが、前世がウワバミの猫さんは意気に感じてみんな飲み干して、純米大吟醸でございという「あたしを見て見て嗅いで見て」という香水たっぷりの酒ではなく、姉様頭の手拭を取り割烹着を脱いだら素朴な風情だが芯の強さは眦(まなじり)に溢れた稲の穂が揺れる香りの芳醇な味わいの酒で、荒削りではあるがこのまま修練を重ねれば口に含めば旨き水の如く噛み締めて喉を落ちる瞬間に酒となって五臓に静かに染み入る辛口でも甘口でもない呑み飽きない旨口の酒になるだろうと普通酒一升瓶を抱えて別れたのであった。

と、結局日本酒にクルリンパしてしまうねえ。
しかし、「ルリカケス」という40度のブラウンラムにたっぷりミントの葉を入れてウィルキンソンで割ってライムのスライスを付けた「モヒート」を作ってみたくなった。「モヒート」はホワイトラムを使うが、ブラウンラムを使うのは暑い日にはそそられる。
「モヒート」以外にラム酒ベースの飲み物で有名なのは「キューバリブレ(別名ラムコーク)」で、アメリカでは1945年に「ラムとコカコーラ」(Rum and Coca-Cola) というリンボーダンスやスティールパンで有名な南米のトリニダードトバゴ共和国を舞台にしたカリプソソングが700万枚を売り上げ、『ビルボード』誌のチャートで10週間にわたって首位に立ったほど有名で「素敵なあなたBei Mir Bistu Shein」というイーディッシュ語(ユダヤ語)のアンドリュー・シスターズが歌ったので、彼女たちが生まれたミネソタ州ミネアポリスでは未だに町中で流れる。きっこさんが行ったキューバではキューバリブレとラムコークの違いは前者がライムジュースを入れることで、ラムコークはラムとコークだけであると言われる。きっこさんは飲んだのでしょうか。ちなみにこの歌を日本人がどちらも歌えるというのでミネアポリスの「独身バーBachelor Bar」(おばさんやおじさんやお爺さんお婆さんまでいたなあ)で話題になったことがあり彼の名前はWhiskers on Kittens(猫髭)と呼ばれたとか。

猫髭の右の矢印をクリックすると、Rum and Coca-Colaが聴けます。レゲエの元となったカリプソとか。
写真は見栄えは悪いけど笑っちゃうほど美味しかったブリの粗の奈良漬の味噌だけで漬けた奈良漬鰤。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月08日 00:01)

大虎の舌鋒尖る長き夜

きっこさん、兎波さんみなさんこんにちは。

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長き夜の「虎の涙」は渇かない

きっこさん皆さんこんにちは。
お酒の名称て洒落てますよね。
虎の涙は奥能登の焼酎の名前です。瓶もいいです。
私はお酒は滅多に呑まないんですが名称には興味あります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月07日 17:28)

「酒の名は」呼びとめらるる白露かな

きっこさん、皆さん、おはようございます⛅️

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月07日 09:02)

長き夜やお酒の味は先送り

皆さん、おはようございます。

私はいまはお酒は先伸ばしです。
こわごわちびっとは…。(^_^)

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長き夜や画集の中に迷ひこむ

おはようございます(^^)

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長き夜やお酒語りの尽きもせず

きっこさん、皆さん、おはようございます😃

杜人さん、ととととの御指摘感謝です♪確かにお酒を飲んでなくてもつまづきそうです(笑)

きっこさんの日本酒から洋酒までのお話、お酒の味音痴の私にはとてもためになります!(笑)

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蓮華から雲吞(わんたん)逃げる夜長かな

皆さん、こんばんは。

猫髭さんは洋酒もお好きなようですが、ウイスキー以外の国産の洋酒は飲みますか?

あたしは甘いお酒が苦手なので、ラム酒は基本的に遠慮して来ましたが、ジャマイカの「レゲエラム」という辛口のブラウンラムを飲んでから、考え方が変わりました。
さすがにホワイトラムは甘すぎて無理ですが、ブラウンラムであれば美味しいものもあるので、始めて出会ったものは取りあえず味見して来ました。
そんな中で、あたしが惚れ込んだのが、奄美諸島の徳之島にある高岡醸造が造っている「ルリカケス」という40度のブラウンラムです。

ラム酒特有の甘さがあるのに、喉を過ぎた瞬間に甘みが消えて行き、生臭いおつまみにも合うのです。
あたしはロックでいただきますが、強いお酒が苦手な人は、濃いめの水割りが美味しく飲めます。
一度飲めば、あまりの美味しさに驚きます。

ただし、1升瓶が3670円というウルトラセレブなお値段なので、あたしは3~4年に一度しか買うことができません。
とにかく目から鱗が落ちるほど美味しい芸術品なので、機会があれば一度は飲んでみてください。

それから、もしもジンがお好きなら、日本にも美味しいジンはたくさんあります。
あたしが好きなのは、かつて「猫又」という度数の高い米焼酎を造っていた鳥取県の千代むすび酒造が造っているジン「因伯人(インパクト)」です。
700mlで3000円もするので、こちらもメッタに買えませんが、ボトルごと冷凍庫に入れてトロトロになるまで冷やし、ひとくちサイズのショットグラスに注いでクイッと空けると、コリアンダーのベースに溶け込んだレモンや柚子や八朔などの柑橘系の香りが47度のアルコールとともに弾け散り、最高の爽快感を届けてくれます。

ジンと言えば、ギルビーやビーフィーターなど1000円前後で買える洋酒が数多くありますが、日本のクラフトジンはレベルが違います。
日本独特の香辛料を絶妙にブレンドした香りづけは芸術レベルなので、こちらも機会があれば飲んでみてほしいと思います。

あと、千代むすび酒造は「炎人(エンジン)」というウォッカも造っていますが、こちらはイマイチです。
安いスミノフを何本も飲んだ方が経済的です(笑)

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呑む雲に呑まるる雲や秋の空

きっこさん、ぴのこさん、皆さんこんばんは。
ぴのこさんの句「ととととそそくさと」では躓きそう。「とととととそそくさと」の方が落ち着きますね(^^)。

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