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互選結果

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果

金賞 37 【ちとせ 】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 (11点)
銀賞 33 【ヨ ヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 (9点)
銅賞 17 【弥 生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 (7点)
 々 23 【岩 宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 (7点)
 々 25 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり (7点)
次点 39 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 (6点)
 々 73 【かをり 】 水無月や碁石をあらふ父の息 (6点)
 々 84 【てつを 】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 (6点)

※銅賞の3句はそれぞれ特選1のため同点としました。
※参考
 総合点
ヨヨ21点、かをり19点、ちとせ17点、弥生14点、アイビー12点

2026・6月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧表
1 ✤ 1点 【岩宮】 明易し夢の続きは又今夜 ✤ 胴長おじさん
2 ✤ 2点 【あんのん】 鯵大漁釣果の報にうそ少し ✤ ダイアナ、アイビー
3 ✤ 0点 油虫探し求めて朝が来る
4 ✤ 2点 【ダイアナ】 ドアフォンの上に雨待つ雨蛙 ✤ にゃんこ、ふうりん
5 ✤ 1点 【ヨヨ】 行かないで心地よき風五月尽 ✤ ラガーシャツ
6 ✤ 3点 【和 談】 初孫の六月賞与初傲り ✤ ちとせ、◎ヨ ヨ
7 ✤ 5点 【かをり】 裏富士の雲ほどけたり桜桃忌 ✤ ちとせ、ヨシ、てつを、森野、アイビー
8 ✤ 3点 【アイビー】 えいやあと五句を投ぜり心太 ✤ ヨシ、弥生、コビトカバ
9 ✤ 1点 【コビトカバ】 お局の小言も交わす若葉風 ✤ ふうりん
10 ✤ 2点 【アイビー】 鬼平になつたつもりの鮎の飯 ✤ ラガーシャツ、岩宮
11 ✤ 0点 降りぐせの梅雨空罵りペダル踏む
12 ✤ 0点 カーテンの向こうに聞こゆ四十雀
13 ✤ 0点 燕子花あやめ菖蒲か紺光る
14 ✤ 0点 各駅の車窓に見つけ花柘榴
15 ✤ 1点 【てつを】 かはたれの雲の澱みて栗の花 ✤ ちとせ
16 ✤ 1点 【あんのん】 蚊遣香先を知りたし栞ぬく ✤ ダイアナ
17 ✤ 7点 【弥生】 歓声はきっと缶蹴り夏木立 ✤ ヨシ、◎てつを、にゃんこ、ナチーサン、ラガーシャツ、かをり
18 ✤ 1点 【茶々】 黄菖蒲の八重咲き揃ひ踊りかな ✤ ふうりん
19 ✤ 1点 【胴長おじさん】 貴婦人の頃が懐かしバナナかな ✤ ナチーサン
20 ✤ 0点 酷暑かな歳時記忘れた自然界
21 ✤ 1点 【ちとせ】 子育てらし威し鳴きすや夏烏 ✤ ふうりん
22 ✤ 0点 子燕の口犇めいて餌を求め
23 ✤ 7点 【岩宮】 子らの言ふじじ反抗期冷奴 ✤ ちとせ、にゃんこ、森野、ダイアナ、あんのん、◎ナチーサン
24 ✤ 3点 【ダイアナ】 彩雲の流れて初夏の十四夜 ✤ 森野、ヨ ヨ、岩宮
25 ✤ 7点 【ふうりん】 忍冬咲いて愁眉を開きけり ✤ 弥生、てつを、森野、ヨ ヨ、◎ダイアナ、岩宮
26 ✤ 1点 【てつを】 召集の命下りしかウリハムシ ✤ 和 談
27 ✤ 0点 焼酎瓶買物篭に鎮座して
28 ✤ 0点 樟脳の匂ふ押入れ衣更
29 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 初夏晴れに熊鈴の鳴る遊歩道 ✤ ちとせ、ふうりん
30 ✤ 3点 【ちとせ】 白壁に青田広がる散居村 ✤ ヨ ヨ、岩宮、かをり
31 ✤ 0点 白南風や部下のデートを目撃す
32 ✤ 2点 【ちとせ】 新じゃがを束子で擦るつるり膚 ✤ ふうりん、岩宮
33 ✤ 9点 【ヨヨ】 新茶入れ朱泥急須の淡緑 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、てつを、◎和 談、ナチーサン、ラガーシャツ、◎茶々
34 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 素麺や喉ごしも良しその細さ ✤ 和 談、茶々
