DIYのWEB記事を書いて7年経過して、書き方が固定パターン化してきてます。
①読者が喜びそうなネタを表題にして、クリックをさそいます。
②記事の中で、読者の要望と関心がどこにあるか、餌を複数まいて、反応をみてます。
③この記事を読んだら、必ずここのリンクを見るはずだというリンクを張ってあります。
④もっと、興味がわいたら、次はこのページに飛ぶはずだという仕掛けも用意してあります。
以上のような仕掛けがあるので、仕掛けのどこにはまるかで、読者の年代、技術レベルがわかります。
更に、IPアドレスから、地域、会社、学校がわかるので、読者のレベルが手にとるようにわかります。
テーマ毎に大きくレベル差があります。一番アクセスが多い、IMUテーマの閲覧読者がは相当レベルが高いです。逆にロードバイクテーマでアクセスする人は、技術者ではなくて、自転車乗りばかりで、技術的内容に踏み込んで読みません。テーマ別だと IMU>3Dプリンタ原理>ロードセル>VisualStudio>M5Stack>RTK>ロードバイク関係と読者の技術レベルのランクが明確です。RTKが低いという点が残念ですが、GNSS分野と業界は、あまり若い技術者の関心が集まらないみたいです。
何十年も電子機器を企画設計してきたのですが、ユーザーの使い方を調査すると、企画した仕様のほんの一部しか使われてない場合がほとんどです。自分だったら、自分の企画した製品を自宅でDIYできるんじゃないだろうかと考えてみると、自分の使い勝手に合わせた、新しい企画と仕様でDIY出来ることに気づきました。自宅で自作できないコアパーツだけユニットにして、供給してもらえばあとは、3Dプリンタと電子工作で、自分流の製品が作れたほうがDIYとして楽しいのではないかと思います。今まで作ったのは、ロードバイクパワーメーター、ピトー管式風速計、3Dプリント6軸力覚センサ、丸棒型6軸力覚センサ、6軸キャリブレーションシステム、スキー運動計測システム、3Dプリント防水ケースなどですが、まだまだ、アイデア次第でいろいろDIYできるので、80歳まであと10年間でどこまで、手を伸ばせるかトライしていきます。
当初Arduinoとセンサをつなげてプログラムだけで遊んでいただけの電子工作でしたが、3DプリンタとFusion360を使って、3Dプリントで6軸力覚センサを作ったり、自転車用のピトー管作ったりしてきたおかげで、スキーの計測システムでは、防水ケースを開発して、基板とセンサ類を全て完全防水構造に収納できるようになりました。ここまで7年かかってますが、もし、3D設計できなかったら、メイカー活動とブログは続かなかったと思います。ソフト専門、電気専門、機械専門、文化系とか自分の活動範囲を決めてしまっては、DIYは楽しめませんので、現役の皆さんは、退職後楽しめるようになるために、自分の専門外のスキルをこつこつと身に着けていく活動をしておくと、現在の仕事にも良い影響があると思います。私の場合は、70歳でも頭が衰えないで済んでいるので、ボケにはならないと思います。
GPSを使っているデバイスは非常に多いのですが、GPSを製造している業界は苦境にあえいでます。
半導体メモリー業界みたいに、価格だけのデバイスになってしまっています。
原因考察1:GPS技術が陳腐化していて、デバイスに新規要素がないから価格のみになっている
原因考察2:メイン市場がスマホ、自動車用途に限られるので、低コスト、省電力、小型化できる技術でないと製品化できない。
原因考察3:GPSのスマホ、自動車以外の用途は、船舶、航空機、測量などヘビーDUTYな用途で数量がでない市場のため、参入メーカーが少ない、売り上げも小さいから開発投資できない。
現在のGPS技術の最先端は、RTKに代表される搬送波測位による分解能を向上させることによるcm級GPS技術ですた、これも、用途が限られてしまって、普及できずに、参入メーカーも少なく、売り上げも小さいため、普及、技術開発が進みません。我々RTKユーザーができることは、より多くの人に恩恵が及ぶ用途の開発だと思います。現在はスキー計測ですが、次は歩行計測をしようと思います。今までトライした歩行計測は、失敗だったので、デバイスを変えてトライしていきたいです。
ここ5年RTK技術を使ってスキーの運動計測をしているのですが、開発は順調に進んでいるのですが、
RTK業界と市場が縮小していて、メーカーが投資を減らして新製品開発をやめたりしてます。
それにともなって、ブログの記事閲覧もどんどん減っていて、新たにRTKデバイスを購入しようとする人が減っているのが、判ります。逆にIMU分野は、どんどんアクセス数が増えてます。ロボコンを代表とするロボット制御で欠かせないデバイスだからです。RTKも発展する用途を捕まえられないから、衰退していくのは自明です。私はスキー分野なので、元々マイナーですがこの技術を老人の健康問題で大きなフレイル分野で使えば、非常に有効で、世の中に貢献できる技術となると思います。