OJACの練習を5/27（土）・5/28（日）と連続して行います。9:00〜11:00 神崎山陸上競技場にて。300円を集めます。小3〜小6が対象です。ご質問はメールでojac@goo.jpにどうぞ。お子さまのスポーツライフのお手伝いができればうれしいです。
21日
小学生にとって、判断がすごく難しいこんな場面がありました
スタートの練習
ピストルを打ちます
器械の調子が悪くて、一回目は空砲になってしまいました。スカッという音に、選手は体勢を崩しました
「やり直します。立って。ではもう一度。オン・ユア・マークス」
選手も気を取り直して構えます
２度目のスタートの合図が鳴る・・と思いきや、『ベンッ』という小さな音しか鳴りませんでした
この時
選手のうち、2人はパッと走り出し、２人は立ち止まってしまったのです
音が小さかったので、再び器械の不具合だと瞬時に判断したのでしょう
これは指導のチャンスだと思いました
立ち止まった選手にこう話しました
「実は２度目は音が小さかったけれど、正しいスタートだったんだよ。１度目は器械の不具合。２度目は小さな音での正しいスタート。区別は難しいよね」
選手はコーチの目を見て話を聞いています
「ではどうするか。とにかく走り始めるんだ。もし器械の不具合だったら審判が止めてくれる。音が小さいけれど正しいスタートだったら走らないといけない。」
うんうんとうなずく選手
「器械の不具合かどうかを決めるのは選手じゃない。審判なんだから」
これは頭では理解できても、行動に移すのは至難の技
だから練習でいっぱい失敗することに意味があるのです
実は、最後に伝えたかった言葉を言いそびれていたので、ここに書いておきます
「器械の不具合なのに、スタートで走ったらスタミナが減る、と思うかもしれないけれど、それは違う。『スタートの練習が一回できた』と喜ぶべき場面なんだよ」
前向きに考える
前欄にこう書きました
大会で上の子の動きを見るのも勉強になる
大会は、たくさんの選手の走りを、跳躍を見る絶好の機会
見るだけでプラスになるのです
それはなぜか
未来の自分の姿が見える
それが理由です
4年生が６年生の走りを見る
跳躍を目に焼き付ける
すごい!
今はあんなスゴイ動きはまねできないけれど、練習を続ければいつかきっとできるようになる
別の言葉で言えば、他の子の動きを見るとは『あこがれの存在』を見つけること
大会はそのチャンスです
（陸上大会でスマホとゲームの画面を見ているのはもったいないと思う理由もこれです）
大会に出場する時に配慮することをご紹介します。
競技する服装は『動きやすいこと』が一番大切です。タンクトップは肩の動きを制限しないのでお勧めです。OJACのユニフォームはTシャツもタンクトップも、エイコースポーツで扱っていただいていますが、クラブとしてのこだわりはありません。自由な服装でどうぞ。
大会は待ち時間が長いので、帽子は必需品です。招集がかかる、集まる、いざ自分の出番、とそこまでも長いので、ギリギリまで帽子をかぶるのがいいです。とはいえ、他の選手がかぶっていない中で一人だけかぶるのは抵抗があるかもしれません。競技前に脱いでどこに置くかも悩ましい問題。
体調を守るために大切な帽子。
どうするか、自分で考えて決めましょう。
雨の時の着替えも必要です。大きめのタオルと下着の替えも準備しましょう。
スパイク。スタンドで待つ時間はスパイクは脱ぎましょう。トイレに行くのもスパイクは禁止です。招集時間が来たらスパイクを履きます。平行ピンの掃除はできていますか?平行ピンを自分で取り外しできますか? 初めての大会出場でしたら普通の運動靴でも構いませんが、いつかスパイクで走りたくなるものです。購入については専門店で相談しましょう。（陸上競技の経験のある店員さんならなおいいです）
大会に出場する意義は２つあると考えます。
今の自分の力を知ること
今のライバルの力を知ること
ライバルは、同じ学年の子とは限りません。
上の子の動きを見るのも、とても勉強になると思います。
OJACの練習を5/21（日）に行います。9:00〜11:00 神崎山陸上競技場にて。300円を集めます。小3〜小6が対象です。新しいクラスになって新しい友だちを誘って練習に来てみてはいかがでしょうか。ご質問はメールでojac@goo.jpにどうぞ。お子さまのスポーツライフのお手伝いができればうれしいです。
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