35 ✤ 2点 【森野 そぼつ降る泰山木の咲く寺苑 ✤ ヨシ、ヨ ヨ
36 ✤ 1点 【ふうりん】 ダービーを取つて競馬の二連勝 ✤ アイビー
37 ✤ 11点 【ちとせ】 立ち漕ぎの生徒眩しや更衣 ✤ 胴長おじさん、◎ヨシ、てつを、◎ふうりん、あんのん、◎アイビー、コビトカバ、ナチーサン
38 ✤ 4点 【ヨヨ】 頼りたき身内は遠く梅雨間近か ✤ 胴長おじさん、アイビー、和 談、ラガーシャツ
39 ✤ 6点 【にゃんこ】 父の日に黒いクレヨン画の眼鏡 ✤ 胴長おじさん、ヨシ、◎弥生、岩宮、茶々
40 ✤ 1点 【胴長おじさん】 父の日や空白の文字のみ占めて ✤ 森野
41 ✤ 0点 夫剪定羽抜鶏ごと羅漢槙
42 ✤ 1点 【にゃんこ】 梅雨曇ますます重き貨車の列 ✤ ちとせ
43 ✤ 0点 梅雨間近繙いてゐる闘病記
44 ✤ 5点 【かをり】 手鏡に映る水無月風過ぐる ✤ 弥生、にゃんこ、森野、ヨ ヨ、あんのん
45 ✤ 1点 【アイビー】 でで虫のオブジェの上の蝸牛 ✤ にゃんこ
46 ✤ 0点 でで虫を見らば口つくあの唱歌
47 ✤ 0点 てふてふに蕾のあらば柿の花
48 ✤ 1点 【森野】 天国と思へる一歩冷房車 ✤ 弥生
49 ✤ 4点 【ヨシ】 剥く手間も美味しさのうち夏蜜柑  ✤ アイビー、ナチーサン、かをり、茶々
50 ✤ 0点 搭乗の手続はスマホかたつむり
51 ✤ 2点 【ラガーシャツ】 登山帽ウェストン碑より動き出し ✤ ◎かをり
52 ✤ 2点 【ナチーサン】 樋伝ふ雫を染めて柿若葉 ✤ ふうりん、岩宮
53 ✤ 0点 夏風にだるだるせざるを得ない吾
54 ✤ 0点 夏蝶の色深まりて海賊旗
55 ✤ 1点 【和 談】 夏場所や土俵が命藤凌駕 ✤ 茶々
56 ✤ 0点 夏野菜紫小かぶカリカリと
57 ✤ 2点 【森野】 何にでも神宿りてか花は葉に ✤ ◎ラガーシャツ
58 ✤ 3点 【弥生】 なみなみと注ぐ地酒や江戸切子 ✤ あんのん、かをり、茶々
59 ✤ 3点 【ヨシ】 俳句本開いたまんま明易し ✤ コビトカバ、◎岩宮
60 ✤ 1点 【アイビー】 バイク見て柴犬吠ゆる夕薄暑 ✤ あんのん
61 ✤ 2点 【弥生】 博学なシニアガイドや街薄暑 ✤ アイビー、コビトカバ
62 ✤ 0点 初夏の藤無料ガイドの五稜郭
63 ✤ 3点 【かをり】 薔薇切るや呼ばれし気して振り向かず ✤ ◎あんのん、コビトカバ
64 ✤ 0点 昼下りエアコン洗い野球観る
65 ✤ 2点 【てつを】 壜に香を詰めて帰らむ花蜜柑 ✤ ◎にゃんこ
66 ✤ 1点 【弥生】 プードルがよく似合う場所薔薇の園 ✤ コビトカバ
67 ✤ 0点 深くまで木曽駒は碧夏の風
68 ✤ 1点 【岩宮】 襖戸の何やら重き梅雨入かな ✤ ヨ ヨ
69 ✤ 2点 【ヨシ】 故里の四方の山々新樹光 ✤ ◎ちとせ
70 ✤ 0点 細麺を食べて至福の涼夜かな
71 ✤ 1点 【ナチーサン】 またまたか横綱不在五月場所 ✤ 和 談、
72 ✤ 5点 【アイビー】 待つといふ揺るがぬ知略蟻地獄 ✤ ヨシ、てつを、あんのん、◎コビトカバ
73 ✤ 6点 【かをり】 水無月や碁石をあらふ父の息 ✤ 弥生、てつを、ダイアナ、あんのん、コビトカバ、ラガーシャツ
74 ✤ 3点 【あんのん】 満ち足りて留守居の夫に買ふ鰻 ✤ ヨ ヨ、ダイアナ、茶々
75 ✤ 2点 【森野】 耳遠き夫に老鶯届く今朝 ✤ 胴長おじさん、かをり
76 ✤ 1点 【ヨシ】 耳鳴のしては止まらぬ走り梅雨 ✤ 森野
77 ✤ 0点 ジメジメもめげぬ六月の花嫁は
78 ✤ 0点 山開き誰となく詠む俳句かな
79 ✤ 3点 【ヨヨ】 柔らかに万緑生みし大地かな ✤ 和 談、ラガーシャツ、岩宮
80 ✤ 1点 【茶々】 湯上りのあやめ紺染め浴衣かな ✤ 和 談
81 ✤ 0点 夕闇に皐月のあかり庭照らす
82 ✤ 1点 【コビトカバ】 幽霊海月毎日同じ事をして ✤ 弥生
83 ✤ 1点 【ヨシ】 よく見れば愛しき花よどくだみは ✤ 茶々、
84 ✤ 6点 【てつを】 捩花や断ちきりたきは負の連鎖 ✤ にゃんこ、◎森野、ダイアナ、アイビー、ナチーサン
85 ✤ 1点 【あんのん】 リズムごとつかず離れず夫婦生く ✤ 胴長おじさん、
86 ✤ 1点 【岩宮】 老鶯をしかと聞きたる木立かな ✤ かをり
87 ✤ 2点 【ナチーサン】 若葉風入れ墨の香の流れけり ✤ 弥生、にゃんこ
88 ✤ 1点 【弥生】 わんぱくの怖くて好きな蜥蜴かな ✤ ナチーサン
89 ✤ 2点 【胴長おじさん】 山滴る惚けないことは惚れること ✤ ダイアナ、アイビー
90 ✤ 4点 【ヨヨ】 数独を競ふ夫婦や走り梅雨 ✤ 胴長おじさん、てつを、和 談、かをり
91 ✤ 1点 【ダイアナ】 洞爺湖を見下ろすホテル五月晴 ✤ ちとせ、

