おはようございます(^^)
小筆遊びの日。美魔女さんの句を俳画にしたためたりして。
書家はついこのあいだも、スマホを落して画面を割り、二週間も不自由していたのに、おとついは財布をどこかに忘れ、大騒動したらしい。十年前には床の紙を踏んづけて転んで、腱板断裂の手術もした。ランチに行けば、まずこの人から湯呑を遠ざけ、帰りには、忘れ物がないか指さし確認するお吟さんである。生まれつきなのでしょうがない。夫から車のキーを取り上げられていてもしょうがない。ガタピシいってる机でも見事な楷書を書く人ではある(笑)。
説教の便りや朝顔種入れて 雷淑子
ぴのこさんラスカルさん、ありがとう♪
今日は我らがお茶人の茶室をお借りして、Tさんと着物の受け渡しをした。週末に秋祭りがあるので、床の間の香合は御神輿と洒落ている。
Tさんの娘の嫁ぎ先の姑さんが、茶道で生計を立てている息子のために、わざわざ和裁を習い、長年着物を仕立ててきたそうだ。ところが認知症が進んで、縫いさしの着物二枚を残して縫えなくなったという。
そこでお吟さんがバトンタッチして仕上げてさしあげるわけだけど、、、
お吟さんだって、後期高齢者になれば、「音信不通になればぽっくり逝っているかもしれないので、仕事場を探して、ご自分の着物を見つけて、誰かに仕上げてもらってね」と前置きしなきゃならない(笑)。
みづひきのたたみのつやにうつりけり 室生犀星
「美容院へ行こう」などと言おうものなら、「いいえ行きません。うちゃあ綺麗なもんじゃ」とテコでも動かないので、「栄子ちゃん、ドライブに行こう」と誘って車に乗せる。道々看板を読ませると、漢字もカタカナもまだ達者に読む。30分のドライブなら、2時半には帰れるなと、時間の観念もある。美容院に着いたので、「ちょっと降りて、こんにちはだけ言ってこよう」と言うと、「うちゃあここで待っとります」と。「あらあ、みんなが栄子ちゃんに会いたがってるよ」とおだてるとしぶしぶ降りる。
ドアが開いて、「いらっしゃいませ」と笑顔を向けられたとたん、栄子ちゃんのスイッチが入る。「今日はお世話になります。こんなお婆さんでごめんなさい。百までには死にます」と、笑いまで取っている。「思いっきり短くしてください」「お爺さんみたいになってもいい?」「ぜんぜん大丈夫♪」(笑)。
抱へきし男に似たる捨案山子 水木なまこ
