栄子ちゃん、自分が着ているカーディガンを脱いで、何を思ったか切り刻んでしまった。真正直で遊び心のない姉が叱っているので、「叱らんでよろしい。1歳の赤子が鋏で大切なものを切っても叱る親はいません。鋏を置いた親が悪い」とたしなめた。アイロンは火事になるといけないので3年前に取り上げたが、鋏は栄子ちゃんの大切なおもちゃなので、取り上げるわけにはいかない。カーディガンはアンゴラの軽くてお高いものであったが、もうそんなことは言っておられない。格安店のしまむらで、1480円のカーディガンMサイズをあるだけ買ってきた。
栄子ちゃんの前に置くと、「もったいねえ、こんなええカーディガン、うちゃあ着れん!」とつぶやいていた(笑)。
山の日の凛々として木の実瑠璃 内藤吐天
倉庫カフェに出没。カフェへの田圃道にはコスモスが咲き乱れている。猫髭さんのモカマタリ論をマスターに見せると、にやにやして、コーヒー通でいらっしゃいますね、と嬉しそう。「45%の生クリーム」など何のことか分かりませんでしたが、もう分かりますよ。↓所望したヨーロピアンブレンドに添えられたのは、38%の生クリームなり(笑)。
がちやがちやもかちゃかちゃほどになりにけり 火箱游歩
藤井聡太くんは、お吟さん的には、なんて爽やかに和服を着こなす青年だろうと♪
小筆遊びの日。我らがお茶人から練切をもらう。お弟子さん達の希望で、甘味を極限まで抑えている。甘いものが苦手なお吟さんには有難い。このかたち、なんだか中途半端だなあと思っていたら、楓紅葉のかたちにしようと頑張ったんだけれど、途中で挫折したらしい(笑)。
秋の水長柄の柄杓さしのべて あべはこべ
将棋の第71期王座戦五番勝負第4局で21歳になったばかりの藤井聡太が羽生善治の七冠制覇を越える前人未到史上初の八冠全冠制覇を成し遂げた。わたくしは素人だが素人でもわかる123手目の永瀬拓矢王座の凡ミスでこの一手で積みの予想100%を一気に覆し藤井聡太挑戦者の逆転優勝という偉業を成し遂げた。これでトーナメントを予選から勝ち進む過程は免除される。いやはや後生畏るべし。永瀬拓矢王座の自分がどんな馬鹿な手を打ったのか気付いた後の頭をかきむしる仕種の悲惨さは目を背けるほどだった。勝負というものは一瞬の気のゆるみが命取りになるねえ。
一つ目の信号でかまきりがワイパーのところにいるのに気づく。庭木の下に車を止めているので、夏は百日紅の花、冬は山茶花の花びらまみれで走っているけれど、かまきりとはね。しばらく頑張っていた。よく揺れる電車の車掌さんみたいに踏ん張って(笑)。
ゆさゆさと風に身を漕ぐ蟷螂かな 野村喜舟