煩雑を避けるため、二つの記事を一つに纏めました。文責アイビー。

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知覧

平和なる知覧にばった追いし子ら  最初に知覧に参りました時、武家屋敷に時間を取り記念館には殆ど時間がありませんでした❢ これでは失礼だと思いまして数年後、ゆっくり回りました❢ そしたら私の知っている村の名の住所が違って降りましたので係の人に知らせました❢ 次に参りました時、正しい住所に直されておりました❢ 17才の少年から子供が生まれたばかりのお父さん、中には おらが死んだら何人泣くべぇと言う遺書もありました❢ 3度目は孫も連れて行きました❢ 近くで若者たちがバンドの練習をしておりました❢ 彼らの演奏に耳を傾けながら孫達を見ておりましたら大きなばったを追いかけておりました❢ この地から多くの若者たちが開聞岳を旋回し旅立って行ったんだと思うと裏側で戦い止まぬが辛いですネッ❢本当に戦いが止んで欲しいです❢

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。

ゴッホなら今日の紅葉をどう描く (森野)
地味な記録だが、森野さんの投句した5句全てに入点があったことに拍手。そこで掲句。紅葉を詠んだ句は多いが、大体は日本人の美意識に立脚する。ところが作者は、ゴッホだったらどう描いたかと意表をついた。見事な紅葉とゴッホを組み合わせはちょっとやそっとでは思いつかない。機先を制した作者のペースに、まんまと嵌まった。

手繰り寄す昔昔や石蕗の花 (きんつば)
石蕗の花という具体的な形のある物に、自身の心の内なる世界を託す手法は俳句の大宗と私は思う。その意味で掲句は俳句の基本と言うべきだろう。具体的な物には抽象的な概念を配する。基本を心得た俳句巧者の一句。

犬の爪切つてけふより神無月 (尾花)
神無月は旧暦の10月のことで俳句愛好者ならともかく、普通は11月と言うだろう。ことさら神無月としたのは俳人ならでは。犬の爪を切るという日常のさりげない一コマ、そう言えば今日から神無月だったなあと気づく作者。寓意も何もない、事実を淡々と述べただけの句だが、それをちゃんとした俳句に仕立てた作者の技量に敬意。得も言われぬ味があるのだ。俳味と置き換えてもよい。

うんざりと顔に出ている大根引 (エミ)
大根引きも1本や2本ならよいが、何百本となるともう沢山という仕儀になる。自分の仕事となるとそんなことも言っておれないので、気分を取り直し再開したものの、うんざりが顔に出た。この気分をユーモラスに表現した。ところで作者のエミさんはうんざりするほど沢山の大根をつくっておられるのですか。

変顔の写真ばかりや七五三 (弥生)
弥生さんは今月のトップを取った「冬支度」の句があるが鑑賞は他の方に任せて、ここでは「七五三」の句を取り上げてみたい。
子どもの集合写真はVサインのポーズが思い浮かぶが、この句は変顔だ。変顔の筆頭は「ブタの鼻」か。子どもというものは何時の時代も変わらないなあと苦笑するばかりだ。両親もちゃんとした顔をしなさいと叱るが、結局は仕方ないと諦め、苦笑いするばかり。

真っ赤だね童もはしゃぐ秋夕日 (和談)
一日元気よく遊んだ帰り、真っ赤な夕焼けを見て子どもながら感動した。大自然の雄大な営みの前に、子どもといえど敬虔な気持ちになる。そんな情景を、作者は見逃がすことなく俳句にした。身ほとりのどんな些細な事でも観察しようとする作者の姿勢は尊い。ひとつ難点があるとすれば「はしゃぐ」の文言だ。本当に童がはしゃいだのだろうか、いま一度推敲されたい。

