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重さうで軽きカップや花ミモザ

小筆遊びとランチの後、我らがお茶人が陶芸家さんのところへ作品を取りに行くというのでついてゆく。ミモザの咲く山裾の広い敷地に野菜を育て、陶芸をしている79歳の女性。週一回買い出しに出かけ、その日だけはお弁当を二つ買って、煮炊きをせずに陶芸に没頭するそう。ほぼ毎日、珈琲をいただいたこの陶房に籠っているとか。白髪をバンダナでまとめ、ふんわりしたワンピースをお召で、いまなお美しい方だ。40代の頃、内臓がおかしくなる奇病に苦しんだが生還した話など、もっとじっくりお聞きしたかったが、お仕事の邪魔になるので早々においとました。

囀に色あらば今瑠璃色に   西村和子

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亡き母の針箱重し菜種梅雨

おはようございます(^^)

猫髭さん、
鬼房の「佐保姫」の句、知りませんでした・・・。
もしかしたら、読んだことがあって、記憶の片隅に残っていたのかも(笑)
吟行で、ご自分が納得できる句を詠めて、よかったですね!

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佐保姫の針箱に鳴る貝釦

猫髭さん、吟行で飄々とした佳句をものにされてよございました♪
こちらまで心地よくなります♪

今日は倉敷の茶房でお針の会。連れ合いの綿シャツの衿の擦り切れたところを、もんぺの残布で三角に覆うと、まるでそういうデザインのような、お洒落なシャツに生まれ変わった。衿を取ってスタンドカラーにするより簡単だ。

眦に金ひとすじや春の鵙   橋本鶏二

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佐保姫の山ふところにトトロ寝る

>佐保姫の裳裾は海の近くまで ラスカル

  佐保姫の裳裾の沖を遠眺め 佐藤鬼房

ラスカルの句は鬼房の句の前置きのようで、この句は歳時記に載っているので知っていて詠んでいるのかと思えるが、偶然の照応という気がしないでもない。わたくしも昨日の「ににん杉並句会」で近所の蓮華寺のお釈迦様の誕生日四月八日の仏生会が近いので、ここの誕生仏は白い象に乗っているので珍しく、

  象が来て甘茶を飲みに来いと言ふ 猫髭

と詠んだら、特選が二人入ったので面目を施したが、

  月光の象番にならぬかといふ 飯島春子『春の蔵』

という有名な句があったなと思い出したので、記憶のどこかにあったこの句が蓮華寺の白象に暗合したのだろうと思ったからだ。動物が主役の寓話は沢山あるので、熊が背広を着て団地に引っ越してきて挨拶に来るという川上弘美『神様』(1994年)の短編が面白かったので蓮華寺の仏生会の坊主が全国から集まって旧交を温めているシーンが印象に残っていたので浮かんだ句である。

この句のほかに、

  浮いてゐる雲はうごかず涅槃西風
  いぬふぐりしもふさかづさあはの國
  父母のみが我を呼び捨てつくしんぼ

が採られて、この三句は新井代表選だったので代表選を半分独占したのは快挙と言えるだろう。涅槃西風の句は写生句で、地上大風なのに天上大風にはならない地上だけに吹くこの時期の季節風が、

  春の雲とは浮いてゐる雲のこと 猫髭

と昔詠んだ句と照応して、「そう言えばここのところの彼岸西風も雲はぽっかり浮いたままだった」と言われてみればその通りだったという共感を覚えて採られたのだろう。つくしんぼの句も「言われてみればその通りだ」という誰もが知っていて父母を亡くして気づく思いだと言われた。

いぬふぐりの句は、虚子の

  いぬふぐり星のまたたく如くなり

という俳句とはこれだというわたくしの一番好きな虚子の句で、俳句の目は捨てる神あれば拾う神ありという「拾う目」が俳句の目だと合点した句で、千葉の柏市ではいぬふぐりを「星の瞳」と呼ぶという美しい風習を知った虚子が「星のまたたく」と掬ったとわたくしは思って、千葉のひとたちへの拍手の思いでなんとか一句を詠みたかったが、みな説明になってしまい悶々としていた時に、千葉の古名を並べて昔から千葉の人々は自然を慈しんでいたという、そのことだけを詠めば、その言い伝えと虚子の句を背景に自分の思いは俳句に託せるのではないかと気づいたのが、下総・上総・安房の古名をひらがなで並べて最後に國と旧字を置いた瞬間で、これでいいと合点した句だった。

わたくしは自句自解はしないが、ににん凸凹句会では、きっこのハイヒールや波多野爽波師系の鍛錬とは無縁の衆生が多いため、「言いたいことだけを言う」「言いたいことは言わない」の季語と措辞のぎりぎりの距離の振幅を説明しないとわからないし、頭ではわかっても「多作多捨」と「多読多憶」の鍛錬は必要ですよと「井の中の蛙」をとにかく井戸から出さなければならないので、とても大変。しかし、俳句は他の文芸と違ってどんな凡人も下手な鉄砲も数打ちゃ中るので、おおっと声が上がる可能性があるかもと根気よく付き合うのが肝心で、佳句に出会う楽しみはわたくしは一度も捨てたことがないので侃々諤々和気藹々の坩堝で俳句を詠んでいこうと思っています。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月29日 05:54)

