何百枚と七五三の着物に関わってきたお吟さんですが、我が子供たちには七五三をしていないので、猫髭さんのお話に大うけしております。芋茎っていうもの、食べた覚えがないので、一度食べてみたいなあ。
今日は三人もお客さんがみえて、三人とも反物を衝動買いしてしまったと苦笑するので、「好きなものを身に着けるのは、着る薬だそうよ♪」と励ましてあげました。お吟さんの仕事は、「衝動買いの尻拭い屋」とも言えます(笑)。
高くゆく雲と一日秋のセル 百合山羽公
子どもの頃の記憶だが七五三の写真を見ると仏頂面をしている。わたくしは子どもの頃から着飾って特別なことをするのが嫌いだったらしい。千歳飴は魅力的だと思うだろうが、あれは長くて舐めていると撓むので元の方が持つ手の手垢だらけで汚くて実に食い辛いものだという印象しかなかった。したがって、子どもにも晴れ着を着せてというのは自分が嫌いだったから嫌いで、妻も子どもに無理強いして着せるのが嫌いで七五三の写真も厭だったが、田舎の母が泣いて頼んで金まで送ってきたので仕方がないので写真屋へ行って撮ってきたが、娘も実に厭そうな顔で写っていたので我が家はこういう親の都合で子どもに無理強いする儀式は嫌っていた。めかしこまずに自然に子どもらしく育てばいいのである。次女は天真爛漫に育ったので七五三はしていない。長女にはかわいそうなことをした。着せ替え人形なども買い与えなかったので着せ替えの実技試験が出た横浜のキリスト教の小学校の試験は落ちたが、人形そっちのけで蛙の折り紙でぴょんぴょん遊んでいた長女は鎌倉の付属小学校では何列の何番までというくじ引きで選ばれた列のどん尻にいたので辛くも合格したが、運が強いというか次女も同じように何番までという選ばれ方で合格し、長女は高校は外国の大使館の子女が通う有名校(日吉にあったが入学式に一度だけ付き添いで行ったら汚いぼろぼろの校舎だった)に合格して学校始まって以来の成績を上げて東大間違いなしと期待されたが、カソリックだったので東大を蹴って上智大学に行ったので学校側は残念がっていたが、わたくしはイタリア文学者の須賀敦子が先生でいる上智大学を選んで良かったと思っていた。娘が東大出なんてぞっとする。わたくしは勉強嫌いだったので競争率0.8倍の受ければ誰でも入れる國學院の哲学科に入ったが(それも補欠合格という前代未聞の受かり方)、文学者の吉田健一や中野好之といった素晴らしい先生に出会えて、途中で実家が倒産の危機で田舎へ帰ってしまったが、事情が事情だし卒論が良ければそれで合格という便宜を図ってくれたので無事卒業生となっていたのを後で知った(従姉が母に頼まれて卒業証書を取りに行ったらしい)。どうも我が家は土壇場で何とかなるさという巡り会わせらしい。(*^▽^*)ゞ。
今日は帰りに「地産マルシェ」の前を通ったら紅芋茎(芋がらの生)が二束180円だったのと包丁切り無塩うどんが半額だったので買って来て、芋茎の皮を剥き、酢を落としたお湯で灰汁を取り、早速味噌汁にしたが、子どもの頃から母の芋がらの味噌汁が好きで懐かしい素朴な味わいがとてもいい。三日間食い続けた茸汁も最後にうどんを入れて茸うどんを作り、柚子七味を振って食べたが、いやうまいのなんの(写真)。明日は芋茎の胡麻酢和えと鶏の腿肉と芋茎の煮込みと芋茎の味噌汁と芋茎尽しを堪能しよう。(*^▽^*)ゞ。
ぴのこさん、俎板にのせたままというのが泣けますね。お母さんの怪我をきっかけに気持ちが外へ向くとよいですね。
もうすぐ立冬、七五三の揚げをしています。レンタルが多いのでしょうが、親の四つ身があれば勿体ないと持ってこられます。ときにはお祖母ちゃんの四つ身もありますよ。一度だけ、ひいばあちゃんの着物もありましたよ♪
千歳飴橋が長くて泣きにけり 細川加賀
おはようございます😃
撫子さん、有難うございます。
昨日、左手にかなりの火傷をした友人が、引きこもりがちの20代の息子が、車を運転して病院まで連れて行ってくれて、帰宅して柿を剥いてくれたとメールしてくれました。不揃いでまな板にのせたまま、皿にも入れてくれなかったけど、美味しかったと。友人の気持ちが伝わってきて私まで涙でした。
我らがお茶人が亭主をつとめる茶会へ行ってきました。↓愛弟子さんのお点前と紫の着物姿の美しいこと。茶花は紅葉の伊予水木と初嵐という初冬の椿。茶菓子は菊を模った上用饅頭。住宅の西洋化と人々の肥満化で正座ができない人が増えたので、立礼という、椅子に座るかたちのお茶会でした。何時間正座しても痺れの切れないお吟さんとしては、畳の間に椅子を置くことに抵抗が。。。
無一物てふ軸掲げ風炉名残 今泉貞鳳
あらら、猫髭さんを飛び越しちゃった。三姉妹さんとのご縁、しかもお一人は俳人とか。俳句モードになれるお散歩でよかったですね♪
釣瓶落しの夕闇の中を隣の練馬区の仕事を終えて帰宅時なじみの八百屋に寄ると熟柿を六個とカリフラワーとブロッコリーのサラダを合わせて買ったら月曜と木曜は必ず買っているので五百円に負けてくれた。嬉ぴ~♪
今日は午前中新しいお客の車椅子介助で、善福寺川を吟ぶら。仕事なのになぜ「吟ぶら」が入るかというとお客が俳人だからで、荒川区の俳句会に投稿していたので、「街の雨鴬餅がもう出たか 富安風生」とか「神田川祭の中を流れけり 久保田万太郎」といった句がわかるお客というのは初めてで、つい二時間のところを三時間近く、顔見知りの障害者たちとも半年ぶりで再会を喜んで紹介しあったりで時間を越えてしまったが、実は善福寺川を七年間歩行困難な老女が和田堀公園を一周出来るまでに車椅子介助をした老女の彼女はお姉さんなのである。三人姉妹の長女で次女をわたくしが歩行介助して、半年前に病院の誤診で亡くなってしまったが、三女がどうしても心臓バイパス手術をした長女の車椅子介助もわたくしに頼みたいという依頼で引き受けたのである。幸い今日は快晴で23℃と暖かく、次女が好んだ道をトレースして妹さんの好きな水鳥や思い出を話しながらの時間だったので、荒川区にはこういう自然がなかったのでとても喜んでいました。脳梗塞で倒れたことがあり右半身に麻痺が残っていますが、気づいたのはずっとあとでよく転ぶようになってから異常に気付いたそうで、左側の硬膜下血腫だったのかも知れません。もっと早く気づいていれば後遺症は残らなかったかも。脳溢血は人前で倒れると通報が速いので命を落とすことはありませんが、頭部を強く打った場合はMRIを撮って出血の有無を調べた方が安心です。
以下猫の吟ぶら句。
団栗や凸凹跳ねる車椅子
櫨紅葉みづかげろふの光過ぐ
ゆり黄葉壊るゝほどに握りしめ *ゆりの木(半纏の木)
ゆり黄葉瀬を落ち潜り出でにけり
写真は和田堀公園の櫨紅葉と水陽炎。と言っても水陽炎はスマホでは撮れないので光の濃淡だけですが。
