仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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仙台天文同好会 ホームページ
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最近太平洋高気圧の張り出しで惑星をみると揺らぎ(シーイング)が少なくなっています。早速土星の観測撮影をしました。最良のコマだけを集めましたが,それでも土星本体の縞模様の描写は難しいです。環が衝効果で明るく見えます。
データ
2023/08/25 1:18 C11 280㎜ f280㎜ ×2バロー カメラASI290MC ソフトFC+ AS3+Reji6+ SI9処理 仙台市泉区にて
まだ撮影したコマを全部チェックが終わってませんが,取り敢えず,明るい流星の一部をご覧下さい。
観測場所は,山形県鶴岡市の月山麓,湯殿山スキー場隣のキャンプ場駐車場でした。
薄雲が観測始めは3割ほどでしたが,だんだん雲が増えてきて,夜明け前は6割以上となりました。
流星数は極大後の夜でしたがかなり多く眼視HRでは20を超えるような時間もありました。
先ずは1枚ご覧下さい。
データ
2023/08/13-14 22:23:44~(30秒露出)ニコンZ6HKIR改 14-24f2.8(開放) ISO3200 自動追尾 山形県鶴岡市にて
ペルセウス座流星群の放射点(輻射点)付近の流星
85㎜中望遠レンズで捕らえた推定光度4等以上と思われる流星の写真です。約1時間分の比較明合成にしました。
データ
2023/08/13-14 23:08~0:59 (111分間21コマ)ニコンD750 シグマ85㎜f1.4(f2)30秒露出 ISO2000 自動追尾 山形県鶴岡市にて 流星の推定光度は4等~1等
昨日の同好会例会の夜に恒例の天文台玄関前での観望会を行いました。薄明時間から上限の月が好条件で見えて沢山のお客さんに楽しんでいただきました。今回の機材はVISAC 20cmでの眼視、FOA-60でのスマホ撮影体験、SHARPSTAR 61mmでの電子観望、国立天文台の初心者向け望遠鏡KITでの眼視(https://www.nao.ac.jp/study/naoj-tel-kit/)とバラエティに富んだ体制です。
掲載した写真は一緒に観望会を行っていたスタッフサポーターのYoshiさんが自前のスマホでFOA-60を使って撮影してもらったものです。スマホとは思えない素晴らしい写りなので掲載させてもらいました。
2023/08/24 18h59m(UT+9h)
FS-152(D:152mm Fl:1216mm) + EM-400 + Canon EOS R
ISO:100, Dur: 1/60s
※ 画像を使って個人の研究に使うことは妨げません。しかしその結果を事前に画像撮影者に断りもなく
広く公開することは厳にお控えください。
2023/08/25 18h51m(UT+9h)
FC-76(D:76mm Fl:600mm) + EM-400 + Canon EOS 70D
ISO:100, Dur: 1/60s
SL写真撮影に使っている70Dも載せました。7Dもありますが、しばらくは70Dで。
この後FC-76の画像も紹介します
2023/08/25 18h37m(UT+9h)
FS-152(D:152mm Fl:1216mm) + EM-400 + Canon EOS R
ISO:100, Dur: 1/80s
2023/08/22 仙台市天文台主催 伝統的七夕星空観察会への協力で大倉ふるさとセンターへ9名が集まりました。気温26度,無風,曇りの空でしたが,ときどき雲のすき間から顔を出す月や星に歓声を上げ,もてなすはずの同好会諸氏が楽しんでいました。参加者2組数名の皆さんは,この曇天でベガ号周囲ですごしていましたので,同好会の用意した晴天待ちの望遠鏡群は場を盛り上げるセットになってしまいましたが,それでも望遠鏡談義に花が咲き,いかようにも時間を生かせるメンバーです。今回は残念ながら晴れませんでしたが,来年の晴天を祈り終了時間となりました。ご協力いただいた皆様ありがとうございます。