音楽ネタに限らずどなたでも自由に投稿OKですが、次の事をお守りください。1:建設的批判は結構ですが、他人を中傷する書き込みの禁止。2:物品販売・交換等の営利目的の書き込み禁止。3:このサイトを荒らしたり、秩序を乱したりしないこと。(誹謗・中傷、本ホームページの趣旨と関係のない投稿など不適切と思われる内容は、削除させて頂きます。)
『眠りの精』』は、ブラームスがドイツ民謡を基に作曲した子守歌です。原題は直訳すると『砂の精』になります。『眠りの精』はアントン・フォン・ツッカルマグリオ(英語版)の『ドイツ民謡集』(Deutsche Volkslieder)からブラームスが編曲した『15の子どものための民謡集』の第4曲で、子守歌にも分類される曲です。私は、中学2年生の音楽の教科書に掲載されていたので、そこで学びました。
砂の精はドイツなどの国々で、夜、子どもたちの目に砂を撒き、眠くさせる妖精で、民話や民謡によく登場します。ブラームスは『15の子どものための民謡集』を、親しかったロベルト・シューマンが1856年に亡くなってから、その遺児たちのためピアノ伴奏に編曲して贈ったということです。
アロイス・ミュールバッーヒャー(Alois Mühlbacher)
ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)
ジニ・レーマン(Geni Lehmann )
アルジュン・チャブラ(Arjun Chhabra 11歳)
ドレスデン聖十字架合唱団(Dresden Kreuzchor)
ダラ・キャロル(Dara Carroll)
コーマック・トンプソン(Cormac Thompson)
「君、恋し君(我が心の花)」は、ネット上に少年による歌唱がないので、バリトンや男声合唱でお聴きください。
エーリッヒ・クンツ(Erich Kunz)ウィーン国立歌劇場男声合唱団
ヘルマン・プライ(Hermann Prey)
ピット男声合唱団(Pitt Men's Glee Club)
ジョセフ・マクマナーズ(Joseph McManners)
ロベルティーノ(Robertino)
リチャード・ボンソール(Richard Bonsall)
キム・ミンジュン(김민준)
エリック・ル・ロシニョール(Eric le Rossignol)
1868年7月にボンにおいて、ブラームス(1833~1897)の友人であったベルタ・ファーバー(Bertha Faber)に次男が生まれたことを記念して作曲されました。なお、ファーバーはハンブルクでブラームスが指導していた女声合唱団の一員で、特に親しかったと伝えられています。
子守唄の一つとして広く知られており、民謡と同等に扱われることもあります。その人気のために出版直後から多数の編曲が出されて、これはブラームスにとっては嬉しくなかったようです。
ペーター・シュライアー(Peter Schreier)
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(Max Emanuel Cenčić)
テリー・ウェイ(Terry Wey)
アロイス・ミュールバッーヒャー(Alois Mühlbacher)
マイケル・モーリー(Michael Morley)
リベラは、コロナ後また、毎年来日してくれていますが、公演は、1週間ぐらいの間に全国3か所ぐらいの大都市だけとなっています。これは、団員の通学ということを考えれば仕方のないことかと思いますが・・・
また、リベラの歌声を聴きにコンサート会場に来るファンは、美しいハーモニーとソロを含む独特の音楽スタイルを聴きに来ていることが多いと考えられ、混声合唱が多くなった少年合唱で何らかの意味で教育的な内容の歌詞の曲が歌われていることが多い日本の少年合唱団のコンサート会場に来るファンとは嗜好が異なると考えられます。例外的に暁星小学校聖歌隊の歌声はイギリスの聖歌隊に近いのですが、校内で活動はしているでしょうが、最近は対外的なコンサートを行うことが少なくなってきました。
イギリス少年合唱団「リベラ」の来日公演に独占密着!【めざまし8】
Libera Carol of the Bells 1 hour
Libera - Seabird
Libera Album 'Dream' Preview &t=440s
Libera - The Lark's Last Song (Liszt's Liebestraume No.3 in Ab major)
昨日に続き、アイザック・ザックマン(Isaac Zachman)の歌声を年を追ってお聴きください。3つは、「Youtubeで見る」をクリックしてください。アイザック・ザックマンは、Youtubeチャンネルをもっています。関心のある方は、YoutubeでIsaac Zachmanを記入して検索してみてください。
フォーレの「レクイエム」より「ピエ・イエズ」(12歳)
バッハ=グノー「アヴェ・マリア」(12歳)
「アメリカ国歌」(12歳)
モーツァルト「主を讃美します」(12歳)
メンデルスゾーン「歌の翼に」
