岡山芸術創造劇場、愛称ハレノワが来年オープンとかで、こけら落しの前座みたいな感じで鼓の演奏もあるため、夏着物の直しが多い。↓こちらはご先祖様の袖が長い時代の絽の小紋。袖を切って身頃に継ぎ足します。衿の汚れは見えないところに回します。日の目を見られる古着は幸せです。母が雑巾に縫う絹の着物たちも(笑)。
羅や欲捨ててより生き易き 古賀まり子
検索してみました。橘逸勢の草書も欧陽詢の楷書も、仰る通り、実に涼しげ♪
今日は和裁の集まりの日。Iが、カーテンを浴衣に仕立て直しました。新卒で臨床検査技師をしている22歳からの依頼です。4年間一人暮らしを見守ってくれたカーテンの柄が大好きで、浴衣に縫ってほしいとのことでした。木綿のレースのカーテンは兵児帯とショールになりましたよ(笑)。
押さへてもふくらむ封書風薫る 八染藍子
高校か大学の書道部の教科書だったか定かではありませんがわたくしが18歳か19歳の頃で、その表紙が橘逸勢(たちばな の はやなり)の『伊都内親王願文』(いとないしんのうがんもん)で、そのあまりの美しさに雷に打たれたような衝撃を受けました。願文は漢文の行草で書かれているので意味など十代の素人にわかるわけがないのですが、その一字一字の字の形の魂を鷲掴みにされるような吸引力に惹かれたのでしょう。
平凡社から1954年から1968年にかけて書道全集が全26巻+別巻2冊 刊行され始めて、多分母が書が好きなのでわたくしに買い与えたのか自分が母のために買っていたのか記憶が定かではないのですが、中国の書にはない美しさが橘逸勢の書にはありました。津波にまかれたのか、いずれにしてもぴのこさんの欧陽詢で遠い記憶が蘇りました。
写真は篝火草。文字通り雨でも燃えるような深紅の花。炎帝の娘は松明草ともいうとか言っていましたが、どう見ても篝火。松明だとトーチ・ソングというジャズでは失恋の歌を言うので悲しい火になる。
倉庫カフェに出没。修理に出していた帆船が戻っていた。マスターのバレー選手時代の後輩がつくったものだそうで、とても精密。写真を撮っていたら、「それは後ろ側です」と(笑)。
金星一つ夕焼美しきときも過ぎ 森澄雄
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