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夏のミニ句会を開催します

夏のミニ句会を開催します。下記の開催要領に従い奮って投句して下さい。

2025夏のミニ句会・開催要領
1・投句期間  5月10日(土)~5月20日(火) 兼題句1句を含め当季雑詠4句
2・兼題    麦の秋 または「海」を詠みこんで
3・清記&選句 5月11日(水)~5月30日(金) 選句要領は後報
4・結果発表  5月31日(土)

編集・削除(編集済: 2025年05月13日 10:20)

皆様の感想、楽しく読みました

新之助です。
 アイビーさん、てつをさん、野の風さんの感想文、また、泉也さんの自己作品の背景など、楽しく読ませて頂きました。
 お互いの句を鑑賞し合うことで、お互いの句がよりよくわかり、また自分の句についても感想を言われると、自信も持てて良いです。この句会終了後の交換会は、これからも是非続けたいですね。泉也さんが過去の体験から作句されているのも、すごいと思います。

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次回幹事の件

新之助です。
野の風さん、次回幹事に立候補頂き、有難うございます。
よろしく、お願いします。

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感想 

皆さんの感想、自作あれこれ楽しく拝見しました。

野の風の感想です。

ぼうたんの百花彩る当麻寺 (泉也)
「百花彩る」の表現にむしろ惹かれました。當麻寺に咲くボタンの華やかさが見えるようです。

薫風や釣り竿並ぶ防波堤 (てつを)
 爽やかな初夏の風の下で多くの釣り人が防波堤で釣り竿を並べている様子が目に浮かびます。そろそろ私もいつもの防波堤で小鰺を釣るサビキ釣りに行きたくなりました。

薫風やパスタの店の三色旗 (アイビー)
パスタの起源はローマ(イタリア)でそれがフランスに伝わったとか。三色旗もイタリア、フランスの国旗だが、薫風にふさわしいのはフランスか。いずれにしろ薫風の下でのパスタ、良いですね。

若葉風これからどこへ行こうかな(新之助)
みずみずしい若葉を吹き過ぎる風の日はどこかに出かけたくなりますね。どこに行こうかなと心の余裕が良いですね。

アイビーさんの次回「夏の句会」幹事立候補の呼びかけ、野の風が引き受けたいと思います。 どなたか推薦よろしくお願いします。

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野の風さんが次回幹事を引き受けて頂けるようで一安心。よろしくお願いします。

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次回幹事の件

皆さんから今回のミニ句会への様々な書き込み、興味深く拝見しました。とか申しておりますうちにどんどん時間が経過し、夏本番の季節となりました。春の句会と夏のミニ句会と、私が幹事を務めさせていただきましたが、次の夏句会はどなたかにお願い出来たらと考えています。どなたか立候補をお願いします。

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特選句の選評

アイビ-さん、お世話いただきありがとうございました。
小生の特選句の選評です。

○薫風やパスタの店の三色旗
 イタリア人が経営するパスタ店でしょうか。薫風と三色旗の取り合わせが絶妙だと
 思います。昔、京都の哲学の道を歩いた時にこのようなお店を見つけ立ち寄ったこ
 と思い出しました。

○風薫るうの文字揺るる紺のれん
 アイビ-さんの選評に同感です。紺地に白い「うの文字」が書かれた暖簾が風に揺
 れている光景が目に浮かびます。そして店の中からおいしい鰻の蒲焼きの匂いが流
 れてくるる様が想像されます。正に視覚、嗅覚をも呼び起こす秀句だと思います。

なお、小生の句で「亀鳴くやまたも重なる幸不幸」について、季語の「亀鳴く」は春
の季語ではとのご指摘をいただきました。その通りでうっかりミスでした。
以前から、「亀鳴く」の季語を使った俳句を作りたいと考えていたのですが、なかな
か難しくてものにならずにいました。ところが、今回、ある出来事がきっかけで句想
が湧き出て出来あがった句です。
投句する際に念を入れて調べれば良かったのですが、全くお恥ずかしい次第です。