ノース スター少年合唱団は 合唱と共に、ソリストを育てていることがわかります。アイザック・ザックマンもその一人です。
ノース スター少年合唱団 「私は音楽を信じる」(2012)
ノース スター少年合唱団「シェナンドー」(2016)
ノース スター少年合唱団 アレック「マリアの子守歌」(2016)
ノース スター少年合唱団 ロイド・ウェッバー「ピエ・イエズ」ポール・ハドソンとコナー・コルテマイヤー
ノース スター少年合唱団 アイザック・ザックマン「カロ・ミオ・ベン」 (11歳)
呉少年合唱団のコンサートレポートに、かつては、パリ木の十字架少年合唱団には、成人男性の団員がいたことを書きましたが、いつ頃排したのかを調べてみました。パリ木の十字架少年合唱団は、20世紀中頃から少年の声を中心とした活動に重点を置くようになった一方で、指導者や伴奏者、そして補助的な役割を果たす成人男性が合唱に参加するケースもありました。そのため、成人男性が全く参加しなくなった時期は1970年代半ば頃以降と考えられます。この時期には、少年合唱団の透明感やピュアな音楽性へのこだわりがより明確化され、成人の参加が徐々に廃止されていったようです。また、団員が少年だけになった後も、変声したらすぐに退団ということではありません。
パリ木の十字架少年合唱団の歌声の特色は甲高い歌声と思っている人もいるでしょうが、指導者によっても歌声は変化しているようです。コロナ直前の2018年の来日のときは、そういうことを感じませんでした。
ここでは、成人男性がいる時代の動画を紹介します。
ハラベ・タパティオ [メキシコの歌] (1958)
パレストリーナの「アヴェ・マリア」 (1967)
サン・マロの鐘楼 (1970)
二人の天使 (1972) &list=PL3B4CDE98E1655726&index=4
黒人霊歌 (1973)
なお、PCCBやpccb boys' choirで検索したら、たくさんのパリ木の十字架少年合唱団関連の動画を見ることができますので、関心のある方はどうぞ。
教会の聖歌隊を原型とする海外の少年合唱団は、変声後は男声部を担うことが普通です。日本では、ウィーン少年合唱団の来日の影響が大きかったため、少年合唱団といえば、小学生あるいは変声前の少年だけで構成されるという印象が強かったのです。少年合唱団(聖歌隊)の分類としてboysとmen&boysを区別している文書もあります。少年合唱団の分類で「boys」と「men&boys」を区別する場合、一般的に「boys」は変声前の少年(通常、10歳から13歳くらいまで)を指し、「men&boys」は変声後の少年(13歳から14歳以降)と成人男性を含むことが多いです。
呉少年合唱団は、かつては、小学3~6年生の童声合唱団でしたが、その後、中学生・高校生を研究科生とすることで、変声後をファルセットにするか、男声にするかの試行錯誤を繰り返した後、昨年より、高学年は混声合唱団という方向性を打ち出しました。しかし、まだ、声部の人数比による課題はあるので、これからさらに選曲やステージの構成を工夫されると思います。
ここでは、OB会が編集された団員が小学生だけだったの頃の歌声の録音を聴いてみましょう。この時代はまだ映像は撮れていません。この頃は岩河三郎の作品がよく歌われていましたが、最近は、楽譜が販売されていないこともあって、全国的にあまり歌われなくなってきました。しかし、今年度のNHK学校音楽コンクール 小学校の部で、関根榮一作詞 湯山昭作曲の「鮎の歌」を採り上げる全国大会出場校が多かったことから、名曲が復活する可能性もあるかもしれません。
夕やけに拍手 - 呉少年合唱団[1975]
五百羅漢さん - 呉少年合唱団[1983]
寒ブリのうた - 呉少年合唱団[1983]
音戸の船頭歌 - 呉少年合唱団[1984]
たたけ鬼太鼓<冬> - 呉少年合唱団 [1984]
第63回 呉少年合唱団定期演奏会で歌われた「大きな古時計」は、アメリカのワークの作詞・作曲の原曲では、おじいさんは90歳で亡くなるのですが、日本では、保富康午の作詞で100歳で亡くなるという変化はありますが、いろいろな歌手に歌い継がれて、あらゆる世代に親しまれている曲です。
“My Grandfather's Clock”(大きな古時計)原曲
ミミー・宮島「お祖父さんの時計」
立川清登、長門美保歌劇団児童合唱部「大きな古時計」 (1973年版)
平井 堅 「大きな古時計」 MUSIC VIDEO
オールソング『大きな古時計 劇場版』予告編
本ホームページの訪問者は、11月28日にのべ35万人を突破しました。1年平均約1万5000人来訪ということになります。なお、本ホームページの掲示板は2代目(初代のTeacupは、撤退)になりますが、令和4(2022)年7月30日に開設以来、のべ6万人を超えています。これは、1年平均約2万6000人来訪ということになります。本ホームページは「ボーイ・ソプラノ」をキーワードとする総合的なホームページです。動画がなかった開館当時と現在を単純比較はできませんが、時代は文字→画像→動画という方向に動いているのではないかと思います。