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トマト洗ひ光の雫弾けけり

おはようございます。
澤好摩さんが亡くなられたと知り、びっくりしています。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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絣縫ふ汗のかひなを洗つては

猫髭さんも愛弟子をさみさんも、それなりにお元気なご様子でよございました。暑いのは、ほんと身体にこたえます。
梅雨というより熱帯雨林ですよね、昨今の日本は。久留米絣が仕上がってうっとり見ていたら、久留米がたいへんな水害で、暗澹たる気持ちになります。人類は快適に暮らそうと物を造りすぎて、快適であるはずの地球をじわじわと不快なものに変えています。

泥鰌鍋のれんも白に替りけり   大野林火

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水飲んですぐ汗になる猛暑かな

今日はこの夏一番の暑さで朝から35℃近くあり夕方になっても熱したアスファルトから立ち上がる地熱で歩いているだけで汗だくとなり百円自動販売機で最近お気に入りの「塩と夏みかん」「白桃と黄桃」を飲むそばから汗になるので参った。

土曜日は俳句弟子のをさみさんと井草八幡裏の善福寺公園を吟行したが、蒸し蒸しして晴れているのに雨も振り出す狐の嫁入りだしでわたくしは前期高齢者でをさみさんは後期高齢者で、彼女はこの前声が出なくなったので耳鼻科に行ったら、コロナでもインフルエンザでもなくて風邪をこじらせたのだろうと抗生物質が出たので飲んだら強すぎたのか一週間寝たきりになってなぜ国がわざわざ後期高齢者を設定したのかわかったと、回復したばかりで、やっと横須賀の実家で倒れる前の5月14日(日)母の日に詠んだ句を一句持って来ただけで、吟行はへろへろで水分補給に余念がなかった。わたくしは行きがけに財布が見当たらなくて(最近、買ったら商品忘れたり、財布忘れたりが多い)かなり遅刻したので、

  黒南風にあふられあがる黒揚羽
  初蝉の遅野井川から湧きにけり
  かんばせのあしきあぢさゐ天気雨

ぐらいで雨粒が大きくなったので病み上がりのをさみさんも心配だし切り上げて蕎麦屋に向かった。をさみさんの持って来た句は、

  オーソレミオ海辺で唄う母の日に

だったので

  母の日の海辺で歌ふオー・ソレ・ミオ

に順番を変えた。驚いたのはをさみさんが亡き御主人の生前の写真とこれまでの俳句を色紙に書いて並べてアルバムにして来たことで俳句はうまくはないが心がこもっていて親族に見せたらみな感動して褒めてくれたので「聖教新聞」に投稿すると頑張っていたことで、介護施設の料理係として働いて、老後を明るく朗らかにひとりで暮す自信がついたことで、白頭さん(わたくしの猫髭の前の俳号)のお蔭ですとお礼まで言われた。猫髭を名乗るとインターネットで検索してびっくりするといけないので白頭を名乗っている。同人代表をやってくれだのカルチャー教室をやってくれだのは全部断っているが(わたくしのガラではない)、をさみさんは御主人をわたくしが介護して余命が四年伸びたので彼女の献身を知っているので断れなかったのだ。仮名の習字を習ってもっと俳句の揮毫を奇麗にしたいと八十近いのに頑張っている。

七十五から八十にかけて、体力がびっくりするほど落ちたと彼女も言っていたが、わたくしも七夕の朝、得難い友人を失っている。七年前の平成28年の夏にわたくしは唯一の竹馬の友を亡くして、以来もう何も言わなくても心が通う友人に出会うことはないと思ったが、そのひとはわたくしを得難い友人だと言ってくれた。6月5日に酒を酌み交わしたばかりだったのにその一ヶ月後に訃報を聞くとは思いもよらなかった。小学生の頃、父が家の周りを五月蠅くがなる選挙カーを聞いて冗談で「俺も立候補するか」と言ったときにわたくしは絶対やめてくれと泣いて頼んだ。わたくしが人前で(家族の前でだが)泣いた唯一の涙で、母もお前は泣いたことがなかったと言っていた。古稀を過ぎているのにわたくしが人前で泣いたのはこれが初めてで自分でもなぜ涙が出るのかわからなかった。

P.S.2023年7月10日(月)19時0分 読売新聞
俳人の澤好摩(さわ・こうま、本名・澤孝=さわ・たかし)さんが7日、脳挫傷で死去した。79歳だった。告別式は近親者で行った。

 東京都生まれ。高柳重信に師事し、雑誌「俳句研究」編集に携わる。1991年に俳誌「円錐」を創刊、編集発行人。2014年、芸術選奨文部科学大臣賞。句集に「光源」「返照」など。5日に旅行先の山形県米沢市で転倒し、入院していた。

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手のひらは小さな器清水汲む

おはようございます。
お吟さん、よかったですね!(^^)

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古き良き器あれこれ夏料理

古民家にて遺句集出版のお祝い会あり。鯛の刺身を食べていると、蟹と小魚にかたどった人参に気づく。海藻を閉じ込めたゼリーは磯なり♪
一人ずつ感想を述べるとき、「縁のある方々だけに配った遺句集ですが、たとえばですよ、たとえばですから、笑わないでください。将来この中のどなたかが、角川俳句賞に応募して賞をとったり、句集を出して読売文学賞をもらったりした場合、師系は誰?ってことになり、三上先生が注目を浴びる時代が来るかもしれません。俳論もたくさん載せているこの遺句集は、三上史郎を知るかけがえのない一冊になるでしょう。現に、猫髭というお方がこんな文章を寄せてくれています」とプリントしたものを渡しました。「遠くの土地で小さな芽がめばえた感じね」と拍手喝采もらったなり♪

捩花をきりりと絞り雨あがる   浅田光喜

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硝子器のサラダの上にさくらんぼ

おはようございます(^^)

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藍浴衣ガラス囲ひの洋菓子屋

小筆遊びの日。毎月五句見せてくれる美魔女さんが、ずっと続けてくれますようにと、俳画にしちゃいます(笑)。
肩の力のぬけた句が詠めるようになりましたよ♪

青丹よししろき団扇も奈良団扇   来山

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顔よりも大き綿菓子浴衣の子

おはようございます(^^)

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よき仕事してゐる白や藍浴衣

ぴのこさん、日本の民族衣装を普段に着てくれるお客さん達に頭が下がります。お吟さんはもんぺで精一杯もてなします(笑)。

今日は久留米絣にかかっています。備後絣、作州絣、播州織、阿波しじら、伊勢木綿、会津木綿、片貝木綿など仕立ててきましたが、どれもきめの細かい日本女性の肌にしっくりくる、いとおしい布達です。

脇役に徹しすがしき単足袋   江隈順子

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ゴム紐のまだ真白なる夏帽子

おはようございます(^^)

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