三四六師匠の門下生が着る揃いの浴衣、三・四・六本が散りばめられています。京都の舞妓さんに長唄や三味線のお稽古をつけに行ったとき、この模様の由来を話すと、ひとりの舞妓さんが、「あれえ、うちの浴衣には一本もある、二本もある、どないしよう~」とすっとんきょうな声をあげたそうな。
染め屋さんはきっと、見本を見て、ランダムに何本でも並べたらいいんだと早とちりしたんでしょうね(笑)。
三四六浴衣の依頼がくるたびに思い出します。
待針の玉から玉へ針涼し 山本恭子
今日のお客さん、目高ちらしの絽のお着物に、小川のような水色の半巾帯が小粋でした。ふだん着が和服の言語聴覚士さんなので、備後絣から自然治癒力のお話まで、充実したひとときでした。田植えの柄の浴衣を取りに見えたのですが、今日のバッグが米袋(岡山米と書いてある)に柿しぶ塗ったものでした。最高ですね(笑)。
ほつそりと銀座の猫や夕薄暑 舟まどひ
生身の人間は疲れますね。「お茶漬けでもどうですか?」とお吟さんも帰ろうとしないお客に言いたくなることも(笑)。
配水管に悪さをするから、ひこばえや雑草は抜かなきゃならないんですが、↓けっこう綺麗なんで、抜けない雑草好きのお吟さん。
その先に一軒もなく蛍かな 山本洋子
ここ三週間は休みがなくて、と言っても休日はあるが人と会う約束があり、要するにひとりになる時間がなくなると生来の人嫌いが高じて書き込むコミュニケーションすらなくなるので居留守を使うことになるので、見てはいるが梅雨空のような心持で、やっと明日から二日誰とも会わない休日になるので、ああ、やっと休める。生身の人間は苦手だなあ。(*^▽^*)ゞ。
古いけれど戦後のものと思われる、細身の女物の羽織を、男の子の羽織に直します。コロナ以前は、男の子の羽織は、鷹とか龍とか兜などの絵羽と相場が決まっていたけれどね。自宅でささやかに起業したKさんは、アンティークのこどもの着物の貸衣装屋さん。運転が苦手なKさんの代わりに運転してみえた連れ合いさんが、「妻をどうぞよろしくお願いします」と糸目ですがるようにお吟さんを見つめたので、応援していますよ。この羽織も、節約と勉強になるからと、自分でほどいて折り目を伸ばすよう勧めました。とても素直で一生懸命の若いKさんです。
六月や身をつつみたる草木染 大石佳代子
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