仙台天文同好会は、仙台市天文台で毎月1回土曜日の午前中に例会を開催してその日の夜に一般向けの観望会を開催している他、会誌「星座」の発行(偶数月)や会員向けの観望会、合宿などの活動を行っています。
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一か月半ぶりに月を撮影しました。夏休み期間ドームから外して鬼首に2回出動しました。
ようやく元の場所に鎮座させました
2023/08/20 18h25m(UT+9h)
FS-152(D:152mm Fl:1216mm) + EM-400 + Canon EOS R
ISO:100, Dur: 1/30s
画像は8月12/13日の観測で写った一番明るかったペルセウス群流星です。
この日はほとんどベタ曇りで待機が長く続いたのですが、3時頃から急速に
晴れ間が広がり、何とか観測できました。
この火球が出たときはまだ雲が多く、出現は雲の中でした。2時42分45s±3s
にうお座の西のうおあたりに出現し、近くの木星も雲の中でほとんど見えな
かったことから-6等くらいはあったと思われます。
晴れ間が広がった2時55分から40分間にペルセ群は16個見られ、短い時間で
はありましたが、極大前夜らしい、見応えのある出現でした。この火球以外
に-3等のものが1個写っています。
<撮影データ>
「雲の中の火球」2023年8月13日 2h42m30s~
EOS6Dmark2+SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM (f=20mm)→3.5
ISO5000 29s 固定撮影 撮影地 宮城蔵王
雲の中でもシャッターを切り火球を撮影,さすがだと思いました。
No.427,428で火球の経路を求めていますが,同様のことができます。
雲の中の火球を撮影したら,カメラを動かさず星を撮影します。
星は名前のわかる星が3個写っていることと,時刻を記録していれば使えます。
これらのデータがそろっていると,画像の位置(ピクセル)から赤経・赤緯や方位・高度が分かるので,他地点の観測と組み合わせて流星の経路が求まります。
画像は8月13/14日の観測で写った明るいペルセウス群流星です。
1h41m23s±3sに北極星近くのCas北部に出現し、光度は-5等で永続痕を残
しました。殿村さんが撮影されたものと同一です。
一時的に雲が多くなった時間帯がありましたが、晴れベースの天気が続き、
2時台にはHR=40程度の出現が見られました。雲が多そうな蔵王を見限って
月山まで遠征して正解でした。
<撮影データ>
「ペルセ群の火球」2023年8月14日 1h41m00s~
EOS6Dmark2+SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM (f=24mm)→3.5
ISO3200 59s 固定撮影 撮影地 月山
佐藤孝さんとtonoさんの画像から経路を求めてみました。
観測地は地名から推定して計算したので精度はあまりありません。
秋田,山形は晴天に恵まれよかったですね。
出現した後4分ほど永続痕が写りました。
秋田県由利本荘市にて撮影。
Canon EOS Ra + EF15mm f:2.8 Dur:28s ISO:6400
永続痕は、返信で紹介します
2時半から4時まで晴れ15個の流星を撮影することができました。
火球は2:42:42
長い流星は3:59:28
でした。