全日本こどもの歌教育協会が主催している第2回全日本こどもの歌コンクール全国大会の様子が公開されました。昨年には、8月26日(土)上野の国立科学博物館で「全日本こどもの歌ナイトミュージアムコンサート」が開かれたようです。12月23日(土)には、日本教育会館一ツ橋ホールで、第1回全日本こどもの歌コンクール クリスマス受賞者コンサートも開かれたようです。ここは、「童謡こどもの歌コンクール」と違って、出場者は、中学生までですが、クラシックからミュージカルまで採り上げています。 全日本こどもの歌ナイトミュージアムコンサート
VIDEO
第1回全日本こどもの歌コンクール クリスマス受賞者コンサート【前編】
VIDEO
第1回全日本こどもの歌コンクール クリスマス受賞者コンサート【後編】
VIDEO
&t=2902s
第2回全日本こどもの歌コンクール全国大会
VIDEO
「童謡こどもの歌コンクール」本選の場合は、ある程度プロフィールも紹介されますが、こちらは、はっきりわかるのは学年と名前だけですので、「日本のソリスト」に掲載したくてもできない場合があります。
パリ少年合唱団(1984)「夜」
VIDEO
パリ少年合唱団「メサイア - 喜び」
VIDEO
&list=PL25uKIo6J1t8JTqsMGNTSYZpApCUVPef4&index=6
パリ少年合唱団「ラクリモサ (モーツァルト)」
VIDEO
&list=PL25uKIo6J1t8JTqsMGNTSYZpApCUVPef4&index=7
パリ少年合唱団「ハレルヤ (ヘンデル)」
VIDEO
&list=PL25uKIo6J1t8JTqsMGNTSYZpApCUVPef4&index=8
パリ少年合唱団「私たちのケドロフの父」
VIDEO
&list=PL25uKIo6J1t8JTqsMGNTSYZpApCUVPef4&index=10
これまで約35年間にテレビから録画した音楽や映画等をブルーレイ化している中で、「小学生コーラス」という題名をつけたビデオテープをブルーレイに移行しているときに、第3回全国童謡コンクールを録画していることを発見しました。そこには、「小さい秋見つけた」を歌う村上友一や、「月の砂漠」を歌う横田裕一の映像がありました。同じテープに、NHKの「全国学校音楽コンクール」を入れていたので、長年行方不明になっていた映像でした。 これまで、自分の耳でその歌声を聴いた人しか、「日本のソリスト」に載せないという方針でいましたが、このたび、これからボーイ・ソプラノの頂点へと昇り行く小学4年生の頃の横田裕一の歌声に接し、「おたずね」等の情報をまとめて、「日本のソリスト」横田裕一としてご紹介します。なお、1990年の第5回全国童謡歌唱コンクールで「おほしさま」を歌い、金賞を受賞したときの記念CDや、はいだしょうこと一緒に歌った童謡のCDもリリースされています。また、変声後は、カウンターテナーとして、映画『独立少年合唱団』の康夫の歌声の吹き替えや、敬宮愛子さまのご誕生記念に皇室に献上された『愛の唄』を歌っています。 なお、映画『独立少年合唱団』の団員は、TOKYO FM少年合唱団とフレーベル少年合唱団のOBで、指導者(音楽教師)の清野省三役は暁星小学校聖歌隊出身の香川照之が演じているところも見逃せません。 映画『独立少年合唱団』 2000年 康夫の歌声
VIDEO
ともしび〜映画「独立少年合唱団」 康夫の歌声
VIDEO
「愛の詩」 敬宮愛子様ご誕生記念・皇室献上曲(毎日新聞社主催) 2002年
VIDEO
「あいつ 今 何してる」
https://www.tv-asahi.co.jp/aitsuima/backnumber2/0011/ 村上友一「小さい秋みつけた」
VIDEO
「トリッチ・トラッチ ポルカ」は、ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲したポルカ・シュネル(速いポルカ)で、現在は、器楽で演奏されることが多いですが、もともとは合唱つきで、ウィーン少年合唱団などのレパートリーとして残っているのはその名残です。日本においては、小学校の運動会の徒競走などでよく流される曲でもあります。やはり、ドイツ語圏の少年合唱団がよく採り上げています。 ここでは、1969年のウィーン少年合唱団が私服で歌ったもの等をご紹介します。この時代は、ヨーロッパにおいて半ズボンは健在であることがわかります。 ウィーン少年合唱団(1969)
VIDEO
ウィーンの森少年合唱団
VIDEO
聖フロリアン少年合唱団
VIDEO
テルツ少年合唱団
VIDEO
ヴィルテン少年合唱団
VIDEO
ニコラス・シリト―は、1984年に1枚のLPを残していますが、どの曲も、高く細く鋭い歌声の特質がよく現れています。以前、英語で歌われた「歌の翼に」をご紹介しましたが、本日は、それ以外の各国の曲をご紹介します。 ニコラス・シリトー 「子守歌」(ブラームス)
VIDEO
ニコラス・シリトー 「アヴェ・マリア(バッハ=グノー)」