柿一つ残すや鳥はほくそ笑む (ヨヨ)
柿の木の天辺あたりに一つだけ残してある柿を木守柿と言う。昔からの習慣で、来年も沢山実りますようにという願いが込められている。それもあるだろうが、鳥たちにも少し残しておいてやろうとする農夫の心優しさがある。ひとつだけ残った柿を啄む鳥たちもまた自然界の構成員なのだ。掲句はその辺りの機微を詠んだのだが、「ほくそ笑む」とまで言ってしまっては言い過ぎだろう。寸止めの呼吸が大事だ。

御雉子山てふ狩場のなごり虚栗 (ちとせ)
東海市の人から聞いたところによれば、御雉子山は東海市加木屋地区の標高59メートルの山で、尾張藩のお狩場とされた歴史があるそうだ。そうした予備知識を持ってこの句を鑑賞すればまた味わいが深まる。御雉子山という名前からしてそうだ。

山に入る漢の料理きのこ汁 (ちとせ)
男(漢)料理と聞いてまずイメージするのは、材料を惜しまず調味料は適当にと、とにかく豪快な料理を思い浮かべる。この場合は山だからきのこ汁。ありとあらゆる茸をふんだんに入れ、調味料は目分量、想像するだけで旨そうだ。食べ物の句はこの句のように旨そうに詠みたい。ただ、助詞の「の」を入れる場所はどうしたものか。「漢の料理」か「漢料理の」か。

裏側で戦い止まぬ冬近し  
惜しくも無点句となったが、今日的な問題を提起する真摯な句だ。ロシア・ウクライナの戦争、中東のガザ地区と争いの種は尽きない。時事問題を俳句にするのはとても難しい。季語の「冬近し」も最適かどうか。それやこれやで未消化の感は否めない。

以下次号、不定期掲載

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アイビーさん講評頂き有り難う御座います。
 御雉子山てふ狩場のなごり虚栗 
知多半島はアサギマダラを呼ぶ為藤袴を植えています。ネットで加木屋緑地を見つけ訪ねた所、看板に御雉子山と素敵な名で尾張の狩場だったと書かれていていたく感動したのものでした。今年も訪ねアサギマダラをみました。蝶の句は無点句で残念でした。結構名残り地名があって、今は変更されましたがカタカナでハンヤと言って元は藩の薬草園だったそうですが難しいのでハンヤとしたそうです。由緒ある名前なのに残念。
 山に入る漢の料理きのこ汁 
長野に旅した時色々なキノコの詰め合わせを買い姉の家でキノコ汁を。先頃テレビで茸狩りを見て、腰に籠をぶら下げて、詳しく説明しながら、男の人でした。丁度読んでた小説が山小屋の話で、相俟っての一句です。
      有り難う御座いました。

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74 変顔の写真ばかりや七五三 (弥生) 1 アイビー
この句「変顔」に拘りました。辞書にも出ていないし違和感を覚え採りませんでした。
替えて上五を「お道化たる」とすれば思いを同じくしていただけに素直に採ったと思います。
アイビーさんも今時のこどもの有り様に苦笑しながらの選と思われます。

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108 犬の爪切ってけふより神無月
この句の観賞をありがとうございました。ご指摘の通り犬の爪を切っただけで感動も何もないのですが季語に助けられました。
今はもう我が家に犬はいませんが、一人暮らしの姉のところにダックスフンドのももちゃんがいるので、その子の爪切りは私の役目。ももちゃんがフローリングの床を歩いていてカタカタ音がするようになったら爪切りを促している証。大抵月に一度位はします。
ついでに足まわりとお腹の伸びた毛もカット。足の短いももちゃんは雨上がりなど外で汚れてきた手足を拭くのが結構面倒なので。
「神無月」は歳時記によると、諸国の神々がことごとく出雲の国に旅立たれるため、神々が留守であるというので神無月という。とあります。 私個人の生活において神様が出雲か在所かどこにいらしても、それほど変わりないのですが俳句にして「神無月」にすると何か意味がありそうな気がするのが不思議です。

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一人居のコスモス十を数へたり  の自解です。大きな屋敷に一人住まいの老人?の庭に沢山のコスモスが咲いてました。もしかして私はちっとも寂しくないわ🎵毎日コスモスといくつあるのか会話してるのかもと思い楽しくなってきた俳句でした。

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絶望

 貴景勝が怪我からの再出場となった朝乃山に「下手投げ」をくらって3敗。横綱とりが絶望となった。
これで1敗は一山本だけとなり、2敗に大人数が犇めく状態になり、貴景勝は枠外に突き落とされた。
今場所は豪ノ山、湘南の海、熱海富士の若手が注目されていたものの、後半戦に入ってくる中で、誰
が頭角をあらわすか予想できない展開になった。