                                    以上

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夏のミニ句会の感想

新之助です。
アイビーさん、2回の句会の幹事お世話様でした。
今回の句会での選句の感想です。
           記
☆薫風や釣り竿並ぶ防波堤(てつを)
 五月の爽やかな風のもと、防波堤で釣り仲間が、
楽しそうにたむろしている光景が目に浮びます。

☆遠花火遅れて音のドドドンドン(野の風)
 遠花火の様子が巧みに詠われています。下5の擬音語が素敵です。

☆蛙鳴く青田の中のケアハウス(アイビー)
 青田の中にあるケアハウスとは、面白いですね。
 でも、当然聞こえて来る蛙の合唱は、そこに居住されている高齢者の皆様には、
「蛙の声が聞こえてくるよ。ゲロ・ゲロ・ゲロ・ゲロ」という童謡など、思い出し、
歌うこともできて良いですね。

☆夏来る溶け合ひをりし空と海(泉也)
 作者は海辺に出られて本句を作られたものと思います。
五月の晴れた空と、その下方の地平線に浮ぶ海との関係は、
正に、「溶け合う」と表現できますね。
中7の表現が素敵と感じました。
今回の句会の優勝者は泉也さんでしたね。おめでとうございます。

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アイビーの俳句鑑賞

アイビーの俳句鑑賞

薫風や釣り竿並ぶ防波堤(てつを)
絶好の釣りシーズンとなり、突堤に太公望たちが釣り糸を垂らす様は壮観だ。絵画的な構図を俳句に取り入れた辺りが巧いと思いました。兼題の「薫風」を上五に置いてすっきりと形のよい句になったと思います。

遠花火遅れて音のどどどんどん(野の風)
夏の夜を彩る花火。同じ花火の句でも、この句は光と音の時間差に焦点を絞ったところに新味があります。遠花火だから、ずいぶん時間が経ってから音が到着します。そこに面白味を感じた作者、「どどどんどん」と腹に響く擬音も効果的です。

風薫るうの文字揺るる紺のれん(泉也)
作者によれば季重りを避けるために「う」の字の暖簾にしたのだが、これが大正解。鰻屋の「う」の字はいかにも鰻らしく筆太でそれらしく書いてあるから、暖簾が揺れれば、まるで鰻がくねっているように見える。「風薫る」が臭覚に訴え、「う」の字暖簾は視覚に訴える。人間の五感を駆使した秀句。

新緑を両岸におき五十鈴川(新之助)
伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川。神宮の森も新緑の盛りだ。新緑を両岸に置いたという表現が新鮮で魅かれるものがある。参拝を前に、身も心も清める作者の新之助さん。初夏に相応しい清々しい句になったと思います。

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自作あれこれ

アイビーさん
泉也です
今回お世話様でした。いつも有難うございます。
皆さん
泉也の句に沢山の選句有難うございます。これからの俳句人生の励みになります。
いつもの泉也の自作あれこれです

風薫るうの文字揺るる紺のれん
今回の兼題「風薫る」題詠「文」、この二つを入れて一句とアタックしたものです。「うの文字ののれん」が「鰻」の季語の傍題で季重ねかとも思いました。それと「うの文字」を{「う」の文字」と【】を入れた方が良かったのかなと後日感じました。

ぼうたんの百花彩る当麻寺
関西では當麻寺は、牡丹寺として有名。今年もきれいに咲いたとテレビの放映をみて、昔は何回も行ったなと思いつつ詠みました。中七「百花彩る」が浮かんだ時できたと思いましたが、類語としてよく使われていますね。