VIDEO
ニコラス・シリトー 「シルヴィアに」(シューベルト)
VIDEO
ニコラス・シリトー 「お前の歩み行くところ」(ヘンデル)
VIDEO
ニコラス・シリトー 「天使のパン」(フランク)
VIDEO
先週「おたずね」で問い合わせた映画における『無法松の一生』(1958)において、「青葉の笛」を独唱する少年と『男はつらいよ 寅次郎真実一路』(1984)において「里の秋」を独唱する少年の名前を映画通でもあるノースエンド氏が調べてお知らせしてくださいました。 ところが、著作権の関係等もあって、映画の一部や予告編はあるのですが、ネットにはその歌の場面が流れていないので、お聞かせすることができません。それどころか、「青葉の笛」は、ボーイ・ソプラノによる独唱の動画・録音もない状態です。村田英雄が歌った「無法松の一生~度胸千両入り」なら、あるんですがね。 川田正子は、「里の秋」を創唱した童謡歌手です。「YouTube で見る」をクリックしてご鑑賞ください。なお、YouTubeのコメントで、こういう歌を、高齢者施設等での歌唱にどうぞ・・・という紹介がありましたが、こういう意見はいかがなものかと思います。こういう歌こそ、歌い継いで、次世代の人々に新たな命を吹き込むことこそ大切だと思います。 詳細は、「おたずね」のコーナーをご覧ください。外国映画は、国や作成された年代順に並べ替えるというよりもジャンル別で年代順に並べ替える方がわかりやすいかもしれません。また、日本映画については、歴史的な経緯をまとめて年代ごとに並べ替えてご紹介するほうがよいのではないかと考えるようになりました。 小鳩くるみ「青葉の笛」
VIDEO
安西愛子「青葉の笛」
VIDEO
川田 正子 「里の秋」
VIDEO
金沢少年合唱団 「里の秋」
VIDEO
長野 由侑 「里の秋」
VIDEO
さて、話は変わりますが、日本の少年合唱の制服の章は、世界の制服導入について加筆し、日本については、①半ズボンを加筆し、②ソックスを採り上げました。特に、日本の少年服において、半ズボンとハイソックスは、その盛衰に、運命共同体的なことを感じました。
なお、京都市少年合唱団の男子の制服のネクタイがストライブに変わっていたので、絵を加筆しました。ネクタイの本当の色は、遠景しか見ていないので、細かいところまではよくわかりません。
ところで、1月17日、フランスのマクロン大統領は1月16日、約100の公立学校で制服を試験的に導入する方針を発表しました。マクロン大統領は、「制服は、家庭間の格差を解消するとともに、各自が尊重される環境をつくり出す。今年から任意の約100校で試験的に導入する」とし、良好な結果が出れば、2026年から全国で導入すると述べました。
実現すれば、フランス本土のすべての公立学校で初めて制服着用が義務付けられることになります。マクロン大統領は「私たちがもっと団結し、価値観や共通の文化を共有し、教室や街頭、公共交通機関や店舗で互いに敬意を持つことを学び直せば、フランスはもっと強くなる」と述べ、教育の重要性を強調しました。
「すべての世代のフランス人が共和国の意味を学ばなければならない」として、新年度から、学校での市民教育を2倍に増やすと明言しました。さらに、小学校から全児童にフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」を必ず学ばせることに賛成するとも述べました。
マイケル・バネットが、少年時代に所属したサンフランシスコ少年合唱団は、オペラ出演もあることから、当然クラシックの曲も演奏しますが、映画音楽などいかにもアメリカらしいパフォーマンスのある曲も演奏します。さすがは、エンターテインメントの国だなあと思います。ヨーロッパとアメリカの少年合唱団を比較すると、大きな違いがあることに気付きます。 サンフランシスコ少年合プロモ-ションビデオ
VIDEO
サンフランシスコ少年合唱団「アメリカ」
VIDEO
&list=PLDlzAcNf8700JhvVYSJQPhmtSHpwrZ8ls
サンフランシスコ少年合唱団 オペラ『トゥーランドット』より
VIDEO
サンフランシスコ少年合唱団「ピンクパンサー」
VIDEO
&list=PLDlzAcNf8700JhvVYSJQPhmtSHpwrZ8ls&index=8
サンフランシスコ少年合唱団「スパイダーマン」
VIDEO
