今年で、信州MAKERSブログ開始から8年経過しました。
記事を日記風に備忘録してきたので、一つのテーマで長い場合は
数百記事あります。テーマ全体がどうなっているのか読者にはつかめないという欠点があります。一般的な電子工作ブログでは、判り易いように1ページで、完結できるような記載方法が多いですが、
信州MAKERSでは、自分でいじってみることを重視していて、いじってない人にたいする記事というよりは、いじりだしてトラブルにはまってしまった人に対しての経験談的な記事が多いです。
しかし、デバイスを購入前に、十分調べてから購入したいという読者が多く、結局何十個も記事を追ってようやく、テーマのデバイスの概要を知るという手間と時間がかかるブログとなってます。
そこで、デバイスごとにまとめた記事を一覧表にして、購入前の読者様がわかりやすいようにしようかとか検討してます。何故かというと、購入するために何か月も本ブログにきて記事を何回も読んでいる読者が多いので、無駄な時間と手間があるからです。さっさと購入していじることが大事ですので、それを促進するための処置です。
Z世代の価値観にパフォーマンスが大きく占めていると報道されてます。50年間技術開発を続けてきた経験からすると
パフォーマンス以前の話しが、開発が狙うイノベーティブな技術なのだから、スタートからパフォーマンスを気にした開発を
していたらいつまでたっても、イノベーションは起こせないと思います。
パフォーマンスの原理;ゴールがあって、価値が確定してます。それに対して、人モノ金時間をかけて到達させるか割り算するのがパパフォーマンスです。
イノベーションは、未完成なのでゴールの価値が確定してません、ゼロ円になるか何兆円になる確定してませんので、パフォーマンスの計算はできません。ですので、パフォーマンスを気にしながら開発する仕事などは、ゴールが見えている業務なので、オペレーションに近い業務なので、開発とは名ばかりの作業というべきです。ですので、Z世代でも、イノベーションを狙い人はパフォーマンスなど気にせず、出来るか出来ないのかわからない未知に挑戦しないと、参戦もできないということになります。
2024年1月1日からブログ更新のたびにXへPOSTすることにしました。SNSは、使ってこなかったのですが、
理由1:信州MAKERSブログだけでは、更新内容を伝えきれてない
理由2:今考えていることを公開することで、自分の考えをはっきりさせることができる
理由3:世間様がどのようなコトとモノに関心があるのか、ダイレクトに反応がわかる。
理由4:開発テーマへ協力してくれる方を探す。(STAでは、スキーメーカーの技術者さんが協力してくれてます)
ついでに、息子(ピアニスト)のYOUTUBEも流してみたら、技術ネタよりはるかに多くのエンゲージメントが来てますので
音楽に関心のある人のほうが、電子工作に関心ある人よりは人口が多いことがわかります。
https://x.com/shinshu_makers
スキーターンの計測をしたいという単純な動機から始まったSTAですが、4年も続いてます。当初は、板の軌跡と姿勢だけでしたが、
ここ2年は、IMUも同時計測して、板の角付け角とyaw角も測定してます。IMUが加わることで計測システムが複雑化して、システム開発に2年かかってます。どんどんソフトウェア負荷が増えていくので、データ処理はPython pandas matplotで処理することにして、省力化を図ってます。70歳近くになって、新しい言語と新しいデバイスを扱っていくのがしんどくなってきてますが、モチベーションを高める工夫をして5年目も進めようとしてます。モチベーションを高める要素
1:スキー測定は、運動をしないといけないので、老体の健康に非常に良い。
2:夏場もシステム開発のために、屋外計測を行ったりサマースキーを行うので、通年で体と頭に良い。
3:スキーテーマは、人気が無くてほとんど見る人が居ませんが、使っているIMUについては、大勢の読者が居るため、読者のためになっている現実がモチベーションになっている。
4:RTKは、関わる人口が少なく、IMUの1/10程度しか読者が居ません。世界的にもRTKの普及が止っている感じです。
結局 測量関係が一番使われているので、RTK本来の動きに計測に使われているのは農業トラクタ程度、スポーツで使っているのは世界的にも私がやっているSTA程度しかないみたいです。そこが世界でオンリーワンという意識があって、モチベーションになってます。
岡田マネージャは、失敗すると技術者が育つといってました。
三菱重工の新津マネージャーは、若い技術者が、怖さを知ってよかったといってました。
私の40年間の開発部門での経験でも、失敗が次にブレークスルーのきっかけになることが普通にありました。
私のやり方は、新規の開発テーマというのは、失敗するのが当たり前なので、それを前提に作戦をたてます。
やり方は、失敗を速く悟ることです。試作なら、試作サイクルを速くするために自作で設計目的だけの簡単な試作を自作して、
評価してみて、設計意図が大丈夫か確認することで、失敗を未然に防げます。
当サイトのDIYによるコト作りとモノ作りの技を身に付けることで、技術者として、新規分野に対応することが得意になります。
失敗をおそれるために何もできないのは新規分野では素人です。新規分野は失敗するの常だから、急いで失敗しそうな点を分解分析して、実践確認することが成功のポイントです。ですので、機械系、電気系、ソフト系といわず、プロジェクトでリスクのある部分を自作して確認できるエンジニアが新規分野で成功できます。私は、30代から実践して新規分野を切ひ開いて、世界的な発明をして何兆円もの経済効果をだしたので、特許庁、発明協会から表彰され、会社からも厚遇を受けられました。