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先ずは、ボブ・チルコットが少年時代にソリストして歌ったフォーレのレクイエムをご紹介しましょう。やはりが、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団で学んだことが、原点になっていると思います。
それ以後は、ボブ・チルコットの作品をご紹介します。特にBBC Young Choristerの決勝に出場した少年たちの歌声をお聴きください。
「真冬」(ルカ・ブルグニョーリ)
「Sweet Was The Song 」(フレディ・シンプソン)
「羊飼いのキャロル」(マックス・トーマス)
「リトルジャズミサ」(シンシナティ少年合唱団)
ソジエ 玲生の「恋とはどんなものかしら」は、YouTubeのコーナーにリンクしています。
kiyoshiさん、道楽さんの新しい更新がないので、「貴賓室」に移します。このお二人をはじめ、貴賓室にお名前のある方は、本HPを支えるため投稿された方々です。「貴賓室」を読み直してみたら、新しい発見もあります。ホームページの更新の内容とペースについて、亡くなられた道楽さんの分もと思っていましたが、今のペースでやると息切れしてしまいそうです。来年度は、少しペースを落とそうかと・・・
21世紀(2004年)になって、ウィーン少年合唱団に、日本人の団員が入団するようになって以来、現在まで常時3~5人ぐらいの団員がいるようになりました。
その歌声を現在でも聴ける団員は限られていますが、中島信太郎の歌声は、今でも聴くことができます。来日したときは、幸いなことにモーツァルトコアのトップソリストでした。アンドリュー・ロイド=ウェバー「レクイエム」の2重唱の完全版は、ネットから消えました。ウィーン少年合唱団の来日公演プログラムに、本名で執筆されていたので、フルネームでご紹介してもよいと判断しました。
中島 信太郎 WSK Practice at soul in 2009, Mozartchor
中島 信太郎 "Alcina" Staatsoper Wien 2010より
中島 信太郎 Japanischer Wiener Sängerknabe (ORF2 Heute in Österreich / 26.Jan.2011) &t=12s
少し以前にもご紹介しましたが、最近の石嶋天風の歌声を聴けば、アマール役以来1年間の成長がよくわかると思います。
ウィーン少年合唱団 2023年12月15日 ポツダム
昨年来日したハイドンコアの最近の演奏も視聴することもできます。2月19日と書かれていますが、今年の映像でしょうか?昨年来日したメンバーの姿を見ることもできます。
『ウィーン少年合唱団 たのしいオペレッタ』には、どういうわけか、ドレクスラー(Josef Dreschsler 1782-1852)の『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』が掲載されていません。もしかしたら、もうその頃は演目に入っていなかったのかもしれません。そこで、この曲について調べてみました。
『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』は、一幕(5枚の絵)に音楽が入った民謡作品です。 オペレッタに近い作品です。 レオ・フォールが音楽を書き、ユリウス・ヴィルヘルムが台本を書いた。 タイトルは、フェルディナンド・ライムンドの戯曲「億万長者としての農夫」の中で最も有名な曲を暗示しています。 初演は1909年12月1日にウィーンで行われました。 この曲の焦点は、歴史的な作曲家でありバンドマスターでもあるヨーゼフ・ドレクスラーです。
ウィーン少年合唱団(1977)
ウィーンの森少年合唱団
映画『野ばら』(1957)の原題は、「我が人生最良の日」ですが、挿入歌は数多くあります。『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』も歌われていますが、この映画は、吹き替えで何度かテレビ放映されています。
フジテレビ旧版(武藤礼子) フジテレビ新版(宇佐美豊) NETテレビ版(永吉健太郎) TBS版(菊池英博)がトーニ役を吹き替えたという記録も残っています。YouTubeにその一部がアップされていますが、これは菊池英博の声ではないかと思っていますが、いかがでしょうか。
映画『野ばら』より『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』
映画『野ばら』一部(日本語吹替)