野球の世界では日韓の激戦となったが侍Jがさよなら勝ち。

金沢競馬ではレース中に全部の照明が消えたことから3騎手が落馬。2人が救急搬送され、馬が一頭
殺処分となった。馬券は全て払い戻しとなり、それ以降のレースは取り消し。酷いこともあるもんだ。

ガザでは病院や避難所が激戦地になっている。 ハマスが住民を盾にして病院、避難所からミサイル
や銃弾を打ち込んでくるからイスラエル軍も激しく応戦するようだが、マスコミはハマスのことには一
切触れず、婦女子の死傷のみしか伝えない。 戦争はいやだが、偏ったマスコミ報道も嫌ですね。

熊騒動が相変わらず続いているが、今度は「キョン」だと。 一晩中「ギャーギャー」とうるさいの
に捕まえると「キャーキャー」と哀願するような可哀想な鳴き声を出すから猟師も困っているんだとか。

          いろいろありますねえ。

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絶望? 日本人横綱誕生!

 大方が予想した通り、大谷がアメリカン・リーグで二度目のMVPに満票で選ばれたニュースが流れた。
一方、期待されて九州場所に臨んだ大関貴景勝が中日を前に2敗、「内容の良い成績で賜杯を」の条件が厳しくなった。
後全勝して先場所に次ぐ連覇をしても平幕に負けた印象は悪く初場所への期待になりそうだ。

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8番目の句への感想募集

選句時に茜ヶ丘さんからこんなご提案をいただきました。
次点者の句評をしてみてはどうか。
というご提案でした。つまり選べなかった8番目の句に感想を述べるというものです。面白いご提案です。
普通の感想とは別に、8番目の句についても皆さんの感想を募集します。
ここをこう直したら7句に入ったのに、とか切り口は色々ありますが、、、。

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 投句者の中には「投句して批評を受けるのは嬉しいが他の句の評をするのはどうも」とお考えの方も多いと思います。
「鑑賞して楽しむだけで十分」との姿勢ですがこれはこれで尊重すべきと思います。ただ選句するにはお互いに心血を注ぎます。やっと7句を選びホッとしたところで「特選」で悩みます。でも悩んだうえでの特選です。「自分だけの宝物」の感慨にしばし浸ります。「独りよがりでは」と思っているところへその句に他の方の特選印を見つけた時は嬉しくなります。
如何でしょう。尻込みしていられる方「私の好きな句として」特選句だけでも感想を投稿されては。

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そうそう忘れていました。8句選は集計される手間も考えるとちょっとね。
まあ7句で四苦八苦するほうがいいのではないでしょうか、

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ナチーサンさんのおっしゃる通り、さはさりながらなかなか参加してもらえない。
まして何句ものことを投稿するのは大変。まあ切り口が何かとっつき安いものがあればと思っただけ。
それで言い出しべえの8番目は無点の句ならよかったのですが 富士山を揺らして零余子蔓を引く(束束子さん) です。
 富士山を夏雲に噛ませたことはあるけど零余子の蔓で富士山を動かすのは白髪三万丈でちょっとひきました。
のであしからず。

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掲示板方式の句会のよいところは自由闊達な意見交換ができることです。おかげで投句者は増加しており有難いのですが、あとの意見交換の書き込みがどうしても特定の人に限られる傾向がみられます。俳句のキャリアが短いからと遠慮は無用です。どしどし発言して下さい。

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8番目の句への感想について
 先ずは賛意を表します。がその前に、「自句自解」や「7句選」への投稿者が限られています。お互いの勉強の為にもそのことの方が先決ではないでしょうか。私は原則として自句自解5句と選句7句への敬意をこめて感想等を述べ余裕があれば「選候補」数句(言わば8句目)の感想を投稿しています。
 なお、以前に提案した「8句選」も投稿者20人越えが定着したと思われる今、お考えいただければ幸いです。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。

まだすこし言ひたりぬ母けふの月(えっちゃんあら)
さもなくば月光吠えよ闇の道(えっちゃんあら) 
両句ともこの作者らしく、言葉の使い方に大胆だ。ただ、読み手からすれば、母の言い足りないこととは何だろうか、「さもなくば」の前段に隠されているのは何かという疑問が残る。17音しかない俳句で、作者がそれを明かさない以上、読み手で埋めるしかない。なんともミステリアスな俳句で、それでいて鮮烈な印象の句となった。後に引く俳句とでも言おうか。

富士山を揺らして零余子蔓を引く  (束束子)
一見して、いくら何でもオーバーすぎるのではないか。しかし、読み手が作品に感情移入すればするほど、違和感は無くなるから不思議だ。老獪な作者はそこまで読んでつくったに違いない。ここは素直に作者の術中に嵌まってみるのも一興。

小春日や歳の離れた友出来て (コビトカバ)
仄聞するところによれば作者のコビトカバさんは、全国規模の某俳句大会に特選入選されたとのこと。いきおい俳句の交友関係も広がれば、歳の離れた友が出来ることもあるだろう。冬だというにおだやかな好天に恵まれた小春日和。公私ともに多忙で充実した日々が続く。