夏きたる融け合ひをりし空と海
初夏の風もらひつつ竿出す波止場
この二句、この二三年程まえまでよく行った釣りの波止場の初夏の風景を想い浮かべて詠んだ句。今は歳で思うように体が動かないのでこうした想い出での句ばかりとなりました。しかし人様はリアルな句と見てくれますので俳句は面白いし楽しいと強がりを言っています。「空と海」「海と空」どちらか、また「もらひつつ」ももつと他に良い表現がなかったかなと。

それと別とことなのですが、今回の句の中に「亀の鳴く」を使った句がありましたが、私この句を選句しようとしたが、「亀の鳴く」は夏でなく、春の季語とわかり選句しませんでした。こういう場合どのようにしたらいいのかアイビーさん教えて下さい。

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過去の追想であっても表現が生々しければ、読み手の方が勝手にリアルタイムの句と認識しますから、作者としては「してやったり」と快哉を叫びたくもなりますね。その辺りが俳句の醍醐味でしょうか。亀鳴くの句は私も気づきましたが、夏の句会に春の句を出すのは、季節感がずれた分だけ損です。ですが、損得を別にすればルール違反と目くじら立てるほどのこともないと思います。おそらく作者としては、ついうっかりだと思います。

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御礼

夏のミニ句会は皆様のご協力により無事終了しました。厚く御礼申し上げます。また、いつものように自句自解、感想、作者への質問等、活発な書き込みをお願いします。

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結果発表

2023夏のミニ句会の互選結果を発表します。

今回のトップはてつをさんの薫風の句で6点を集めました。次いで4点句が5句並びました。
6点句  1 薫風や釣り竿並ぶ防波堤(てつを)
4点句  9 薫風やパスタの店の三色旗(アイビー)
4点句 13 風薫るうの文字揺るる紺のれん(泉也)
4点句 14 ぼうたんの百花彩る当麻寺(泉也)
4点句 15 夏来る融け合ひをりし空と海(泉也)
4点句 19 若葉風これからどこへ行こうかな(新之助) 

個人別入点では泉也さんが13点でトップでした。
個々の入点明細を下記に掲げました。なお投句者はてつを、野の風、アイビー、泉也、新之助の5名。

2023夏のミニ句会 互選結果
―Aブロックー(てつを) 12点
1 薫風や釣り竿並ぶ防波堤  ⑥◎野の風、◎新之助、泉也、アイビー
2 亀鳴くやまたも重なる幸不幸  ①新之助
3 草茂る雑草といふ草はなし  ②野の風、アイビー
4 若竹の皮いち枚に秘む力 ③新之助、泉也、アイビー

―Bブロックー(野の風) 11点
5 丘の上墓石に聖句風薫る  ③てつを、新之助、泉也
6 遠花火遅れて音のどどどんどん ③新之助、◎アイビー
7 薔薇園や咲き揃ひては散り始め  ②新之助、泉也
8 明易し友と山菜採りの日々 ③てつを、泉也、アイビー

―Cブロックー(アイビー) 11点
 9 薫風やパスタの店の三色旗  ④◎てつを、野の風、泉也
10 校風の文武両道楠若葉  ➁野の風、泉也
11 ダンボール箱もて受くる燕の糞 ➁新之助、泉也
12 蛙鳴く青田の中のケアハウス  ③てつを、野の風、新之助

―Dブロックー(泉也) 13点
13 風薫るうの文字揺るる紺のれん  ④◎てつを、◎アイビー  
14 ぼうたんの百花彩る当麻寺 ④◎野の風、新之助、アイビー
15 夏来る融け合ひをりし空と海  ④てつを、野の風、◎新之助
16 初夏の風もらひつつ竿だす波止場  ①てつを、

―Eブロックー(新之助) 12点
17 風薫る伊勢神宮に人あふれ  ➁泉也、アイビー
18 新緑を両岸におき五十鈴川  ③てつを、野の風、アイビー
19 若葉風これからどこへ行こうかな  ④てつを、野の風、◎泉也
20 薔薇の香に囲まれ立つや守武碑  ③てつを、野の風、アイビー

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