浅草橋にある佃煮屋の海老の佃煮は絶品で、頭から食べるか尻尾から食べるかで銀座のバーの母娘が言い争っていたが、確かにそれだけの逸品だった。たい焼きを頭から食うか尻尾から食うかといった話や鎌倉の鳩サブレ―でも同じような話があったが、他愛もない自分の好きに食えばいいだけの話だ。しかし、コロッケは小判型がいいか俵型がいいかという話になると話が違い、俵型のコロッケというのはカニコロッケのことなのでわたくしは中身がどろどろしていて気味が悪くほっこりしたジャガイモでないとコロッケとは言えないと断固として会社員時代は同僚と譲らなかった。カニクリームフライとでも名前を変えればいいのであんなものコロッケではない。それからずいぶん経って阿佐ヶ谷駅裏の横町の定食屋で「限定コロッケ」というのが張られていたので頼んでみたら、これが俵型だったので失敗したと思ったが、なんと中身はほくほくジャガイモで、唸るほどうまかった。中身がカニクリームでない俵型コロッケというのもあるのだ。小判型のカニクリームコロッケというのは絶対ないと思うので、見かけはどうあれ中身がほくほくジャガイモであればコロッケはいいのである。
話が海老天からそれたが、わたくしは鎌倉の天ぷら屋には独身の頃から行きつけがあって、ここの海老天は尻尾が平らではなく切込みが入っている。生き海老なので尻尾を切って水分を出さないと油に撥ねるからで、天ぷらもフライも海老は尻尾を見れば冷凍品か生き海老かすぐわかる。子どもは尻尾を食べずに残すのでわたくしは身を娘たちにあげて娘たちから尻尾をもらい熱燗の肴にする。主も知っているのでわたくしには頭も素揚げにして供してくれた。袴揚げとか言っていたような。
ぴのこさん、デッキチェアもあるし、小声で会話ができるコーナーもあったりして、本好きさんは一日楽しめそうですよ♪
今日は地元の鷲羽山を散策。観光客は下の展望台から上へ登らないのでもったいない。ま、お吟さんも当たり前すぎて、これだけの絶景を見になかなか来ないので、もったいない(笑)。
ひと筆に波を描きて宝船 安部元気
おはようございます。
あっと言う間に三が日がすぎ、ご挨拶が遅くなりました。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します♪
お吟さん、高梁市の図書館、素敵なところですね。近くに行ったら是非立ち寄りたいです。
山間の高梁市の図書館を再訪。蔦屋とスタバが入っているので、年中無休の快適空間である。今日は備中松山城へは登らず、明治時代に銅山とその副産物のベンガラで栄えた吹屋の町並を歩いた。15年前に来たときは、↓の明治時代に建てられた小学校の校庭の黒板に、チョークで行事予定が書かれていて、「もう廃校になっているのに演出しすぎじゃない」とお吟さん苦笑いしていたら、遊びに来た子供たちから、まだ現役の小学校であることを聞かされて、胸がじーんとしたのをよく覚えている。さすがにもう廃校となっているが、倒されずに保存されている。プールには氷が張り、風花が舞っていた。
山国の一筋町や薪を割る 小沢政子
院展のあとお茶席へ。茶菓子は、上用饅頭に「巳」の焼印を押したもの。茶花は、一輪の椿「あけぼの」と鶯神楽の冬芽の一枝。棚のしめ飾りがお正月らしい。女優のように長身で綺麗な振袖の子がお運びをしてくれるので、お吟さんは、おじさんのようにその子にばかり目が行って困った(笑)。我らがお茶人が正客を務めたので、声に張りがあり、よく聞こえてわかりやすい初茶の湯となった。
初髪を留めて大きな髪飾 青山うめ
スマホから。何とかハイヒールの青空掲示板には元旦に歳旦三つ物を投句出来たが、こちらで新しいものを読む時間もないから、いつものように、万葉集末尾の目出度い一首をもって新年の御挨拶に。
新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け吉事 大伴家持
今年も宜しくお願いします。
