遺句集の発送作業をしに倉敷の茶房へ。長老さまはやおら小筆をとりだして墨書されました、さすがですね♪
生薬屋レースの日傘たちどまる 井原愛子
最近の男の俳優はどれもこれも洋菓子のような顔をしていけませんね(笑)。
きのう預かった美魔女さんの絽の長襦袢、波と燕が手描きされています。これは、上に無地の紗のきものを着て、透かせてみせるためのもの。衿と寸法直しをして吊ってみました。生まれ変わったら舞妓さんになりたいと仰る美魔女さんがさぞかしお洒落にコーディネートされることでしょう♪
島上布晒す珊瑚の海に透け 伊舎堂根自子
そう言えば、和服の似合う日本人が少なくなったような気がしますね。毎週昔の時代劇を必ず見ていますが、時代劇のTVや映画が少なくなったのは時代劇の似合う俳優がいなくなったせいもある気がします。みんなアイドルを使うから、韓国は国がバックアップしてるせいかアイドルも汚れ役が出来る演技力を身につけていますが、日本は鬘や和服が着こなせていないうえに演技が幼稚で見てられないので時代劇が減ったのでしょうね。黒澤明も昔のような顔がいないと嘆いていたから。チャンバラごっこで育ったわたくしはチャンバラ映画がない日本映画は味気ないのかも。
雨の倉敷にて煎茶の席を設けてもらいました。生徒が3名だったのが、いつのまにか6名に。お吟さん、煎茶の種まきおばさん化しています。茶房の玄関へ横付けしてあげるからと、雨の日は着物を着ない人まで持ち上げて着せて(笑)。美魔女さんは花桐尽くしの小紋。雨の日用の化繊なれど、優雅なり♪
出囃子にしわぶき一つ夏羽織 伊藤典子
水無月(みなづき)は、和菓子の一つ。京都市の発祥。白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもので、京都では夏越の祓が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習がある。と、ウキペディアに。
我らがお茶人から、作りたての水無月を頂いた。甘いものが苦手なお吟さんには、このぎりぎりまで甘味を抑えたお茶人の和菓子は最高であります。お弟子さんたちの希望でもあるそう。
みなづきの何も描かぬ銀屏風 黒田杏子