上方は燃えるが如く寒昴 (ラガーシャツ)
「上方が燃える」と言うことは阪神対オリックスの日本シリーズのことだろう。中京圏に住む者にとって、関西同士の対決はイマイチ盛り上がらないが、関西では大変な騒ぎになっているとか。作者はこれを寒昴に喩えた。秋以上に冬空の星はキラキラ耀いている。殊に寒昴は冬の星座の代表的なもの。そう言えば先頃亡くなった谷村新司さんの代表曲も「昴」だった。

歳時記に付箋の数多秋深む (ABCヒロ)
俳句を趣味にする者には歳時記が手放せない。作者のABCヒロさんもその一人だ。歳時記を常に座右に置き、開く頻度が高ければ、貼ってある付箋の数も夥しい数になる。そうした俳句生活の日常を詠んだが句だが、具体的に「付箋の数多」としたところに俳句の呼吸を見る思いだ。季語の「秋深む」も申し分が無い。

お十夜のぜんざい目当て講話聴く (無点) 
お十夜は旧暦の10月に行う、浄土宗のお寺ではとても大事な行事だ。お寺では信徒の接待に煮炊きをするが、このお寺はぜんざいでもてなすようだ。後のぜんざいが楽しみで退屈な講話を我慢すると、作者はおどけて見せた。事実、楽しみのひとつでもある。この句を自分も取りたいが、ほかの誰かが取るだろうと思っていたところ、最後まで誰も取らなかった句、そんな気がする。不遇な句も偶にはあると割り切りたい。

以下次号、不定期掲載

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油断なんてとんでもないです!
今も毎月ドキドキです!
精進です!

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ラガーシャツさんは私よりは随分お若いようですが、世間的には立派なおじさんの世代でしょうか。ひっくるめれば私もおじさん、ラガーシャツさんもおじさん。世の若い人よ、おじさんパワーを侮ってはいけません。表向きはものわかりのよい顔をしていますが、その実、若いもんに一泡吹かせようと虎視眈々とチャンスを窺っているのですから。油断してたら寝首を掻かれますよ。

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アイビーさん私も鑑賞して頂き感謝です。
私はいつまでも俳句初心者から抜けられません
鸚鳴庵俳句教室では同期入門のご夫婦が俳句に
目覚めて成長著しく羨ましく思ってます。
これからもご指導お願いします。

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます^o^
歳の離れた友の句、教室で出会えた方々や俳句で知り合えた方を思い詠みました。
俳句に出会いとても刺激的で楽しいです!

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アイビーさん観賞ありがとうございます。入選等は全く遠が遠く参加だけの人です。でもネット俳句に投句させて頂き観賞して貰うのはとても嬉しい事です。俳句をやって良かったなんて思います。

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無点句について

        余分なお節介かも知れませんが、少しだけね。
6 沖縄のシークワサ滋味は緑よし
     シークワーサーは沖縄だけで生産されている果物で、レモンや酢橘よりも軽い酸味があります。
     普通は青いものを使いますが、黄色になったものは蜜柑などと同じく、果物感覚で食べます。
     本島の北が主産地ですが、 シークワーサーだけで沖縄を思わせるので、この句の場合は「沖
     縄の」は不要でしょうね。 また「滋味」は、この物をはっきりさせるために はっきりと「酸味」
     とするのがいいでしょう。 <シークワーサー軽き酸味と濃き緑>ではどうでしょうか。   

18 ドライブや紅葉衣のくねり道
     紅葉の後ろに「衣」が入っているのがひっかかります。 山が紅葉の衣を羽織っていることを表し
     たいのでしょうが、かなり無理があります。 ここは「衣」は捨てて、素直に「紅葉づる山」とし
     たほうがいいでしょう。 <ドライブや紅葉づる山のくねり道> すっきりしたでしょう。
 
27 鈴鳴りて茶房の戸風冬隣
     「戸風」が邪魔して中7がごてごてしておりますから、ここは字句を入れ替えてすっきりさせましょう。
     <冬隣風に鈴鳴る茶房の戸>でいいでしょう。 
       
29 柿一つ残すや鳥はほくそ笑む
     鳥類や野獣は笑うことはありませんから「ほくそ笑む」の斡旋は無理があります。単純に「鴉がつ
     つく」ことを句にすればいいのですから <柿一つ残りて鴉突きをり>。
     蛇足かも知れませんが「残すや鳥は」がくどい感じがします。
      なお、余分なことかも知れませんが「日向ぼこ」の扱いで猫や犬、カピパラなどの動物に日向ぼ
     こを使っているのを多く見かけますが、ホトトギスの歳時記では「日向ぼこは人間の行動の一つ」
     とされてます。確かに猫などは縁側の日当たりのいい場所で寝ている風景が見られますが、厳密な
     解釈をすれば弾かれる可能性が高いですね。 「浜宿に猫と老人日向ぼこ」ならセーフです。
 
     

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束束子さん、27番の句を添削ありがとうございます!すっきりしました(^^)どうも伝えたい事がいっぱいでごちゃごちゃするようです。「すっきり」心がけたいです。またご指導くださいませ!!