映画『野ばら』全編より 55.58~
ここでは、ウィーン少年合唱団の来日公演からご覧ください。
オペレッタ『古いウィーンの物語』1978年
オペレッタ『古いウィーンの物語』1983年
オペレッタ『デニス氏夫妻』1989年
オペレッタ『ウィーンの人々の生活』1994年 &t=3s
ウィーン少年合唱団員の石嶋天風が、アマール役を演じるオペラ『アマールと夜の訪問者』のBRを新年に入手しました。コンサートレポートは、コンサートのコーナーに書いておりますが、最近のオペラの演出の傾向については、言いたいことがあります。
11年ほど前、NHKのBSが見られるようになって、NHKBSのプレミアムシアターでオペラを観られるようになるのが楽しみでしたが、すっかり裏切られてしまいました。それは、声楽的な問題ではなく、世界的に昔の話を現代に置き換えていく現代的な演出が多くみられるためです。日本では、かろうじて藤原歌劇団がよい伝統を守っていると思います。
現代的な演出はこれからますます増えていくでしょうし、それは止められない流れになっています。しかし現代的な演出のために、一般的な観客、あるいは古くからのオペラファンががどんどんオペラから離れていき、原作者の意図から遊離していったのでは、意味がなくなってしまいます。現代的な演出が一人よがりになっている限り、オペラは次第に、あるいは急激に衰退していくでしょう。
オペラ『アマールと夜の訪問者』の歴史的な演奏については、今後機会があればご紹介しましょう。
オペラ『アマールと夜の訪問者』予告編
これから、全日本こどもの歌コンクールに出演した少年ソリストを他のコンクールなどに出場・入賞したりした記録と共に、わかる範囲でご紹介します。ただし、小学4.5.6年生の部のような大ぐくりで紹介されるため、学年がはっきりわからい場合もあります。先ずは、ミュージカル系の髙崎佑心から。
アメリカ少年合唱団は、映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』に合唱団として出演したことでも知られており、さらなる活躍をしていると思っていましたが・・・・・。「南アフリカのメロディ」の中の「シアバンバ」は、広島少年合唱隊の定期演奏会でときどき演奏されることがあります。
「South African Medley 南アフリカのメロディ」
「The Storm Is Passing Over 嵐は過ぎ去っていく」
「Adiemus さあ行こう」
「The Lord Bless You And Keep You 主はあなたを祝福し、あなたを守ってくださいます」
「Domine Deus 神様」
ここでは、ベルリンの壁が崩壊して、統一ドイツが誕生した1990年以後のシェーネベルク少年合唱団の歌っている動画を集めてみました。
「私たちの街はブランデンブルク門に止まらない」 - 1990
「メルキッシュ・ハイデ、メルキッシャー・サンド」 1990 &list=RDc4mRPqFYLuM&index=4
「サンスーシの旋律」 1993 &list=PLJgFCIJdW_P48Y8idvGg16MIPkvbbo5iz&index=4
「一年で最も素晴らしい時期は」 1995 &list=PLJgFCIJdW_P48Y8idvGg16MIPkvbbo5iz&index=9
「ベルリンはベルリンのまま」 2003 &list=PLJgFCIJdW_P48Y8idvGg16MIPkvbbo5iz&index=14
昨日アップした1980年代のシェーネベルク少年合唱団の団員の髪形を見ると、マッシュルームカットの団員が多く見られ、このあたりにもビートルズの影響を感じたりしますが、1990年のドイツ再統一後は、耳を隠すような長髪は少なくなっており、21世紀になると、半ズボンの丈が長くなり、この辺りに少年のファッションの変化を含む時代の変化を感じます。
調べてみると、シェーネベルク少年合唱団だけでなく、以前ご紹介したウィーンの森少年合唱団のほかにも、アメリカ映画で活躍したロバート・ミッチェル少年合唱団や、映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』に出演したアメリカ少年合唱団なども解散しています。日本の少年合唱団でもそうしているように別枠「想い出の少年合唱団」のコーナーを下に作りました。
ただし、そのようなコーナーを作っても、新たな発見や後世に残る業績が見つかった場合は、加筆することもあります。
全日本こどもの歌コンクール全国大会に出場するような少年は、声楽(童謡・ミュージカルを含む)の先生に師事したり、合唱団に所属して指導を受けており、他の声楽コンクールに出場している可能性や自ら、SNSで発信している可能性がありますので、学年程度が調べてわかった場合は、「日本のソリスト」に書き加えていきます。
