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おへそを高く

短距離走の練習。コーチは選手にこう声をかけていきます。

OJACでは『これがいいフォームです』とは教えません。
ケガをしないように、安全に走るために大切なことを教えます。それは、重心の高い走りです。

トラックに立つ選手たちの耳には『ジュウシン』という言葉は届いても、それが『重心』のことだとはすぐには分からないでしょうし、よしんば分かったとしても、重心は目に見えないのでどうすればいいか判断は難しいに違いありません。

コーチは言葉を続けます。

重心の高い走りをするためには、おへそを上げることです。

おへそを高く上げるために走る前の動きづくりをしているのがこの写真です。重心の高さを体感できるように。

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1/7に練習を

OJACの練習を1/7(土)に行います。小学3年から6年が対象です。9:00〜11:00 神崎山陸上競技場にて。予約不要。300円を集めます。お好きな服と靴でどうぞ。ご質問はメールでojac@goo.jpにお寄せください。短距離走・走り幅跳び・ハードル走をいくつでも選んで練習できます。

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課題を言葉にすると

12/17。走り幅跳びの練習。走り幅跳びは助走→踏み切り→空中姿勢→着地の場面がありますが、小学生は同時に4つの動きを意識することはまだ難しい。
そこで、その選手の課題を1つずつ確認していきます。
まず跳ぶ。
そして良かった点とうまくいかなかった点を言葉にしていくのです。

今のはまっすぐな助走ができたね

勢いある踏み切りだった

跳ぶときの視線がななめ上でよかった

空中で両腕が振れていたね

着地がそろっていたのがよかった

コーチから選手に言えば、それはコーチからのメッセージになります。選手自身が言えば、それは自分から自分へのメッセージとなります。

ある選手。
踏み切りがうまくいかない。戸惑いがあったので様子を尋ねてみると・・学校の体育の授業で跳び箱をやっているところ。それで判明しました。

跳び箱は両足踏み切り
走り幅跳びは片足踏み切り

戸惑いの理由はどうやらその違いにあったようです。「跳び箱と違って、走り幅跳びは片足で踏み切るのです」とアドバイスするとすぐにうまくいきました。

困った時は、言葉にすると解決の糸口が見えてきます。

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自分から質問をしてみると

12/17の練習。「ハードル走の練習をしたいです」と希望した選手。まず4台のハードルを跳んでもらい、私はすぐ横のレーンを並走してフォームを観察しました。
40m。それを2本。
私は助走と視線についてアドバイスしましたが、フォームについては何も言いませんでした。
しばらく考えていたその選手は、意を決したように私にこう質問をしました。

脚は伸ばした方がいいのですか?

ハードルの振り上げ脚のことを尋ねたのです。これを待っていました。小学生が自分から質問をするのは勇気がいることだと思いますが、その方が効果的なアドバイスが受けられるからです。なぜなら、コーチが「こういうふうに跳びましょう」と選手みんなに言う時、それは一般的な助言に留まります。でも、個人的に質問をすると、コーチはその選手の成長段階に応じたアドバイスをするからです(すべからくコーチという人種は『そうしたい』のです)

今はまだ振り上げ脚を伸ばそうという意識はしなくていい。ハードルに脚をぶつけてしまうから。今は、上へ飛ぼう、ではなくヒョイとまたぎ越そうという感じでやろう。

私のアドバイスを彼女は目を見て聞いています。

練習しているうちにだんだん脚が伸びるようになるから

この言葉に納得してくれたでしょうか。
ハードルを始めて今日で2回目の練習。しかも冬。今はまだハードルのフォームよりもリズムと視線を整える段階です。

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ということにして考える

ある会社員。
趣味で絵を描いていましたが、どうしても個展を開いて自分の作品を発表したいとの思いが募った。絵を専門に習ったわけでもない自分が果たして絵の個展などできるのか。不安だったが、彼はこう考えることにしたそうです。
『私は画家だということにして』考えよう。
毎朝4時に起き、仕事前に絵を描いて、やがて個展を開催。70作品を完売したそうです。

小学生の皆さんも、競技場にいる間は自分のことを『日本一を目指している陸上選手だということにして』練習してみれば、新しい自信が芽生えてくるかもしれません。

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