昭和初期のものかしらん、子ども用の羽織を四つ身の着物に仕立て直している。緑という色の強烈なインパクトを感じる柄である。乳児の死亡率が高かったころの、健やかな成長を願う吉祥紋様の多さよ。松竹梅・牡丹・杜若・橘・菊・唐草・青海波・七宝・亀甲・花菱・立涌・分胴・折鶴・風車・手毬・糸車、、、、
本町の法被の届く涼しさよ 如月真菜
和裁の集まりの日。とび職のお兄さんから頼まれたと、万屋銀蠅が特大の半股引(はんだこ)を前に、思案に暮れていた。お祭りに着る、粋な白パンツだ。お尻の部分が割れていて、とても複雑な形である。これと同じものを浴衣地で縫ってくれという注文。いきなり浴衣地を裁つのは勇気がないので、いらないピンクの長襦袢地で(笑)試作する。さすがの万屋も、こねくり回して3時間ほど格闘していた。
やっとそれらしきものが出来たので、銀蠅がピンクの試作品を試着してみる。特大だというのに、お尻は割れていると言うのに、銀蠅は中肉中背なのに、ぱっつんぱっつん。「ど、どういうこと?」と唖然とする銀蠅。
何やってんの、入らない筈ないでしょと、こんどはお吟さんが見本の半股引の方を穿いてみる。「ど、どういうこと?」おへその下で半股引は止まっている。
いやー、久しぶりにおなかを抱えて笑った。同じ人間でも、青年たちと子供を三人も生んだおばちゃん達とでは、腰回りの形状がまったく違うのだ(笑)。
熱き茶に暑き一日始まりぬ 宮原さくら
倉庫カフェに出没。頼りなかった植田が逞しい青田になっていた。田植えの遅いこのあたり、老鶯がしきりに鳴いていた。
すいと出て名も知らぬ草秋近し 久保田九品太
倉敷の茶房にて句会。ハヤシライスのトッピングの、チーズを挟んでこんがり焼いた小あげが絶妙♪
灯涼しブルーチーズは舌に溶け 大川桃鬼
図書館にて模写遊び。広重の「金沢八勝夜景」、先日の模写は中途半端な省略だったので、もっと単純化してみた。
生け捕りにされてゐたるよハンモック 遠藤千鶴羽
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