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6番号の句に思いを寄せて,「屠蘇の膳」と季語を添えて下さり格調の高い句に成り,新参者の小生では思いもつかぬ発想で感激しています。ありがとうございます。
 貴重な紙面を借りて申し訳ありませんが、この句のできた由をチョット述べさせていただきます。今を去る
30年ぐらい前に近郊の農業屋商店にシークワーサーの苗木があり、「ガンにきく」と札が付いていましたので喜び勇んで買いました。以後成木になり緑の実をタワワに付けていました。ある時道行く見知らぬ老人が「少しください。」と言われましたが、私は「もう少し経つと黄色になって甘くなるから、その時に」と親切心でいいました。わが家では、黄色く熟しきった実を搾ってジュースを飲んでいました。この30年間は「知らぬが仏で」もったいないことでした。最近のテレビの放映で「沖縄の食品のシークワーサーを買うなら、緑の
実を」と言っていました。どうも黄色くなると成分が変わるらしいです。...
 数日前に草花・花木のスーパーに行ったら偶然苗木を見ました。小生が長寿になれば...

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季語を入れるとするならば「濃き緑」を外し「屠蘇の膳」とします。
これで句に風格が出ます <シークワーサー軽き酸味や屠蘇の膳> 

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なお シークワーサーの句  季語問題は別な次元の問題です。 ここでは触れません。

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次点句となると・・・・

全部で7句あったのですが、8番目というと「これ」です。
    しかし 私だけが連続し、沢山書き込みをしても・・・という遠慮がありますので
    皆さんからのご感想やら自句解説が出てしまってから 最後の最後に出すことにしますね。

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自句自解

21 一対の懸崖菊の大枝垂れ
 懸崖菊を作る技法があることを知りました。「一本の小菊を大きな株に仕立て野菊が断崖の岩間から垂れ下がっている姿を表現する技法」とのことです。地方によって技法が異なるようですが菊の愛好家にとって究極の菊かも知れません。
いつか本物の懸崖菊を見たいものです。荒波の上の断崖絶壁にむ下がる懸崖菊さぞ見事なものでしょう。

38 ほろ苦き秋刀魚の腸の懐かしき 1
 秋刀魚もいつしか高級魚に。なかなか食膳に上らなくなった。最近有志五人での食事会があったがその和食に秋刀魚の塩焼きが出た。思わずお神酒を所望。美味しさは涙が出るほど骨まで戴いた。

75 秋祭り回し呑みして逸りたる
 半田の山車まつりは勇壮でした。束子さんによればご本人も怪我されたとか。交差点での引き回しは方向転換をする必要が無い場所なのであくまでもショーでしょうが、山車に仁王立ちしたリーダーの一声での回転、あの時は確か三回転と思います。曳人の少ない山車は素通りでしたが、お互いの山車に明らかに競争意識が見られます。31台集合した桜広場では山車ごとに車座になって気勢を上げていました。酔いつぶれたご仁を真ん中にして。

84 献体に馳せるを思ひや冬始め  2 ◎
 妻の両親は献体している。母親は102歳、介護施設で元気にしている。昨日老人の居場所づくりの場で歌の後その話になった。平均83歳20人ほどのお楽しみ会だったが献体の人は一人も居なかった。義父の時は3年後遺骨引き渡しに呼ばれ火葬までの2時間ほど医学生6人との会話の時間が持てた。彼らはお骨拾いにも参加、悲しみを共有してくれた。ただ献体には家族の同意が必要で未だに家内の同意が得られていない。

109 AIの功罪論議冬に入る 2
 見送りのうしろや寂し秋の風
 病む人の後ろ姿や秋の風
さて、どちらが芭蕉の俳句でしよう。一方はAIの作品です。「AI一茶くん」の作者が問いかけています。我が国の誇るスーパーコンピューター「富岳」がアメリカに抜かれ4位に順位を下げたとはいえコンピューター数台を組み合わせ時間を掛ければ順列組合せによりすべての俳句(過去、将来の)が網羅されるでしょう。ただ、聡太八冠始め将棋の世界でもAIを取り入れた研究が進んでいますが彼らは羽生世代とは違った形での研究とか。AIを味方に無駄な努力はしない。この辺にAIとの付き合い方のヒントがありそうですね。芸術、スポーツはもとよりあらゆる分野で避けて通れない課題と思われます。次々と新種を繰り出すウィルスなどとも共存の道の選択が最善でしょうか。 

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ナチ―サンさんの自句自解、興味深く拝見しました。人類が開発した画期的なテクノロジーは、それを使う人間の側のモラルが確立されなければなりません。国と国のエゴがぶつかり合っている私たちの地球。このまま果てしなく科学技術のみが進み、マインドの方は進歩しないとしたら。ぞっとしますね。