映画『カラオケ 行こ!』のレポートは、どこまで書いてよいか迷いました。観た人だけにわかる話ですが、「終始裏声が気持ち悪いです。」は、努力と工夫によって修正のしようがあっても、「カスです。」は、どう修正すればよいのでしょうか? こんなことめったにないのですが、この映画の公式ビジュアルブックを買っちゃいました。岡聡実役を演じた今(映画撮影時の1年後)の齋藤潤にはそれほど興味ないのですが、どんなジャンルでもいいから、2~3年前の斎藤潤の歌声を聴いてみたいなと思ったりして・・・ このホームページでも、「映画」のコーナーで、変声期を扱った作品を採り上げています。日本では、『独立少年合唱団』ぐらいですが、外国では、『青きドナウ』『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』『アーモンド(原題「Byeonseong-gi(変異)』などいくつかあります。しかし、『カラオケ 行こ!』は、それとは違う角度から、少年の変声期を描いた作品です。 ミュージカル『ビリー・エリオット』の再々演子役メンバーも決まったようです。今回のビリー役は、幼い時からバレエをやっていた少年たちが選ばれたようです。ビリー役もマイケル役も一生で1回ではありませんが、数か月間の間しかできない役です。 映画『無法松の一生』(1943)の学芸会で澤村アキヲ(長門裕之)演じる吉岡俊雄が唱歌「青葉の笛」が歌ったシーンは、戦後GHQにより、それを含む一部が削除されました。しかし、稲垣弘監督は、完全版を撮るために1958年にリメイク版を製作しましたが、この吉岡俊雄役の子役の名前が不詳です。 また、『男はつらいよ 寅次郎真実一路』の中で歌われた「里の秋」も、なかなかよい歌を歌っていますが、歌っている子役の名前が不明です。ご存じの方は、ぜひ情報提供をお願いします。 今回採り上げたマイケル・バネットは、ボーイ・アルトですが、世界のソリストの中で、ボーイ・アルトの名手は、ペーター・シュライアーをはじめ、ボーイ・ソプラノと比べてわずかです。ただ、古典的な宗教曲よりも、現代的な歌にあった声質です。 マイケル・バネット 「シューベルトの野ばら (Heidenröslein)」
VIDEO
マイケル・バネット 「ダニー・ボーイ(Danny Boy)」
VIDEO
マイケル・バネット 「さあ、お嬢さんもお嬢さんも(Come Lasses And Lads)」
VIDEO
マイケル・バネット 「ダウン州のスター(The Star of the County Down)」
VIDEO
マイケル・バネット 「柳の歌 (The Willow Song)」
VIDEO
「ローレライ (Loreley)」の少年あるいは少年合唱をネットで探してみましたが、ありました。日本では、ジルヒャー(Phillipp Friedrich Silcher 1789~1860)が作曲したものが有名ですが、この詩にはフランツ・リストやクララ・シューマンなども曲を付けています。同じ詩なのに、全く違う曲に仕上がっています。ジルヒャーは、「菩提樹」も作曲しているようです。 同じ詩に多くの作曲家が作曲した例は、ゲーテの詩「野ばら」が有名です。30年ぐらい前はこの詩に88曲あると言われていましたが、現在は94人の作曲家による100曲の『野ばら』があるそうです。 アダム・ウロセビッチ(Adam Urosevic ウィーン少年合唱団)
VIDEO
クナベンコール カペラ ヴォカリーズ(Knabenchor capella vocalis)
VIDEO
リチャード・ボンソール(Richard Bonsall)
VIDEO
リスト作曲の「ローレライ」 ディートリッヒ・フィッシャー・ディスカウ(バリトン)
VIDEO
クララ・シューマン作曲の「ローレライ」 ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
VIDEO
少し遅くなりましたが、今年の別の新企画としては、昨年末に「きよしこの夜」を聴き比べたように、ボーイ・ソプラノあるいは少年合唱で歌われた内外の名曲を集めて聴き比べるというこの「掲示板」の特性を生かした特集を考えています。 新春第1弾は、メンデルスゾーンの「歌の翼に」です。「歌の翼に」は、ハインリヒ・ハイネが1827年に発表した『歌の本』(Buch der Lieder)にある詩ですが、メンデルスゾーンの歌曲としては、世界的にもよく知られています。ハイネは、その詩が当時の作曲家に多く作曲されていますが、ジルヒャーの「ローレライ」は、日本では、近藤朔風の詞が有名ですが、最近あまり歌われていませんね。特に、少年合唱では。よし、探してみるぞ!! 「歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges On Wings of song)」 ニコラス・シリト―(Nicholas Sillitoe)
VIDEO
ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)
VIDEO
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(Max Emanuel Cencic)
VIDEO
アンドリュー・マレン(Andrew Mullen)
VIDEO
栗原一朗
VIDEO
栗原一朗のボーイ・ソプラノが一番美しい時期に、コンサート会場でその歌に接することができたことは、このホームページを開いていて、一番幸せなことの一つだったと思っています。
合計480件 (投稿465, 返信15)