カルーソーの最初の録音の場所について、3月3日 No.144の記載で、エンリコ・カルーソーの最初の録音は、1902年に行われたことは間違いありませんが、一番最初に録音した場所は、ニューヨークではなく、イタリアのミラノで、4月11~12日に、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニ、レオンカヴァルロのオペラアリア等計20曲録音していますが、アメリカでは 1904年ビクターに9曲録音しています。
ということを歴史的事実として訂正いたします。このことから、アメリカでは、早くより声楽曲の録音が行われ、1910年代の半ばには、ボーイ・ソプラノの録音もされていたことがわかります。
このCD「リチャード クレイダーマン&シェーネベルク少年合唱団『Deutsche Volkslieder』」全曲は、ここで聴くこともできます。
リチャード・クレイダーマンの曲が日本で盛んに採り上げられるようになった1980年代の初頭、クザビエ・ダミーやジャン・パトリックと言った少年ピアニストのレコードが日本でも紹介されました。
アラン・モリゾーが作曲したイージーリスニングの曲ですが、こういう曲は今、どうなったのでしょうね。
リチャード・クレイダーマンとシェーネベルク少年合唱団が共演した映像も残っています。どういうわけか、子守歌ばかりですが。
「モーツァルトの子守歌」(フリース) &list=PLJgFCIJdW_P48Y8idvGg16MIPkvbbo5iz&index=3
「ブラームスの子守歌」 &list=PLJgFCIJdW_P48Y8idvGg16MIPkvbbo5iz&index=6
シェーネベルク少年合唱団は、多くのジャンルの曲を演奏しています。例えば、ビートルズの曲なんかも。これが結構似合っているんですね。その辺りが、純然たる聖歌隊と違うところです。
「ビートルズ メロディ」
これまでも、奏やんの歌声を採り上げてきましたが、まだ、現在(中1)もボーイ・ソプラノを維持しているようで、その繊細な歌声で情感あふれるよい歌を聴かせてくれます。まだご紹介していない歌から、時系列でご紹介します。坂本九の最後の曲「心の瞳」は、その後、中学校の合唱曲として教科書にも掲載されており、映画『カラオケ行こ!』でも、採り上げられています。
「瑠璃色の地球」(小5 独唱 2022/09/16)
「心の瞳」(小6 1人合唱 2022/11/27)
「COSMOS」(中1 1人合唱 2023/12/03)
「花は咲く」(中1 独唱 2024/01/08)
「旅立ちの日」(中1 1人合唱 2024/02/24)
それ以外の曲は、「奏やんの音楽部屋」のチャンネルで、鑑賞してください。
YouTubeで、“Boysoprano”を検索すると、必ず上位に出てくるのが、アントニオ・デ・ラ・トーレ(Antonio de la Torre)なので、この少年に調べてみました。最初はラテン系の名前なので、スペインあたりの少年かと思っていましたが、オーストラリアの少年でした。歌っている姿を鑑賞することもできます。
アントニオ・デ・ラ・トーレ ロイド・ウェッバー「レクエイム」より 「ピエ・イエズ」
イギリスのトレブルと比べると、清澄さは感じませんが、たいへん明るい歌声です。
「恋とはどんなものかしら」 &list=RDEMDZ6MwBwhPfff0y8dzIRHhw&start_radio=1
「鱒」
「タイム セイ トゥ グッドバイ」
考えてみれば、2020~2022年頃ボーイ・ソプラノとしてピークを迎えた少年たちは、思うような活動ができなかったことでしょう。
アントニオ・デ・ラ・トーレは、現在14歳。男声としてどの声になるのか模索中です。もう数年間経たないと決められないのではないかと思います。
ここでは、創唱者のジュディ・ガーランドを除いては、各年代のボーイ・ソプラノのソロでお聴きください。
(創唱者) ジュディ・ガーランド(Judy Garland)
ダニエル・ファーロング(Daniel Furlong)
テイラー・ロシュ(Taylor Roche)
トロイ・シヴァン(Troye Sivan)
マイキー・ロビンソン(Mikey Robinson)
「NEXT TRIP」俳優の南圭介さんが行く南アフリカの旅 TVerで視聴できます。テレビのコーナーに、アドレスを書いています。
南アフリカ編 第2回 ズールー民族と竜の山脈 ドラケンスバーグ少年合唱団の紹介もあります。11:00頃~16:00頃