佐保姫の裳裾は海の近くまで

おはようございます(^^)

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囀りや姫鏡台に紅をさし

図書館にて模写遊び。美魔女さんの好きな小村雪岱は、万太郎の俳句雑誌「春泥」の表紙を飾っていたらしい。美魔女さんも雪岱の絵から抜け出たようなお姿だ♪

うぐひすの音のすべりくる畳かな   正木ゆう子

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囀りや音符模様の包装紙

おはようございます(^^)

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月27日 08:41)

半衿の刺繍は音符鷹鳩に

猫髭さんの幼少の頃の絵のお話に吸いこまれました♪
句会参加は、少し先の楽しみにとっておきます♪

今日は和裁の集まりの日。午後から仕事のお休みをもらったと、職場から上級者のお方がデニム着物でお見えに。半衿の音符の刺繍がキュートです。まだマティスを引きずっています(笑)。「ぜひ貴女に使ってもらいたい」と半衿にいろんな刺繍をして、送ってくださる奇特な方がいるそう。素晴らしい、人と人とのつながりです。

息つめて春りんだうの咲くといふ   岸田稚魚

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駅頭に鳩のかたまる余寒かな

おはようございます(^^)

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かたまつて緋寒桜のうつむきぬ

>壁の油絵は、おらが村さのマティス作。

マティスの「ジャズ」は鎌倉美術館別館の常時展示で、本館を見た後必ず見に行っていました。五十年前板金工をやりながら三冊ガリ版の詩集を出しましたが、一冊目はベン・シャーンの「麦畑」、二冊目と三冊目はマティスの「ダンス」を表紙に使っていました。詩と絵が好きなのは小学生の時に「角セ」(向かいの蛸屋)のシェパードのジローが家の庭で寝ている(昔は、というか湊では犬は放し飼いである)のをクレヨンで描いて題に「ジローがねている。耳だけおきているようだ」と書いた絵が廊下に張り出されて話題になったからだ。絵と詩の組み合わせなど誰も発想しなかった時代である。妹がピアノを弾いて廊下から母が見ている絵を描いて、それを妹が写して描いたら小学生部門の県展特賞を採ったので学校中が大騒ぎになったが、次に実習で妹が描いた絵は野原に三角の屋根と四角い家の夜空にでっかい☆が散らばる小学三年生の絵だったので神童はすぐに小学生に戻った。わたくしの構図で妹の稚拙なタッチが絶妙のバランスだったので、わたくしの絵では子どもらしい絵にはならなかっただろう。陶器も好きだったが、笠間の職人になれると従姉妹が囃したのでやめた。才能を伸ばしてやるには才能のある者がそばにいないとダメである。

りんさん、お吟さんの吟行に参加出来て良かったです。

わたくしの所属している「ににん」の吟行句会は季刊「ににん」の購読者になれば年会費三千円で参加権利が得られますが、「ににん」は今まで同人だけで句会をやっていたので岩淵先生の俳句講習会の受講者たちが同人のため、結社とは違い主宰と言えば親も同然といった縛りはなくのんびりしているので俳句の出来も凸凹があり、凸のレベルの人は個人的に他の同人や結社の吟行に自由に参加していましたが、「ににん」主催となると即吟多作が出来るレベルではない凹の同人たちは置いてけ堀になる懸念もあり、もう少し慣れてから、「ににん」以外の参加者を募った方がいいのではないかという声があり、動物句会の参加者のような俳句巧者の参加は少し先になる予定です。わたくしもインターネット俳句育ちなので、結社とか同人とか気にせずに参加の誘いがあればどこでも顔を出していましたが、それは最初の師であるきっこさんが鍛えてくれたお陰で、いつの間にか「多作多捨」「多読多憶」が身に付いたせいで、十年俳句を離れていても俳句を詠めるのはきっこさんの薫陶の賜物だということです。

尊富士、十四日の朝乃山戦は本来は大関貴景勝戦で、勝ち越すのがやっとの大関相手なら楽勝で優勝と思ったら大関休場で回って来た割で、わたくしの懸念通り歯が立ちませんでしたが、車椅子で退場する靱帯損傷だったので千秋楽は無理で大の里に優勝は傾いたかと思いきや、何と痛み止めを打っての出場で、見事豪ノ山を突き出しての三賞同時受賞110年ぶりの新入幕最速優勝という奇跡を起こしたとは驚き桃の木山椒の木でした。これ以上の荒れる春場所はないでしょう。

写真は善福寺川緑地の緋寒桜。それで思い出したが、沖縄に行った時に、沖縄では桜が咲いた後に梅が咲くというので驚いたことがあったが、実は沖縄の桜はこの緋寒桜を桜というのである。それならわかる。沖縄では一月から咲くのだから。それにしても東京の染井吉野はもう開花日を一週間近く過ぎているのにまだ咲かない。開花日を過ぎても咲かない年は初めてのような気がする。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月28日 13:04)
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