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映画と現実

予備知識なく観たので、ずれているかもしれませんが、私が映画を観て想像したこと。
映画なら、フィクションなら、行方不明の娘はラストには見つかり、転落した車は奇跡的に無事で、登場人物は命を落とすことはなく、旅人は次の目的地にたどり着くだろう、と予想しながら映画を観ていたでしょう。あるいは、1回目の地雷が爆発した後に、ああ、きっと次も爆発するだろうと予想したでしょう。
だって、途中ガソリンは何とか手に入り、川を渡るのは無理かと思われたが引き返してきて引っ張ってくれたし、空回りするタイヤは何とか穴から抜け出すことができたから、ピンチになっても切り抜けられるだろうと、映画だからあっと驚く展開が待っているだろうと。
でも、車は転落し、地雷は爆発する。人は死ぬ。奇跡は起きない。ある意味あっと驚く展開。
レイブを巡るノマドの彼らと住む土地を奪われ安息の地を求める難民、神に祈りをささげる信徒と薬物によって現実逃避する映画の登場人物、どちらも戦争の犠牲になる。
奇跡は起きるんでしょ、と思わせておいて起きない。音楽に気を取られて戦争が起きていること忘れてたでしょ、だから地獄だってタイトルにあるでしょ、そう言われているようにラストでは感じた。

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音楽

レイブカルチャーを知らずに見ました。ストーリーは衝撃と唖然と虚無で全然消化できませんが、音楽はかなり惹かれました。サントラ聴いてますし、映像がレイブの魅力を言葉を使わずに伝えてくれた気がしています。

内容についての深い考察では全くないのですが、話す場所がないのでここに書き込ませてください。

ルイスだけが地雷原を渡り切った後、残る3人を待つ間、
「チュルルルルルルルン」...(長い間)...「チュルルルルルルルン」...(長い間)....「チュルルルルルルルン」
って音楽流れるあのシーン、あまりにシュールすぎませんでしたか?宇宙人が空から降りてくる効果音っぽすぎて、なんかそういう新たな展開があるのかと期待しちゃいました(逃避思考)。

衝撃と唖然で悲しいという気持ちすら置いてけぼりにされるぐらい困惑しながら見終わった映画なのに、このシーンだけは思い出すとそのシュールさにちょっとニヤッとしてしまうし、サントラでもこの曲はお気に入りです。
レイブミュージックの知識のない者の感想ですみません...。

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音楽は私にとって親縁者との縁を切った現実逃避で、人生もいつ終えてもいいと思っている生活なのでこの映画はその時が来るまでこのまま生きていていいんだという救いでした

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分かる方いれば教えて下さい

エステバンが崖から落ちた後しばらくして、ルイス以外のメンバーが集まって「(ルイスに)誰が言う?」と言うシーン、女性が遠くにいるルイスに「地獄はこれからよ」と言うシーンがあったと思うのですが、これは何のことを指していたのでしょうか?エステバンの遺体を見たことですか?

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前者は遺体を見たこと、エステバンが確実に亡くなってしまったことを誰がルイスに伝えるか?というシーン
後者は砂漠から帰還したあと始まるルイスのメンタルケアについてじゃないでしょうか

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ラストまさかの展開

てっきり息子を失った父が音楽で癒されるはなしかと思っておりましたら、想像もしてなかった地雷の音に声出そうになりました。怖

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一見力強く見えても

人生って怖いほどの呆気なさが無邪気に起こったりするものだったよなぁそういえば

なんてことを思いました

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観た人と話したいけど観て!って勧められない

観終わったあとXで「シラート 最悪」と検索してしまった 最悪に面白くないってことではなくて…最悪の気持ちになったから…映画体験としては凄絶だったけど…気持ちは…最悪

この映画ってどこに向かうの?って思い始めたときにエステバンがああなってしまって本当に唖然とした

ところで、ルイスとエステバンの関係は良好に見えたから、なんで娘がいなくなったのかが観賞後もしばらく自分には全然わからず
レイブファンたちが娘の写真をみたとき、悲しい目をしてる~とか、なんで“逃げた”のとか言ってはいたけど いやそれってあなたの感想ですよねとしか思ってなかったんだけど
崖から離れろ、車の中に入ってろ、とルイスがエステバンを守るためによかれと思って指示して安全な場所に隔離させたつもりが、ああなった
ということが、ルイスと娘の関係も示唆してるのではないか
と思ったとき、
エステバンのあの事故も、単にルイスを地獄に落とすための要素ではなく…そういう、「親子の物語」としての含意もあるんだね と…なんというか…守ろうとしすぎて裏目に出て手からこぼれ落ちていったというか…

いや…わからない…
そう思うことで、「あまりに容赦ない現実」的な描写という苦しみから少しでも遠ざかりたい(物語だと安心したい)だけのこじつけなのかもしれない…

ややあって この映画ってどこに向かうの?とまた思い始めた頃に地雷がああなって、ほんとに、もう
も~

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エステバンのTシャツは…?

オリベル・ラシェ監督のインタビューにおいて、「エステバンの日本語のTシャツはどのように選ばれたのですか?」という質問があったのですが、実際には衣装を手掛けたナディア・アシミさん(オリベル・ラシェ監督作ではこれまで『Mimosas(原題)』(2016)、『ファイアー・ウィル・カム』(2019)の衣装を担当)のセレクトだったそうで監督に特別な意図はなかったようです。ですが、「偶然にも彼のTシャツを通して、日本との繋がりが生まれたことは非常に嬉しいことです」と監督は仰っていました。

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天国と地獄の間の橋? 渡りきったそこ、天国なの?

予告の煽りが気になって見に行ったけど、救いがなかったかなぁと。
ただ、観終わっても色々と引っかかることがあり心に残るイヤな作品w。
自分の好みの作品ではないはずなのに、オススメしないよ~!、と変な宣伝をしたくなる。

改めて予告編見て、あ~ココ!とか。何度もヒリヒリしますね!
最後、列車はどこへ向かっていくんでしょう。そしてルイスはもう一度…?

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言語化するのが大変だったけどやってみた!

公式の掲示板ですが、あえて率直な感想を

なんだこの胸糞展開…
なんか音楽はずっとかっこいいけど、結局いい奴らがみんな死んじまったじゃねーか!馬鹿か!
とうっぷんを感じたものの、なぜかそれだけじゃない何かを感じて色々調べていたら、なんかもう一回みたいかも…となった不思議な映画、それが「Sirat」だった。

父=ルイスはレイブのことは自分には理解できないと言っており、これが娘が出て行った原因だろうと思われる。理解できない世界にいった娘を自分の住む常識の世界に連れ戻そうとしているのだ

これは主人公が自身の価値観や執着といった「常識の布」みたいなものを一枚ずつ脱いでいき、ついには天国へと到達する話なのではないか
(詳細はNoteに書きました)

こんな感想に至りました。
そんな感想になるなんて自分でも想像してなかった。
価値観の転換が起こるような作品にあえて良かったです。

レイブやテクノが好きなんだけどそれって「祈り」だったのかも…と

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