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選句評

特選句は既報の通りですが、残りの6句の句評をさせてもらいます。

11 神無月伊予路の旅のプロペラ機 (尾花) 2 束束子、玉虫
    国際線や主力の航空路線はジェット機が多く、国内線、ローカル空港への便はプロペラ機
    が多いようです。 伊予の松山空港へはプロペラ機なのでしょう。 何か郷愁を覚えるよう
    な優しさを感じて拾わせてもらいました。
57 冬空にタッチアンドゴーの練習機 (尾花) 1 束束子
    小牧◎、浜松◯、岐阜◎、松島◎、鹿児島、那覇空港、北京空港 うち◎、◯は航空
    自衛隊基地の空港を利用した経験がありますが、このうち◎の3空港でタッチアンドゴーを
    見ました。特に岐阜飛行場はT33という練習機を抱えていたので、その当時の様子を懐かし
    く思い出させて下さいました。小生の勤務していたのは管制塔でして、気象分遣隊。
    パイロットへ気象観測情報を伝える仕事。
59 冬浅し猫と目の合う硝子窓 (にゃんこ) 5 束束子、茶々、ちとせ、ラガーシャツ、ふうりん
    散歩していてアパートの窓で猫が日向ぼこをしていたのを見つけて寄っていったところ、猫ちゃん
    と目があったので、窓越しに遊んでいたのですが、3回ほど そんなことを繰り返していたとこ
    ろ、4回目に突然うしろから罵声を浴びせられた。 ご婦人が立っていて「なんで毎回うちの
    中を覗き込むのよ! あんた誰なの! 名前を言いなさい! どこに住んでる人なの!」
    と。  こちらは猫ちゃんと遊んでいたつもりなのに、そのうしろに御婦人の目が光っていたの
    にまでは気がつかなかったのだ。 冷や汗タラタラ 何とか切り抜けたものの、やり過ぎると
    とんでもないことになるのですね。 この句には私も参りました。
78 山に入る漢の料理きのこ汁 (ちとせ) 3 束束子、森野、茜ヶ丘
    キノコ中毒で3度も病院送りとなった私ですが、そのうち一度は入院でした。何度痛い目
    に遭っても懲りず、今年も三度のキノコ狩りを楽しみました。森野さんもキノコ好きなのかな?
86 干上がりし魚道に這へる穴まどひ (茜ヶ丘) 2 束束子、尾花
    傾斜地にある堰には魚道が設けられてあるが、今年は殊の外降雨が少ないために魚道に
    は水が流れていない。 魚が上流に登れないので代わりに蛇が登っていく。 魚も蛇も
    尻尾を上手に使って登っていくのだが、どこまで行っても蛇が落ち着く穴は無い。
    惑っているのがおかしくて拾わせて頂いた。
110 秋冷の飛騨の空突く槍穂高 (アイビー) 5 束束子、弥生、◎尾花、島桜子
    アルプス 特に穂高には3度ほど登ったが、脚力が無いのと、滑落が怖いことから「槍」に
    だけは登れなかった。夏山から冬山へは一気だが、その間に必ず秋晴れの短い期間がある。
    その一瞬の景色を句にまとめあげたアイビーさんの手腕に感嘆。 尾花さんが特選としてい
    るが、島桜子も「いい句だね」と褒めてました。

 今回の選では「尾花さん」と重なったようです。アイビーさんの「鶏頭」の句もそうですね。

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タッチアンドゴーという訓練飛行のやりかたがあるのですね。早速YouTubeで見ましたが、訓練と分っていても手に汗握ります。偶然、その場に居合わせた尾花さん、ラッキーでしたね。

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束束子さん選句と講評をありがとうございました。

11,神無月伊予路の旅のプロペラ機
中部空港から松山空港へはプロペラ機でした。搭乗口が低いのでボーディングブリッジが使えずバスで移動。バスを降りてから近くでしっかりプロペラを見ることが出来ました。

57, 冬空にタッチアンドゴーの練習機
常滑市の小脇公園に海の見える散歩道があるので時々行きます。 あっ、着陸機、と思ったんですが、すぐ飛び立ちました。もう一度来ないかなぁーと、しばらくその場にいたのですがそれっきり!  スマホのアプリで「フライトレコーダー」というのがあるのですが、リアルタイムで飛行機情報がわかります。中部空港でも練習機はよく飛んでいますがタッチアンドゴーを見たのは初めてで少し興奮しました。

86 干上がりし魚道に這へる穴まどひ (茜ヶ丘) 2 束束子、尾花
近所で普請のため水を抜いた池があり、ドロドロになった池面を亀と蛇が動いているのを見ました。魚道という言葉、辞書で初めてしりました。

今回は、束束子さんととても気が合いましたね、アイビーさんの秋冷の句、鶏頭の句も感動しました。
ありがとうございました。

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