妙正寺川の水位がかなり上がる大雨のなかを出かけたが、お客の洗濯物をコインランドリーに運んだらいつもは混んでるのにがらがらで「台風のなかコインランドリーに行く馬鹿はいない」とお客に言ったら「あんたがいる」と言われた。
10時まで土砂降りで横殴りの風もあったが、台風の渦巻きに強弱があるらしく昼には小雨になり、しめたとトンカツの「かつ源」に寄ったら、台風なのにお客が列をなしていた。今年一杯で閉店と先週告知されたので台風でも長年の贔屓の客が並ぶという「お客様はありがたいですね」と店員も言っていた。台風だから駅前の千円床屋は空いてるかもとここ二か月満員で入れなかったので帰りに立ち寄ったら二人待ちなのでしめしめとさっぱりとカットしてもらったが、九月から1450円にアップしていた。とはいえ、昔は4750円だったからまだ安いものである。ヘルパーの時給は相変わらず安いがね。
写真は昨日のホウボウの刺身とマグロ納豆。ホウボウは真鯒より旨いなあ。今夜はカマスの塩焼とマゴチの刺身じゃ。
今年から、毎年猛暑か土砂降りかという7,8,9月になるのでしょうかね。いやですねえ。
もう浴衣は終わったかと思っていたら、また一枚頼まれました。「針通りが悪そうなので湯通しに出しました」などと言われたら断れません。無形文化財長板藍染、初山實作とあります。浴衣といえば、屏風畳みにして糊をおいて染料を流し入れる「注染」という手法の大柄のものが多いのですが、これは、長板中形という染め方。江戸小紋と大柄の中間の大きさということですね。6mほどの板に布をおいて、型紙に糊を塗ります。すごいのは、乾いたらひっくり返して裏にも同じ糊をほどこすということ。鮮明に柄が出ます。
江戸時代、華美なものが禁止されて、平民は藍染しか着れなくなったとき、少しでもお洒落をしようと、地味だけど粋な長板中形という染めが考案されたとか。それが今も続いているとは、感慨深いです。今夜のうちに裁断とヘラをしますよ。外は虫しぐれ♪
腹当の紺のゆゆしき菊師かな 野見山朱烏
今朝は最高気温が30℃で最低気温が24℃と二か月以上ぶりに25℃を切って、やっと熱帯夜から解放されるかと思ったが、朝5時に汗びっしょりで目覚めて全部着替えるくらい暑かったので、三階の角部屋では西日が篭って30℃を夜も切ることはないから、全く冬向きの部屋ではあるが、冷房は起きればかける必要はなく、郵便局まで歩いていると風は結構吹いており、
方丈を吹き抜けてはや秋意あり 澤好摩
という感じだったが、社福協から電話があり中野区のお客から明日は台風だから無理しないようにとの電話だった。明日は最高気温26℃、最低気温23℃と雨がちだがやっと秋が来るかと喜んだが台風による低気圧のせいか、なんだ。じゃあ、台風一過でまた真夏に戻るのか、がっかり。雪で自転車が滑るので時間がかかることはあるが台風で休んだことはないので明日は時間通りに行くと伝えたが、今年は「暑さ寒さも彼岸まで」とは行きそうもないないようだ。異常気象と言われて四十年以上経つので異常気象が恒例となる時代がもう来ているというわけだ。
朝晩だけ、ほんの少し涼しくなりました。まばらだった虫の音が、今夜は虫しぐれといった感じです。おもに隣の空き地からですが、お吟宅の雑草園からも。そのために草を生やしております(笑)。
水飲んで轆轤にもどる虫しぐれ 渡辺昭
和裁の集まりの日。猛烈な暑さの中、浴衣に貝ノ口をきりりと結び、仕上がった日本舞踊の衣装をとりにみえました。九月なので、浴衣にも半巾帯にも秋らしい菊の紋様がちらり。元スッチーさんで、現在英会話とジャズダンスを教えていらっしゃいますが、近所の公民館で和裁を習い、浴衣一枚を半年かけて縫っているという愛すべきお方です(笑)。
筧鳴り秋の簾のよき日かげ 富安風生
