皆さん、こんばんは。
>国境まで広がれる大刈田 杜人
ついつい「こっきょう」と読んでしまい、一瞬「なんだこの字足らずは!」と思ってから「ああ『くにざかい』と読むのね」と気づいたのは、あたしだけではないはずです(笑)
とても純粋な視点で詠まれていますが、「国境まで広がれる」と言う表現で、その「刈田」が大きいことは十分に分かりますから、この「大刈田」の「大」は蛇足です。
ここは「国境まで広がれる刈田かな」とフラットな感覚でサラッと読み流し、杜人さんの感動は「かな」という切れ字に委ねましょう。
>胡桃割る長馬跳びに飽いた子と 佳音
現代のようにポータブルゲームなどなかった昭和の時代は、みんないろいろな遊びをしましたよね。
「長馬跳び」は男の子たちの遊び、危険だという理由で大人たちから禁止されてしまいました。
あたしたち女子は「ゴム跳び」がメインでしたが、あたしは男の子たちと「手つなぎ鬼」や「泥警」、「缶蹴り」や「三角ベース」で遊んでいました。
>犬抱っこして秋雨を戻る人 句念庵
句念庵さんは歴史的仮名遣いを選択しているのですから、「抱っこ」ではなく「抱つこ」ですね。
投稿ボタンを押す前に、最低でも表記のチェックを心掛けてくださいね。
それから「戻る人」と他人事にしてしまった点がもったいないです。
せっかく句念庵さんの感性から生まれた素晴らしい抒情なのですから、ここは「犬抱つこして秋雨を戻りけり」と詠み切って欲しかったです。
>桃剥いて夜がしづかに割れてゆく ラスカル
ブラボー!さすがはラスカルさんです!
「桃剥きて」と形式ばらず、「桃剥けば」と理を優先せず、極めて普通に「桃剥いて」と自身の「こなれた言葉」で詠んだこと、「夜の」とせず「夜が」と方向性を貫いたことで、上五の「て」の生み出す微妙な切れが、中七から下五への浮遊感を際立たせ、「秋の夜」という掴みどころのない世界観へのメタファーとして立派に確立しています。
何よりも「割れてゆく」が秀逸すぎます。
久しぶりに人の句にシビレました♪
>くるみ割る人形の歯は百年もつ ハジメ2018
座五が六で間延びしてるけど面白い。もっとも手で胡桃を二個ぐりぐり握力強化でやってると割れることがあるから力の弱いところを押せばてのひらでも割れるということか。わたくしは溶接のプロだったから鉄のアングルを溶接して組み立てると熱で誤差が出てガタが出るのですが、どこの角を叩きどこの角を突けばわかるので一発でガタが取れましたから、修練すると何ごともコツがつかめるようです。牡蠣剥きのおばちゃんなんてしゃかしゃか牡蠣殻開けますもんね♪
写真は猫髭特製フレンチ・トースト。バカだねえ。
皆さん、おはようございます。
べらは小さい頃に田舎で毎度食べていました。赤、青、きゅうせんと干したのを籠に入れて部屋に吊っていてその都度使っていました。100%煮物でした。
みなさん、おはようございます。
佳音さんの写真をみて一句献上!
伊賀上野芭蕉に忍者豊の秋 念庵
芭蕉は隠密だったかも、とか、江戸に出てからは水道工事の監督をしていたとか言う話他に興味があります。
そう云えば曽良も晩年は壱岐で客死した時は幕府の巡検使として行ったのですから、奥の細道の連れの芭蕉だって隠密だったかもていう話もありですね。
藤堂藩の下級武士だったとはいえ、藤堂高虎は江戸城を築いたほどですから、
芭蕉も恩恵があったかもですね。興味ありです(^^)
きっこさま、みなさま、こんばんは
伊賀も一斉に稲刈り。
稲がもういいよと言っているらしいので。
今のカレンダーだと早いと感じますが、そうでもないですよ。
茨城は昔はササニシキが有名でしたが今は早稲のコシヒカリか。コンバインで刈り取って同時に脱穀された稲は稲架に掛けないで穂のない稲は刈り取ったままなのか。
きっこさんの横走りを欽ちゃん走りとは面白い♪
横浜中華街の「徳記」の先代の女将は渡り蟹の炒め物を頼むと「横走り」と言っていたのを思い出しました。肉団子は「爆弾」とも。(*^▽^*)ゞ。
>京都ではベラのことをキュウセンと呼ぶのですか?
厳密にはスズキ目ベラ亜目ベラ科まで一緒で最後の属が25種類くらいに分かれていてキュウセン属(九つの線があるため)ニシキベラ属と最後の属で別れるのできっこさんの言うように別ですが、沖で釣れるキュウセンも堤防で釣れるニシキベラも釣人には外道扱いなのでまとめて「ベラかあ」とリリースするので食わないカラフルな魚はみんなベラ扱いで見向きもしないので、たまたま釣った魚はみんな食べるわたくしがでかいのを釣ったので持ち帰ったらカミサンが京都ではキュウセンと云って高級魚だそうで焼いて煮付けるというので、なにせぬめぬめして水っぽくてカラフルで鱗は落としづらいし、捌くまでの手間がかかる魚で、
まあ綺麗なんてまずそな熱帯魚 雪我狂流
じゃないが、面倒なので焼かずに煮付けにしたら、おいしい♪ではないかと半身を冷蔵庫に残して次の朝食べようとしたら上品な煮凝りと締まった身が見事なハーモニーで熱々の御飯に溶けてこれは堪らんと見直しました。この魚は小さい時は雌で赤いので「赤ベラ」、成長すると緑がかった雄になるというので「青ベラ」という性転換する魚だということは後で知りましたが、外道扱いのうちはニシキベラも「赤べら」と一緒にしていました。
なお、九線と名づけたのは関東ですが、平たい靴べらのようでベラと呼ばれた底引きでかかる釣人には外道扱いが長いのでみんなまとめてベラ扱いしたのでしょう。
近所の魚屋さんが夏場は大量に出るので東京ではどう売ればいいのかと聞いてきたので、刺身は淡白で癖がないから刺身と煮付けと塩焼きの三つで宣伝するしかないが、関西では三枚に下ろして煮魚に塩焼にされる高級魚とポップアップ付ければ客寄せになるかもと言ったら、まるのままだと誰も買わないが、宣伝のお陰でさばけるようになったとか。水気が多いので半身は煮付で半身は干して塩焼でわたくしは食べています。
きっこさん、みなさんこんばんは。
私も能登に来てから魚の干物作りを覚えました。
魚は深層水の原水で洗うと丁度いい塩加減に仕上がり
百均の一番大きくて目の細かい洗濯ネットに片口の笊をいれて
竹3本をxに束ね笊を乗せて干してます。
冷凍保存しても美味しいですよね。
あらやだ、又きっこさんを跨いでしまいました。
猫髭さんのテグス繋がりです。
しつれいしました。